ジープ・ラングラーで行く 南房総サーフトリップ【後編】
FUNQ NALU 編集部
- 2024年08月30日
南房総の海ライフは想像以上にアツかった!
ー「ジープ・ラングラー」での南房総サーフトリップは順調に目的地「THE CHIKURA UMI BASE CAMP(ザ・チクラ・ウミ・ベース・キャンプ)」に到着。このクルマはジープならではのプリミティブな見た目ながら快適なドライブを楽しむことができた。積載量も十分。リアシートを畳めば、レングスにもよるがボードもウェットも水タンクも無造作に積み込める。この“無造作”感が個人的には好き。クルマ同様ワイルドなスタイルを楽しめる。
ー目的地THE CHIKURA UMI BASE CAMPはサーファーならずとも楽しめる施設。いろいろなタイプのカッコイイ部屋が用意される。オーシャンビューはもちろん、愛犬と一緒に泊まれる部屋もあれば、海を見ながらサウナを楽しめる部屋もある。そしてどの部屋もインテリアはモダン。都内のちょっとした外資系オシャレホテル顔負けのつくりとなる。
ーしかもあらゆる面で自然と共存する工夫がなされる。極力ゴミを出さないのもそうだし、堆肥化できるアメニティを販売したりする。ソーラーエネルギーの積極的な導入もそうだ。
ーBBQに提供する食材もその観点に沿う。宿泊棟周辺に農園を作り、そこで採れる有機野菜をメニューに取り入れている。スタッフ自ら農園の管理をしているから本気。この辺の徹底ぶりはSDGsを重視するサーファーには共感できる彼らのスタイルと言える。
今回我々が選んだ部屋はまさに海の目の前だった。リビングの大きな窓を開けるとBBQを楽しめるくつろぎのゾーンがあり、その先が芝生。ここでボードにワックスを塗ったりできる。でもってその向こうが砂浜というレイアウト。なので、玄関を無視してリビングを出て芝生に置いたボードを抱えてそのまま海へドボン! まさに、サーファーにとっては理想の部屋だ。許されるなら1ヶ月くらい滞在したい。
ーこのレイアウトを見てハワイを思い出した。ノースショアにあるタートル・ベイ・リゾートである。そこのロッジがまさにこんな雰囲気。リビングからそのまま海へ入れる立地だった。なので、「日本にもこんな場所があるなんて……」と心底驚いた。
ーなんて感動していたら、よりサーファーに特化した“サーファーズ・ハナレ”というネーミングの部屋が近くにあることを聞いた。海まで徒歩30秒がウリだとか。よし次回はそこにしよう!
ーといった環境で、夜はBBQを楽しみ、翌朝は施設スタッフと共に目の前の海でサーフィンを楽しんだ。この辺はポイントがいろいろあるから、波の状況によっては少しクルマで移動するのもありだろう。ついでに勝浦の朝市まで行ったりして。勝浦まではだいたい一時間くらいかな。
隙のないクルマはあらゆるシーンの愉悦を増幅
ーなんて感じで南房総を堪能。道の駅で買った野菜を積んで帰路に着く。東京までのルートはあえてアクアラインを避けて東京湾フェリーで。千倉から金谷までは約一時間。そこから40分で三浦半島の久里浜まで渡り、横浜横須賀道路から首都高でスタート地点に戻る。
ージープ・
ーさらに言えばこのスタイリングが旅のテンションを上げる。海が似合うのは当然のこと、あらゆるところで独特の雰囲気を醸し出す。フェリーをバックにしてもいい感じだ。
ーグレードは3タイプで、スポーツ/サハラ/ルビコンとなる。オフロード用のハイスペックを持っているのがルビコンだ。ボディカラーはスポーツとルビコンが4種類、サハラは2種類。今回のサハラはブライトホワイトだが、ブラックもいいだろう。ちなみに、サハラは新型発売を記念した300台限定のローンチエディションもあるからそちらも要チェックだ。
ーというのが新型ジープ・
Jeep Wrangler Unlimited Sahara
https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl.html
全長:4,870mm/全幅:1,895mm/全高:1,845mm/車両重量:2,000kg/乗車定員:5名/エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ/総排気量:1,995cc/使用燃料:無鉛レギュラーガソリン/最高出力:200kW(272ps)/5,250rpm[ECE]/最大トルク:400N・m(40.8kg・m)/3,000rpm [ECE]/駆動方式:後2輪、4輪駆動、オンデマンド方式4輪駆動(選択式)/電子制御式8速オートマチック/全国メーカー希望小売価格¥8,390,000~(消費税込)
- [問い合わせ]
- ジープフリーコール
- 0120-712-812(9:00~21:00)
- https://www.jeep-japan.com
- ◼︎THE CHIKURA UMI BASE CAMP
- https://chikuraumi.basecamp.style
ーーPhotos : 茂呂幸正 Yoshitada Moro
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FUNQ NALU 編集部
テーマは「THE ART OF SURFING」。波との出会いは一期一会。そんな儚くも美しい波を心から愛するサーファーたちの、心揺さぶる会心のフォトが満載のサーフマガジン。
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