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【水】筆とまなざし#222「ホームエリア・笠置山でクライミング漬けの一週間。」

「クライミングって気持ちが良い!」そんな体験をしてもらいたくて。ホームエリア・笠置山でのクライミング

目を覚ますと身体が鉛のように重たい……それもそのはず、先週の火曜日から昨日の月曜日まで、一週間毎日笠置山に通い続けていたからです。火曜日はプライベートでボルダリング、水曜日からの三日間は関東のお客さんがクライミングスクールに参加してくださり、土日は自分のプロジェクトルートにトライ。昨日は笠置山のプロモーションビデオを撮影、夕方から開拓をして3本の新しいボルダリング課題を登りました。充実した1週間でしたが、緊張の糸が切れたのか、朝から小雨が降っているからか、今日は二度寝しても三度寝しても体がだるい。午後になってようやくやる気になってきたので絵を描きにアトリエへ向かいました。

関東から来てくださったのは、一昨年友人のクライミング講習会で知り合った方々です。昨年の春に瑞浪の岩場に来ていただき、その後すぐに笠置山クライミングツアーを企画したのですが、新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました。一年越しでようやっと実現することができました。関東から2名、地元の方が1名の合計3名。トポに出ているルートはもちろん、未掲載のルートも含めて14本ほどのおすすめルートを登りました。雨の影響、日の当たり具合、お客さんのレベルや好みなど、ホームエリアだからこそ状況に応じてエリアをチョイスできるのが自分の強み。いや、むしろそれしか取り柄がないのだけれど、そんな風に笠置山でクライミングを楽しんでもらいたくてクライミングスクールを始めたのです。

初めての方には必ず登ってもらうルートがあります。それは、メインエリアである大岩のてっぺんまで登ることができるルートです。グレードは5.7程度。初めてクライミングをする人でもがんばれば登れる難易度です。終了点は開けた岩峰の頂上で、そこからの眺めを楽しんでもらいたいと開拓したルートです。恵那、中津川の街並みの向こうに恵那山がそびえ、光を反射した木曽川が街を縫うように流れていきます。笠置山の森が里へとなだらかに続き、ちょうどいまはポツポツと森のなかに咲く山桜を上から見下ろすことができました。そして小高い山々が連なる西の彼方には名古屋方面の街並みが見え、右側に見えるシルエットは伊吹山でしょうか。夕方になると名古屋港が夕日を反射して黄色に輝くこともあります。じつは、この大岩の展望台には裏から階段で登ってくることもできるのだけれど、自分の手と足で岩を攀じ登って眺めた景色はそれとは違うはず。「クライミングって気持ちが良い!」。ひとりでも多くの人に、そんな体験をしてもらえたらと思うのです。

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PROFILE

成瀬洋平

PEAKS / ライター・絵描き

成瀬洋平

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

成瀬洋平の記事一覧

1982年岐阜県生まれ。山でのできごとを絵や文章で表現することをライフワークとする。自作の小屋で制作に取り組みながら地元の笠置山クライミングエリアでは整備やイベント企画にも携わる

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