BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

工夫を極めた『かわるビジネスリュックmini』と『キャッシュレス財布』と『旅ストラップ』

miniというほど小さくないが、必要十分のボディサイズに引き締まった

『ひらくPCバッグ』『薄い財布』など、工夫に工夫を重ねた商品で、数々のヒット作を生み出しているバリューイノベーションから、3つの新製品が発表された。

一番、大きな商品は『かわるビジネスリュック』の小型版『かわるビジネスリュックmini』

『かわるビジネスリュック』の『スーパーコンシュマー』はブロガーのコグレ( @kogure )さんだが、今回はその小型版である『かわるビジネスリュックmini』。

ただし、元の完成度が高かっただけで、単なる小型版というわけにはいかず、開発は難航したとのこと。

かわるビジネスリュック開発ストーリー
http://srcr.jp/021/

この記事によると、なんと開発は前モデルが発表されて1年後の2017年から始まっている。だが、小型化するともともとあったデザインが使えず、デザインを変えると元の良さがなくなる……ということで、上の記事を読むと、実に数多くの試作品を作った上で、このカタチに辿り着いていることがわかる。

たしかに、最初のかわるビジネスリュックは大き過ぎて、持て余すことも多かった。そこはコグレさんの望んだことだと思うが、私も多くのユーザーさんも「もう少し小さい方が……」という思いはあった。

しかし、小さくするともともとの『何でも入る!』という収容力が損なわれてしまうし、またコアポケットの開口部が小さくなってアクセスが悪くなるというような問題もある。実際問題、見方によってはあまり小さくなっていないようにも見える。

が、横から見ると、ボリューム感は確実にかなり小さくなっていることが分かる。

実物を目にした感想としては、『miniになった』というよりは、『引き締まった』という感じ。

スタンダードモデルのちょっと持て余す感じより、引き締まって使い勝手にフィットしたように思う。

ただし、唯一の問題は十分にこだわったモデルで、ある意味大きい方よりも製造工程が複雑になってしまったために値上がりしてしまっていることだろう。スタンダードのかわるビジネスリュックが1万9950円(税込)だったのに、対して、かわるビジネスリュックminiは2万2800円(税別)となっている。

写真のグレーの他にブラックがある。

アレもコレもいっぱい入る!

ただ、値段が上がった分、細部まで妥協のない仕上がりになっている。

miniとはいえ、メインコンパートメントは十分な容量。

後ろのパソコン収納スぺースにはMacBook Pro 13インチ(ギリギリ16インチまで入る)、背面のサイドポケットにはiPad Air 4(もちろんPro 11インチも入る)、上部ポケットにはiPad miniやiPhoneが入る。

この商品の一番のキモであるコアポケットはサイドからではなく、横から上へ中央部が二つに割れるように開くようになった。

サイズは長めのレンズを付けた一眼レフがすっぽり収まるサイズ。けっこう広々としている。

かわるビジネスリュックmini
https://superclassic.jp/?pid=110701

現金を使わない時代のキャッシュレス財布

続いてはaburAsusブランドで発売される。財布。

その名も『キャッシュレス財布』。

財布なのにキャッシュレスとはこれいかに……? と思うのだが、この財布はキャッシュレスをメインに使う人のための財布なのだそうだ。

『薄い財布』『小さい財布』など、数々の機能性を突き詰めた財布を大ヒット商品として育て上げてきたabrAsusの今回のテーマは『キャッシュレス時代の財布とは?』。

代表の南さんは、極限まで要素を切り詰める人だが、最近はスマホで支払いをしてしまうということが多いのそうだ。

たしかに、iDや、QUICPay、Suica、PASMO、Paypay……などの機能を集約しているiPhoneを持っているのに、その上に財布をも持たねばならないのはおかしい。

しかし、実際には財布を持っていないと『どうしても現金が必要』という状況が起こるのだという。ただし、小銭はなくていい。紙幣があればいい。仮におつりをもらった場合は、そのままポケットに突っ込んで、家に帰ったら貯金箱に突っ込んでしまい、そのうち両替するなりなんなりすればいい(寄付したりするのも方法論だろう)。コンビニの支払い、自販機、電車の切符など、小銭の必要そうな状況は、たいてい電子決済でなんとかなる。

