Apple iPad Pro 11 第2世代/12.9インチ 第4世代「感覚性能を含めた高性能が価値。LiDARをどう使うか?」
flick! 編集部
- 2020年12月04日
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MacBook Airをしのぐ処理能力のCPUを搭載する、有無を言わさぬiPadの最上位機種。感覚性能も含めて、すべての性能が最高で、プロのクリエイティブの道具に相応しい。
圧倒的高性能だが、2018年モデルと性能差は大きくない?
A12Z Bionicの圧倒的な処理能力。スクエアな新しいデザイン。Face ID。非常に薄く、ペン先表示面が近いディスプレイ、スマートキーボードフォリオやMagic Keyboard。他のiPadを圧するiPad Pro。しかし、ここ2年ほどの間に特に上位モデルの価格は下がってきており、少し手を出し易くなった。
第3世代モデル発売当初の12.9インチの1TBセルラーモデルは21万1800円だったのが現在では17万6800円と3万5000円も安い。 2018モデルからの主な変更点はチップセットと超広角レンズ、LiDARの追加だが、A12XからA12Zへの性能向上はさほど大きくないので、超広角レンズとLiDARスキャナーが必要かどうかで考えたい。
「Apple iPad Pro 11 第2世代/12.9インチ 第4世代」ディテール紹介
左上が1,000万画素の125°超広角カメラ(iPhoneのものよりちょっと広角ではない)、右側中央が新しいLiDARのセンサーが搭載されている。
スピーカー穴は11インチモデルが13個、12.9インチモデルが17個。いずれも4スピーカーなので、横にしてもステレオ音響でも聞ける。
11インチと、12.9インチの差。絵を描くなどするなら大きい方がいいが、12.9インチはかなり大きく、日常使用では画面を割らないかが心配。
iPad Pro付属のアダプターはUSB-C接続の18Wアダプター。高速で充電可能。
LiDARスキャナーは三次元空間の物体までの距離を正確に測り空間内での正確なカタチを計測するセンサー。ご覧のIKEAのアプリは仮想の家具を実際の光景の中に映して見せる。
Apple純正キーボード&ケース
新しいMagic Keyboard。打鍵感は最高だが、少々重いのが難点だといえるだろう。
Magic Keyboardを装着するとUSB-Cポートがひとつ増える。SSDやSD カードリーダーなどを付けるのもアイデア。
12.9インチとMagic Keyboard。707gで3万7800円と重量級で価格が高い。
打鍵感は上に劣るがスマートキーボードフォリオも良い。411gで、2万0800円という価格。
一番軽いケースであるスマートフォリオ。わずか237gで、価格は1万500円となっている。
ケースのカメラ部分は最新モデル用だが、カメラ部の余白が大きいだけで、実際には旧モデルも利用できる。
「Apple iPad Pro 11インチ 第2世代」スペック
価格 | 8万4800円/64GB、9万5800円/256GB、11万7800円/512GB、13万9800円/1TB(いずれも税別。セルラーモデルは1万7000円増) |
サイズ | 247.6×178.5×5.9mm |
重量 | 471g(セルラーモデルは2g増) |
ディスプレイ | 2,388×1,668ピクセル |
解像度 | 264ppi |
チップ | 64ビットA12Z Bionic /組み込み型M12コプロセッサ |
外側カメラ | 1,200万画素(f1.8、広角)/1,000万画素(f2.4、超広角) |
内側カメラ | 700万画素(f2.2) |
バッテリー | 29.37Wh |
「Apple iPad Pro 12.9インチ 第4世代」スペック
価格 | 10万4800円/64GB、11万5800円/256GB、13万7800円/512GB、15万9800円/1TB(いずれも税別。セルラーモデルは1万7000円増) |
サイズ | 280.6×214.9×5.9mm |
重量 | 641g(セルラーモデルは2g増) |
ディスプレイ | 2,732×2,048ピクセル |
解像度 | 264ppi |
チップ | 64ビットA12Z Bionic /組み込み型M12コプロセッサ |
外側カメラ | 1,200万画素(f1.8、広角)/1,000万画素(f2.4、超広角) |
内側カメラ | 700万画素(f2.2) |
バッテリー | 36.71Wh |
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