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山で”ちょうどいい”と評判のカリマーのリュック「リッジ 30+」を徹底レビュー

軽快に歩きたい山行に、信頼できるリュックサックを! と探している人におすすめしたい「カリマー リッジ 30+」です。長時間歩く山行では、足まわりと同じくらい、背中に背負うものの“相性”が大切。とくにテント泊や荷物が多めの縦走では、フィット感や安定感、取り回しやすさなど、ひとつひとつの要素が歩きやすさに直結します。

「カリマー リッジ 30+」は、そうした“使いやすさの総合力”を備えたリュックサック。実際に背負って歩いてみると、その完成度の高さにうなずかされます。その“使いやすさ”、”ちょうどよさ”を徹底レビューします。

長く歩きたくなる! と感じさせるリュックサック

「ただ荷物を背負うだけじゃ、物足りないんだよね」と感じる人にこそ、カリマーの「リッジ 30+」はおすすめ。体にぴたりと吸い付くようなフィット感、頼れる荷重分散、岩場でもぶれずに一体化する安定感……縦走中、何度も「これは相棒だ」と思わせてくれます。片手で水筒が取り出せるサイドポケット、仕分けが直感的にできる2気室構造など細部のつくり込みもちょうどいいです。山の中では、こうした“当たり前を裏切らない配慮”が、行動のリズムを支えてくれます。

重さは決して“超軽量”ではない。でも、背中や腰、肩への負担が少なく、「まだ歩ける」と思える下山ができたとき、バランスの妙に気づかされるはずです。日帰りからテント泊縦走まで、“背負うこと”にこだわる登山者の感覚に、真っ向から応えてくれるパック。それがリッジ 30+です。

「使いやすさ」と「信頼感」を両立。カリマーの傑作、リッジ 30+の実力を徹底解説

カリマーは、1946年にイギリスで創業された老舗アウトドアブランドです。リュックサックから始まり、現在では登山用品からアウトドアウェアまで幅広い製品を展開しています。特にリュックサックは、その高い機能性と耐久性で、世界中の登山愛好家から支持を得ています。

リッジ 30+は、その名のとおり、30Lクラスのリュックサックとしては十分すぎるほどの機能と快適性を備えています。日帰り登山から1泊2日程度の山小屋泊まで、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

とくに、背負い心地の良さと使いやすさのバランスが秀逸。背面システムとヒップベルトの設計により、長時間の使用でも疲れにくく、多彩な収納オプションで荷物の管理も容易です。価格は31,900円(税込)とやや高めですが、その性能と耐久性を考えれば、長期的に見て十分な価値あり。登山初心者からベテランまで、幅広い層におすすめできる一品です!

リッジ 30+のスペック

項目 内容
容量 30+ℓ
重量 1360g(S)、1420g(M)、1460g(L)
カラー展開 K.オレンジ、ミッドナイト、ブリティッシュグレージュ、ブラック
価格 ¥31,900 (税込)
素材 210デニール 6×6 リップストップナイロン(ナイロン100%)

「カリマー リッジ 30+」を公式購入サイトで見る

通気性とフィット感を両立したバックパネル

背面には、3Dバックパネルシステムを採用。スカピュラーパッドの間をメッシュ生地でつなぐことで、フィット感を高めながらも通気性があるのが特長です。体にぴったり沿う形状により、荷物の揺れを抑えて安定感も確保。暑い時期の縦走や長時間の行動時でも、背中の不快感が軽減され、より快適な山行をサポートしてくれます。通気性とフィット感のバランスに優れた設計です。

多彩な収納機能

リッジ 30+は、実用的な収納ポケットが豊富に備わっています。両サイドのポケットはポールやペットボトル、雨蓋には小物類の整理に便利な内外ポケットを装備。

さらに、フロントにはジッパー付きポケット、ヒップベルトにもポケットが2つあり、使用頻度の高いアイテムを効率的に管理できます。収納力だけでなく、アクセスのしやすさも考慮された設計が魅力です。

