どんだけ疲れているか左手が教えてくれる【by 九島辰也】

FUNQ NALU 編集部

2023年06月08日

スマートウォッチ人気隆盛の今、差別化を図るならコレ

サーフィンに特化した話ではないが、健康的な日常生活を送ることにおいてスポーツは重要な要素となる。特に平日会社へ出勤しているビジネスマンこそ身体を動かす必要があるのは言わずもがな。週末海に入るだけではなかなかバランスは取れないようだ。

ガーミンの新商品発表会に出席するとそんなことが気になった。というのも、そこでのレクチャーに睡眠の重要性が説かれたからだ。日本は先進国の中でも睡眠の質が高くない指数があるという。そしてそれが日中のパフォーマンスに影響するという話だ。

それじゃ夜の快眠を誘うのにはどうすればいいか。それは日中の運動量に比例する。しっかり身体を動かし適度な疲れを施せばグッスリ快眠できるというわけだ。確かに、夢中になって波を追いかけた日は深い眠りに着くことができる。

ということで、日中の運動から心拍数を検知し、それを可視化するなどの機能をふんだんに取得した相棒がガーミンから発表された。fēnix ７Pro（フェニックスセブンプロ）シリーズと、epix Pro（エピックスプロ）シリーズだ。前者はソーラー充電対応、後者は画面のクリアなアモレッドディスプレイを搭載する。fēnix 7XProのソーラー充電はスマートウォッチモードで約37日間稼働するというから驚きだ。充電器を持たずに出張に行ける。

　ユニークなのは“ボディバッテリー”と呼ばされる機能。心拍や睡眠、ストレス、活動量をもとに5〜100までの数字を用いて疲れ度合いを表示してくれる。1日の始まりは80くらいで、仕事後は30〜40くらいになるという。でもってそれよりもグッと低ければ「家に帰って早く休め！」ってことだ。まぁ、かなり疲れれば数字を見なくてもわかるけどね。ただ自覚のない場合もあるというから侮れない。

というような、多彩なヘルスモニタリング、フィットネス機能に加え、各種通知機能、キャッシュレス決済などを持ちながら10気圧防水機能もあるのだから十分。ヘルスケアの興味のある方、こんな相棒もそろそろ必要かもね。