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2020年春夏のおすすめスリーピングマット&ピロー16選

山中での安眠に欠かせないのがマット類。近年はエア注入タイプに勢いがあるが、空気を入れなくても使えるフォーム材も増えており、セルフインフレータブルタイプも根強い人気を持っている。

スリーピングマットの種類

空気を入れて膨らませる「エア注入タイプ」は弾力性が高くて寝心地がよく、空気を抜けば収納時にコンパクト。そのメリットで最近の主流になっている。ただし、空気を入れるのに少し手間取る。

それに対し、「セルフインフレータブルタイプ」は内部にスポンジのようにクッション性が高い断熱材が入り、その弾力性によってバルブを緩めるだけで内部に空気が入っていくのが便利だ。

たとえ穴が空いてもある程度のクッション性を保つ点も優れているが、寝心地がよい分厚いものはかなり重くなり、また収納時にかさばるので、登山用としては現実的ではない。フォーム材(発泡素材)を使ったタイプは、広げるだけで使えるのが最大の長所だ。

パンクの心配がなく、自分の体の大きさに合わせて必要部分のみ切り取って使えば軽量化もできるものの、問題はかさばること。そのためにバックパックに外付けする人が多いが、岩場などで引っかかりやすく、難所での滑落や転倒の原因にもなっている。

フォーム材のマットを外付けして持ち運ぶ場合は、危険が少ない山域だけにとどめておいたほうがいいだろう。

エア注入タイプ

厚みと弾力性はたっぷり! 夏向けの軽量タイプ

薄手の素材を使用し、厚みは10㎝もあるのに重量はわずか390g。内部の空気の量が多く、断熱材も使わないので保温力は限定的だ。だからこそ真夏でも暑苦しくない。空気を入れるポンプサック付きの収納袋も付属する。

サイズ:183×55cm / 厚み:10cm / 収納サイズ:19×9cm / 重量:390g
問い合わせ先/ロストアロー

POINT

「素材」は丈夫さと軽さのバランスで

当然ながら表面や裏面の素材は薄いほど軽くなるが、それに反比例して穴が空いて空気が抜けやすくなることも。少々重くても厚みがあって丈夫なものを選ぶ手もある。

POINT

寝心地を大きく変える「厚み」

地面の凹凸が激しい場所では、やはり分厚いものが快適。しかし分厚くても内部に仕切りや断熱材が入っていないと、体温が逃げて寒い。内部構造にも目を向けたい。

POINT

タイプで異なる「収納性」

エア注入タイプ→セルフインフレータブルタイプ→フォーム材の順番でかさばるが、フォーム材には空気を入れずに使える長所も。だが収納性ではやはりエア注入式だ。

POINT

想像以上に重要!「空気の入れやすさ」

最近主流のエア注入式は、空気を入れる量が非常に多い。そのために各社はバルブに改良を施したり、ポンプサックをつけたりと工夫している。その方法も確認したい。

縦に長く、横に広い大型。体格がよい人に向く。

モデル名の通り、「ロング」で「ワイド」な形状。大柄な人でも全身がマットの弾力で包み込まれる。表面には断熱性が高いプリマロフトが配されていて温かく、足元には空気がすばやく入るフットポンプまで付属している。

ニーモ/コズモインシュレーテッドロングワイド ¥19,500
サイズ:193×64cm / 厚み:9cm / 収納サイズ:28×18cm / 重量:1,160g
問い合わせ先/イワタニ・プリムス

なんと厚みは10㎝! どんな場所でも心地よい。

岩などで凹凸が激しい地面の上でも快適な10㎝厚というぜいたくさ。空気はたくさん入れなければならないが、専用の付属ポンプサックで、手間はかからない。厚みはそのままに、レギュラーサイズなども展開する。

サーマレスト/ネオエアートポ リュクス(ラージ) ¥25,500
サイズ:196×63cm / 厚み:10cm / 収納サイズ:28×15cm / 重量:850g
問い合わせ先/モチヅキ

保温性を高めるふたつの工夫で雪山でも寒くはない。

マットの表面が格子状になるように凹凸をつけ、体が前後左右にずれにくい構造。内部には保温力が高いプリマロフトシルバーと体温を反射するヒートリフレクティブパネルを備え、厳冬期の雪山以外は温かく眠れる設計だ。

ビッグアグネス/インシュレーテッドAXLエアー レギュラー マミー ¥25,800
サイズ:183×51cm / 厚み:9.5cm / 収納サイズ:17×8cm / 重量:301g
問い合わせ先/ケンコー社

使用される素材は丈夫で長く使えるメリットも。

空気が入ったチューブの間の溝はとても深く、上に置いた寝袋のつぶれを抑えて保温性を高める。また、チューブ内の空気の対流も抑えて、ますます温かだ。立体的な構造のわりに収納時は小さくつぶれ、コンパクトになる。

クライミット/スタティックVリーコン ¥10,000
サイズ:183×58cm / 厚み:6.4cm / 収納サイズ:20.3×7.6cm / 重量:530g
問い合わせ先/ハイマウント

2人用のワイドタイプ。しかし重量は控えめ。

あらかじめ2人分の幅を持つユニークな形状。1人用をふたつ並べて使うと、ふたつのあいだに隙間が空いて体が落ちやすいが、これならいつも体をマットの上にキープできる。子連れテント泊などのときに重宝しそうだ。