小銭の代わりにこの財布が収納したいのは鍵だ。

誰しも、家やオフィスなど、ひとつやふたつは鍵を持たねばならない。他のキーは番号キーや、カードキーにしてしまうにしても、どうしても鍵が手元に残ることがある。この財布は小銭の代わりに、その鍵を収納できる。

小銭入れこそないが、ご覧のような薄さとコンパクトさ。さらに鍵も入る。ちなみに、上の写真は分かりやすいように、鍵を出しているが、これは収納できる。

鍵を使うときはご覧のように展開する。革の縫製だけで、よくもこんなにピッタリと鍵が収まる構造が作れるものだと感心する。価格は1万5000円(税別)だ。素材は上質なイタリア製ブッテーロレザー。

ちなみに、鍵を収納する代わりに、小銭を入れておくこともできる。といっても、取り出しにくいので、あくまで非常用といったところだが。

愛用の薄いマネークリップと比べてみた。これはかなり長い間使っている。鍵が入る分少し長くて大きいが、薄さ薄さはほぼ変わらない。

ちなみに、薄いマネークリップも使い込んでいるが、同じキャメルのもの。このキャッシュレス財布も使い込んで行けば同じような色になるはずだ。

このキャメルの他に、ブラック、レッド、ブルー、グリーンがあり、計5色。

キャッシュレス財布
https://superclassic.jp/?pid=121001

考え抜かれた取り外し式ストラップ兼バンカーリング

続いては、これもコグレさんの希望から生まれたスーパーコンシュマーのアイテム『旅ストラップ』。価格は6850円(税込)。

基本構造は強力な両面テープでスマホの背面に貼るバンカーリング兼ストラップホルダー。

ジョイント部分は磁力でカチン! と付き、一度付いたらボタンを押さないと外せない。

iPhoneを落としたり、紛失したりすることの多いコグレさんの希望だという。

スマホ用ストラップは実にいろんな種類があるし、バンカーリングも様々。しかし、ストラップとして使っている時は、絶対に落とさなくて、ストラップを首にかけたまま簡単にiPhoneを外せて、かつバンカーリングとして使えて、かつ非接触充電ができるほど薄い……というアイテムはなかなかない。

絶対落とさないストラップが欲しいというコグレさんの希望に、スマートなバンカーリングが欲しいという南さんの希望が組み合わさったアイテムだ。

旅ストラップの開発ストーリーはこちら
http://srcr.jp/

バンカーリングとして使う時は、ご覧のようにレザーループを引き出して、指を入れる。筆者の場合2本まで入った。とても安定している。

指は2本入れてピタリと収まるが、1本でも大丈夫。

ストラップは製品には付属しないが、好みに応じて自分の好きなストラップを組み合わせることができるということらしい。ともあれ、落としそうになっても。iPhoneはご覧のようにブラリとフラ下がる。

実は、最初の頃の商品にはこの少し大きなワンタッチマグネットもオマケで付属する。開発終了して生産にかかる時に間違って仕入れてしまい、大量に余ったのだそうだ。

旅ストラップは6850円(税別)。

旅ストラップ
https://superclassic.jp/?pid=110702

ちなみに、今回発表会はオンラインで発表された。

いつも、ブログで読んでいる『一同:わははは』を生で見ることができるとは思わなかった。コグレさんは多くのフォロワーを持つブロガーだが、顔をサイトやメディアに出さないことにしているので、ご覧のようにアイコンで処理された状態になっていた。

売り切れる前に買っておきたいところ!

というわけで、『わかるビジネスリュックmini』、『キャッシュレス財布』、『旅ストラップ』の3つの製品が発表された。いつも、スーパーコンシュマーの商品は、慎重な生産見積もりに対して、大量の注文が入り、発売当初に売り切れてしまうのが常なので、気になる人はお早くお求めになる方がいいだろう。

スーパーコンシュマー
http://srcr.jp/

(村上タクタ)

出典

SHARE

PROFILE

村上 タクタ

flick! / 編集長

村上 タクタ

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

デジタルガジェットとウェブサービスの雑誌『フリック!』の編集長。バイク雑誌、ラジコン飛行機雑誌、サンゴと熱帯魚の雑誌を作って今に至る。作った雑誌は600冊以上。旅行、キャンプ、クルマ、絵画、カメラ……も好き。2児の父。

No more pages to load