BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

冬山のテント泊をもっと暖かくするには?

テントの設営を身に付けたら、次に知りたいのはすごし方。雪山というハードな環境下、それもテントの夜、どうすれば暖かくすごすことができるのだろうか。27日間もの縦走にチャレンジした山岳ガイドの舟生大悟さんのこだわりを3つご紹介。

厳冬期にテント泊で 27日間の大縦走!

2016年12月から2017年1月にかけて、舟生さんは北アルプスの大縦走を実施した。日本海に面した親不知から後立山連峰、裏銀座、槍ヶ岳、穂高連峰を経て上高地まで。単独で、それも無補給で実施した大縦走だ。

3シーズン対応のふたり用テントをはじめ、総重量は50㎏以上。テント泊は雪洞を掘ったのもあわせて、17泊にのぼった。

「暖かく」よりは、「少しでも寒くならない」ように

雪山でテント泊というと、どうしても“寒い”イメージがつきまとう。いや、正直にいえば、“極寒”といったほうが近いのかもしれない。それでもテント泊をすることになったとき、どういった行動をとればいいのだろうか。

厳冬期ともいえるシーズンに、27日間にもわたってテント泊中心の大縦走をした舟生大悟さんに話をうかがった。

「日本海から上高地まで、すべてテント泊で縦走をするつもりでした。あまりに天気が悪くて、6日目から少し避難小屋も使ってしまいましたけど(笑)」

テントの張り方には基本がある。では、より暖かくすごすための舟生さんなりのアイデアとは?

「暖かくしようというよりは、少しでも寒くならないようにという気持ちでいます。あとはとにかく、汗や雪で体を濡らすことのないように。湯たんぽを作ったり、筋トレをしたり、雪洞を掘ったり。それも長期の縦走だったので、かさばりや重量にも気を払わなければいけませんでした」

どうして、そこまで雪山のテント泊にこだわるのだろうか。

「結局、自分の力で雪山を歩きたいんですよね。もちろん仕事のときは山小屋を利用しますが、あまりに快適すぎて(笑)。チャレンジを簡単にしないためにも、自分ひとりのときはテント泊で雪山を楽しみたいです」

一般登山者でもマネしたい。湯たんぽがあれば熟睡度もアップ!軽量化のためにはペットボトルで。

最初の3日間はまるで眠れなかったとのこと。それが後半になるにつれて熟睡できるようになったのは、疲労感から眠りに落ちるようになったから。

それだけでなく、残りの日数から燃料に余裕ができて、湯たんぽを作れるようになったことも大きかったそうだ。軽量化のために、容器はペットボトルで代用というこだわりよう。

寝て、体を動かして、また寝る。筋トレをすれば体温もアップ! でも、エネルギーの消費にもご用心。

2重の寝袋、さらにシュラフカバーにくるまれた、そのうえで。寝袋に包まれながらできる筋トレをすることで、体を温めるようだ。回数はせいぜい10回、20回。

雪山の縦走においては、エネルギーの消費にも気をつけなければいけないから。そのため横になったままできるものとして、全身に力を入れる、抜く、といった簡易なトレーニングに励むことも。

場所によっては雪洞の中もテント場に。停滞が見込まれるときには、余裕ある雪洞を掘って快適な空間に。

あまりにも悪天候が見込まれるときには停滞に備えなければいけない。そこで雪洞穴を掘って、その中にテントを張る。

場所は風下、雪庇にもなりきらないような斜面。内部をくり抜いたら、雪を転がり落とせるように、適度な斜面も必要。体や調理の熱によって天井が下がってくるので、十分な高さをキープしたい。

舟生大悟

1985年、高知県生まれ。ガイド会社「ミニムーンフラワー」を主宰し、北海道を拠点に活動。国内外の岩壁を登るクライマーとしても知られる。

http://minimoonflower.web.fc2.com

『PEAKS読み放題プラン』なら月額500円(税別)で、最新号含む過去のPEAKSと関連ムック60冊以上が電子版で読み放題!たくさんのPEAKSをスマホに詰め込んで、山登りをもっと快適に、もっと深く楽しもう!

PEAKS読み放題プラン

SHARE

PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

No more pages to load