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いま一番海を感じる一冊【by 九島辰也】

レジェンドから海を愛する人たちへ”最高”な贈りもの

サーフィンのレジェントといえば、一般に創成期のサーファーたちのことをさすが、そればかりでもない。自身がサーファーであり、さらに多くのサーファーを長年カメラレンズを通して我々に紹介してきた方もいる。横山泰介さんはその一人。というか代表選手と言っていいだろう。

その横山泰介さんが新しい写真集を発売するということで、先日出版記念イベントにお邪魔した。場所は湘南T-SITEの一角。夕方からなんとなく人々が集まり、ワイン片手にあちらこちらで談笑が始まる。そしてその輪の一つに溶け込むように泰介さんがいた。主役がレジェンドなだけにレジェンドサーファーたちが顔をそろえたのは言わずもがな。海を感じる空気が立ち込める。会場皆サーファーといったところだ。

発表会イベントはトークショー形式で行われた。進行はジョージ・カックルさん。その隣に泰介さんが座り、写真集について話始めた。タイトルの「最高じゃん!」は泰介さんの口癖。会話の中で良く出る「それいいね、最高じゃん!」からそのまま使うことにしたそうだ。とても自然で、泰介さんの人柄が滲み出ている。

被写体となったのはこれまで撮ってきたサーファーたち。冒頭Gerry Lopezから始まり、Kevin Ancell、Michael Avedonと続く。皆ナチュラルな表情をしている。それだけでも撮る側と撮られる側のステキな関係が窺い知れる。Dick Brewer、Tom Carroll、Jacques Mayolもいる。若い頃のRob & Kellyには思わずページをめくる手が止まった。泰介さんが長くサーファーをとり続けているのがわかる。そうそうNALU的には木村拓哉&真木蔵人に目を止めてしまう。2022年3月、NALU最終号の表紙に使わせていただいたカットである。

本には、泰介さんのリクエストで撮影してきたサーファーたちに「自然やサーフィンに対する想い」を短い文章で表現してもらっているのも忘れてはならない。それぞれの言葉を通して読者に何か気づいてもらえたら最高だという泰介さんの願いだ。サーファーならではの言い回しにどのページも心に染みる言葉が並ぶ。

といった一冊。いずれにせよ、サーファー必携なのは確か。必読です。

 

「最高じゃん!」 横山泰介 6500円

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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