エクスペド/シンマットHL デュオ M ¥32,000
サイズ:183×105cm / 厚み:7cm / 収納サイズ:20×14cm / 重量:830g
問い合わせ先/アクシーズクイン

フォーム材(クローズドセル)タイプ

通常のマットの下に敷き、保温性を上げることも可能。

薄手のウレタンにリップストップナイロンをかぶせた、マットともシートともいえる存在。これは2人用のサイズだが、縦に半分に折れば厚みを倍にして1人用としても使える。収納時は丸めてロール状にできる。

エクスペド/マルチマットデュオ ¥9,000
サイズ:200×100cm / 厚み:0.3cm / 収納サイズ:50×15cm / 重量:525g
問い合わせ先/アクシーズクイン

裏面のアルミフィルムで地面からの冷えを防ぐ。

蛇腹状に14に折って収納でき、折りたたんでもコンパクト。裏側にはアルミニウムのフィルムを貼り付けて断熱性も向上している。マットの角や縁を丸く加工しており、他のものと触れて傷むことが少ないのもメリットだ。

ゼログラム/トレイルバディスリーピングパッド ¥5,700
サイズ:180×52cm / 厚み:1.5cm / 収納サイズ:52×12.6×12.7cm / 重量:360g
問い合わせ先/ユゼン

軽量化と保温性に貢献するダイヤ型の肉抜き。

表側はグリーン、裏側にグレーのフォーム材を使い分け、保温性と耐久性をアップ。さらに表側には寝袋のボリュームを生かす肉抜きがなされ、いっそう温かさを向上させている。収納時は簡単に丸められるのもポイントだ。

ビッグアグネス/サードディグリーフォーム ¥5,900
サイズ:183×51cm / 厚み:1.1cm / 収納サイズ:51×15cm / 重量:340g
問い合わせ先/ケンコー社

スタッフバッグも付属し、コンパクトに収納できる。

広げた際の厚みは1.6㎝と若干薄め。しかし、そのぶんだけ収納時も薄く、フォーム材の弱点である収納時のかさばりを抑え、ラクに持ち運べる。これは長さ180㎝だが、30㎝違いで90 ~ 180㎝タイプまで用意されている。

モンベル/フォームパッド180 ¥5,400
サイズ:181×51cm / 厚み:1.6cm / 収納サイズ:51×15×11cm / 重量:395g
問い合わせ先/モンベル

厚さはなんと0・5㎝! 究極的な軽量化に。

肩から腰程度の長さしかなく、しかも厚みは0.5㎝のみ。最低限のサイズに抑えた結果、重量はたった160gに仕上げられている。安眠のためには使い方に工夫が必要だが、この超軽量性に魅力を感じる人は多いはずだ。

サイズ:100×50cm / 厚み:0.5cm / 収納サイズ:25×50×2cm / 重量:160g
問い合わせ先/エバニュー

セルフインフレータブルタイプ

板状の特殊フォーム材で断熱性が非常に高い。

内部にはストラタコアフォームと呼ばれるフォーム材。波打って折れ曲がり、体を支えながら地面の冷たさをシャットアウトしてくれる。セルフインフレータブルタイプのなかではトップクラスの5㎝の厚みで、クッション性は上々。

サーマレスト/プロライトエイペックス(レギュラー) ¥17,000
サイズ:183×51cm / 厚み:5cm / 収納サイズ:28×17cm / 重量:630g
問い合わせ先/モチヅキ

体の形に合わせ、足元はスリムな形状に。

ただでさえ薄手の内部のフォーム材はさらに縦横に肉抜きされ、使用素材を削減。表面の生地も極薄だ。そのために全身サイズで380g と、超軽量に仕上げられている。背中には滑り止めのシリコンが付けられているのもうれしい。

ニーモ/ゾア レギュラー ¥11,500
サイズ:183×51cm / 厚み:2.5cm / 収納サイズ:18×13cm / 重量:380g
問い合わせ先/イワタニ・プリムス

バルブの形状も工夫され空気の出し入れもしやすい。

内部のフォーム材の肉抜きの仕方はよく考えられ、体温が逃げやすい腰付近は肉抜きを減らし、反対に上半身や足元を多めにして、軽量化と断熱性の高さを両立している。枕を固定するピローロックシステムのパッチも付属している。

シートゥサミット/ウルトラライトS.L.マット レギュラー ¥9,000
サイズ:183×51cm / 厚み:2.5cm / 収納サイズ:26×13cm / 重量:550g
問い合わせ先/ロストアロー

ピロー

空気を入れるだけのシンプルなタイプ。厚みは最大で10㎝にもなるのに、収納時は手の中に収まるほど超小型で、じゃまにならない。

サイズ:39×28cm / 厚み:10cm / 収納サイズ:9×6cm / 重量:58g
問い合わせ先/モチヅキ

 

X型にスリットが入った形状には、上に乗せた頭を中央に固定する効果がある。マットの上で滑りを抑える力も強く、心地よく眠れる。

クライミット/ピローX ¥2,800
サイズ:38×28cm / 厚み:8.9cm / 収納サイズ:12×6×4cm / 重量:55g
問い合わせ先/問ハイマウント

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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