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アウトランダーPHEV“NALU号“で北泉海岸へGO!【by 九島辰也】

快適だけじゃない、使い勝手の良さが遊びの可能性を広げる

サーフタウン構想を進めている南相馬市。その中心となる北泉海岸はサーファーにはメジャーなポイントだ。NALUでもこれまで何度かその試みにスポットを当ててきたが、今回はNALU号の三菱アウトランダーPHEVで訪れてみた。

都心からはコースは首都高6号線で常磐自動車道へ。ナビゲーションでは所要時間が約3時間半となっていたが、交通量に関係する。ご存じの方は多いと思うが、三郷から先は流れていることが多いのでより早く着くこともありそうだ。谷田部インターくらいまで来てしまえばこっちのもの。水戸、日立、そしていわきを過ぎれば南相馬インターは近い。

インターチェンジからは20分もかからないで北泉海岸に到着する。海に隣接した無料の広い駐車場があるので安心だ。クルマを停め階段を駆け上がれば目の前に広いビーチが広がる。左側の建物は火力発電所で、地元サーファーの話ではこれができてサーフィンに適した割れる波ができるようになったそうだ。

アウトランダーPHEVはロングドライブに適している。ロングホイールベースとワイドトレッドでキャビンはゆったりしているからだ。NALU号は18インチホイールなので、それを含め乗り心地が良くなっている。タイヤサイズは前後235/60R18、タイヤはトーヨータイヤのオープンカントリー“オールテレイン”を装着する。ブラックアウトされたオプションのホイールとホワイトレターの組み合わせがいい。

パワーソースは2.4リッター直4エンジン+2モーターで、リチウムイオン電池を20kWh搭載する。プラグインハイブリッドなので、家庭用200V充電で83〜87キロEV走行が可能だ。もちろん、デフォルトの走行はエンジンが発電機になって走行する。

ただ、今回のような高速道路を長く走る場合はガソリンエンジンの出力をそのままタイヤに伝えるパターンが多い。モニターに映るエネルギーフローを見ているとそれがわかる。エンジン、バッテリー、タイヤの関係をリアルに矢印で表示してくれるものだ。それによるとエンジンがタイヤに直接駆動力を伝えると同時に、空になったバッテリーに蓄電する。そしてある程度電気が溜まるとエンジンを止め、EV走行をしばらく続ける。それにしても今回は約600キロのトリップだったが、一度も途中で給油することなく戻れたのだからすごい。旅先でガソリンスタンドを探すのは面倒だ。最近はかなり減っているからね。そうそう、このクルマはレギュラーガソリンというのも嬉しいおまけだ。

アウトランダーPHEVの優れているのはカーゴの広さもある。サーフギアをはじめトリップに必要なものをガンガン積み込める容量だ。全長4710×全幅1860×全高1745mmのサイズがそれを可能にしたのであろう。見た目もある程度ボリュームがあるのでロングボードを積んだ姿がサマになる。

それでいて最小回転半径5.5mの扱いやすさもある。要するに小回りがきいて、Uターンがしやすい。そして必殺技は給電。北泉海岸にはキャンプ場があるからサーフキャンプもいいだろう。そんなときアウトランダーPHEVが発電機として活躍してくれる。

取材協力:南相馬市

写真: 佐原健司

*撮影は許可を取って行なっております

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FUNQ NALU 編集部

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テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。

FUNQ NALU 編集部の記事一覧

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