ヒップベルトにあるポケットは大きめで、大きめのスマホもストレスなく出し入れができます。

ハイドレーションシステム対応

長時間の山行や夏場の行動で重要なのが水分補給。リッジ 30+はハイドレーションシステムに対応しており、チューブを通して歩きながらでもスムーズに水分補給が可能です。リュックサックを下ろすことなく飲めるため、ペースを乱さずに行動を続けられるのも大きな利点。体への負担を軽減しつつ、快適で安全な登山をサポートする、見落とせない実用機能です。

仕分けしやすい2気室構造とボトムアクセス

メイン収納は上下に分かれた2気室構造。行動中に使うレインウェアや行動食は上部へ、寝袋など使用頻度の低いアイテムは下部へと分けて収納できます。さらに、ボトムアクセスを備えているため、荷物を全て取り出すことなく必要なものを取り出せて非常に便利。パッキングのしやすさと取り出しやすさが両立しており、山小屋泊やテント泊にも適した仕様です。

ヘルメットも収納可能なフロントオープンポケット

フロントには大きめのオープンポケットが配置されており、ヘルメットもすっぽり収まるサイズ感。行動中に使用頻度の高いレインウェアやグローブなどの収納にも便利です。特に、クライミングや岩稜帯を含む山行では、ヘルメットを素早く取り出したり収納したりできることが大きなメリット。装備の選択肢が広がる、機動力に富んだ収納機能です。

PEAKS編集長ミヤガミがインプレッション

30Lの容量というと日帰り登山の際に選ぶ人が多いサイズ。慣れた人だともっと小さいサイズでも装備が組めるかもしれませんが、子どもや初心者を連れて行くときのおもてなしグッズなども余裕をもって入れられるので、最初のリュックとしてはベストチョイスでしょう。気温の高いシーズンであれば山小屋泊にも使える容量です。 この容量のモデルのなかではカリマーのリッジシリーズを使っている人がダントツに多く、まさにベストセラーと呼べるモデル。今回の「リッジ」からリニューアルされ、パッと見ると従来のものと大きく変わっていなさそうですが、ポケットなどの機能がさらに使いやすく向上しています。

なかでも個人的に高評価なのが大型のフロントポケット。ヘルメットなどの大きなものも収納できるストレッチ性のあるマチが付き、行動中にこまめに使用するものの出し入れがラクになるのはかなり好印象です。

また、リュック自体の軽量化が進むなか1,420g(Mサイズ)という重量は一部ではネガティブに映るかもしれませんが、リュックは軽ければいいというものではなく、大きく重量を軽くしようとすると背負心地と相反してしまうこともあります。

登山愛好家のなかでもリッジの利用者が多い理由のひとつはこの背負心地のよさが大きく、今回のリニューアルでもそこは重点的に強化。さらに背負心地がよくなっています。

PEAKS編集長のミヤガミ(宮上晃一)

山中では「食」の軽量化をいっさい考慮しないスタイルを好み、アルファ化米では肌が荒れがちなお年頃男子。下山後の食事は約7割が焼き肉になってしまうため、家に戻ると出発前より体重が増えていることも……(登山口近辺の焼き肉店情報求む!)。カブトムシすら触れない大の虫嫌い。

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もう少し容量がほしい!となったら、「リッジ 40+」

より重装備の縦走や、防寒具が増える季節の山行には、「リッジ 40+」も選択肢に入れたいモデルです。ベースの構造は30+と共通しながら、容量にゆとりがあるぶん、荷物をしっかり収めやすく、全体のバランスも安定。テント泊をより快適にしたい人、あるいは写真機材や山ごはん用具など荷物が多めの登山者にぴったりです。背負い心地のよさや使い勝手の細やかさはそのままに、行動の幅をもう一歩広げてくれるサイズ感。30+と迷ったら、装備量と山行スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

リッジ 40+のスペック

項目 内容
容量 40+ℓ
重量 1,410g(S)、1,460g(M)、1,520g(L)
カラー展開 K.オレンジ、ミッドナイト、ブリティッシュグレージュ、ブラック
価格 ¥33,550(税込)
素材 210デニール 6×6 リップストップナイロン(ナイロン100%)

 

カリマーの新リッジは、あなたの山行を快適にサポートする、まさに”ちょうどいい”パートナーとなってくれるはずです。次の山行の際は、ぜひ店頭で手に取って、その魅力を体感してみてください。

 

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