
オマケの1枚|旬のライチョウと雷鳥写真家の小噺 #48

高橋広平
- 2025年03月24日
毎年3月はどうしても忙しい。日本全国せわしない雰囲気のこの時期、山の上では来たる
編集◉PEAKS編集部
文・写真◉高橋広平
オマケの1枚
じつは3月のライチョウを捕捉するのは難しい。というのも、12月から2月までの越冬ポイントから無雪期の生息域へ移動する(戻る)期間で、同じ場所に長時間滞在しないことが多いからだ。
例えば、無雪期は標高2,800mの山域に住んでいるライチョウが、越冬時に2,500mのポイントで生活をしていたら標
捜索は無雪期の生息域から標高を下げる、稜線から斜面を下るなどして探すのだ
何年も通ってどのルートなら安
雪道を掘り、中にテントを張る。雪を溶かし湯を沸かし、アルファ
テントのジッ
この山行も数あるロケハンのなかの一回ではあった
今回の一枚は、「この日のミッション終了!」と安堵感から雪のな
今週のアザーカット
以前からことあるごとに自身のオタクアピールをしているのですが、じつは前々からライチョウの専門家として某・ロボットプラモデルシリーズでライチョウを作ったらおもしろい(あとそんなことをやる人間は他にいない)のではないかと思っておりまして、このたびとうとう実際に作成できたのでお披露目したいと思います。
いわゆるファーストガンダムの劇中後半に出てくる緑色のデッカい特徴的な機体のプラモデルを原型に作りました。ちなみに翼は着脱式。尾羽はちゃんと展開可動しまして、この手の設定にうるさい者として、鳥類なので足は逆関節、足指は4本、肉冠の質感も再現、尾羽の内側(お尻の部分)には飛翔用のスラスター(推進器)もちゃんと付けてあります。現状、具体的な予定はありませんが、現物展示の機会がきたらお知らせいたします。
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PROFILE

PEAKS / 雷鳥写真家・ライチョウ総合作家
高橋広平
1977年北海道生まれ。随一にして唯一のライチョウ専門の写真家。厳冬期を含め通年でライチョウの生態を紐解き続けている。各地での写真展開催をはじめ様々な方法を用いて保護・普及啓発を進めている。現在「長野県内全小中学校への写真集“雷鳥“贈呈計画」を推進中。
Instagram : sundays_photo
1977年北海道生まれ。随一にして唯一のライチョウ専門の写真家。厳冬期を含め通年でライチョウの生態を紐解き続けている。各地での写真展開催をはじめ様々な方法を用いて保護・普及啓発を進めている。現在「長野県内全小中学校への写真集“雷鳥“贈呈計画」を推進中。
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