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登山スタルに合ったクランポンを!装着方法は3タイプ、密着度がカギを握る選び方も解説

クランポンの装着方法はなにがいいのか、悩んでいませんか?ここでは、クランポンの名称や装着方法、選ぶときの3大ポイントについてご紹介しています。ぜひ参考にして、クランポンを購入する際の優先事項を決めていきましょう!

クランポンの名称と役割

クランポンには3つの部位があり、それぞれ「前爪(フロントポイント)」、「ジョイントプレート」、「アンチスノープレート」と名称があります。部位ごとの役割も覚えておくと、クランポンを選ぶときに役立ちますよ。

前爪(フロントポイント)

急傾斜ではここを蹴り込んで体を支えます。2本目の爪も重要で、前に飛び出すものほど足元が安定します。そのため、ディテールカットで形状をチェックしましょう。

前爪が1本のモデルは「モノポイント」と呼ばれています。

ジョイントプレート

つま先とかかと側のブロックを連結するプレートです。等間隔に穴があけられていて、ここでクランポンの長さを調節できます。

アンチスノープレート

クランポンの裏側に雪が付着するのを防ぐプレートです。海外では“Anti-balling system(ABS)”と呼ばれることも。

クランポンの装着方法は3タイプ

雪山用の12本爪クランポンには3つの装着方法があります。「ワンタッチ」、「セミワンタッチ」、「ハーネスタイプ」と呼ばれることが多いですが、実際の装着方法と名前からのイメージにギャップがあることも。

そこでここでは、「クリップオン」、「ハイブリッド」、「ストラップオン」と呼び替えています。ではそれぞれの装着方法について、詳しく解説していきます!

クリップオンタイプ

つま先を金属のパーツ、かかと側をクリップで固定するタイプ。3つのなかでもっとも高い一体感を得られます。しかし、靴との相性に注意が必要です。

細かいパーツにつま先をひっかけるなど、装着する際は慣れがいります。

ハイブリッドタイプ

つま先はハーネス、かかと側はクリップで固定するタイプ。前コバがない靴にも装着できるため汎用性が高く、多くの靴に合いやすくなっています。

大きなハーネスが扱いやすく、装着も容易なため、初心者におすすめのタイプです。

ストラップオンタイプ

 

つま先とかかと側にハーネスがあり、ストラップを縮めて固定するタイプです。一体感は劣るものの、一般縦走で使う分には問題ありません。

少ない力で装着できるのも特徴です。コバのない靴にも装着できます。

クランポンの選び方3大ポイント

クランポンを選ぶときの3大ポイントをまとめました。

  1. 最初は平爪でOK
  2. 靴との相性が重要
  3. 女性は10本爪もあり

購入するときは、この3大ポイントを振り返ってみてくださいね。

1.最初は平爪でOK

「平爪」とは前爪が水平方向に広がる爪のことで、一般縦走で使うクランポンは平爪タイプが一般的です。蹴りこんだとき雪に接する面積が広くなるので、足元が安定しやすくなっています。

逆に、前爪の先端が縦に長いのは「縦爪」と呼ばれています。硬い氷にも蹴りこみやすいいっぽう、雪壁では雪を捉えづらいというのが難点です。

2.靴との相性が重要

クランポンを選ぶとき、装着タイプの次に大切になるのが靴との相性です。写真を見てみると、上はソールとクランポンが密着しているのに対して、下は隙間ができているため外れる可能性があります。

つま先のフィット感も重要になるので、かならず店頭で相性を確かめてから購入するのがおすすめです。

3.女性は10本爪もあり

雪山のクランポンは12本爪以上が基本とされています。しかし足の小さな女性が、12本爪のクランポンを靴に合わせようとすると、つま先とかかと側のパーツの間隔が詰まりすぎてしまうことも。

土踏まずの真下に爪がある場合は、10本爪を選んでも問題ありません。また、軽量化も図ることができます。10本爪クランポンも各社ラインナップしているので、12本爪と同じように靴との相性を確かめてから購入しましょう。

クランポンの基礎知識

クランポンの基礎知識となる、持ち運び方と素材の違いについて解説します。ケースや素材で悩んだときは、初心に戻って選択肢を絞っていきましょう。

ケースに入れてパッキング

クランポンをバックパックに入れて持ち運ぶときは、丈夫なケースの中に収納します。ほかのウエアや装備を傷つけないようにするためです。

ケースは購入時に付属するものもありますが、別売りのものもあります。デザインよりも、出し入れのしやすさを重視して選ぶのがおすすめです。

クランポンの素材の違い

クランポンの素材は、主にクロモリ鋼とステンレスに分かれます。天野ガイドいわく、岩に接地したときに、クロモリ鋼には粘るような感覚があり、ステンレスには逆に弾かれるような感覚があるといいます。

ステンレスには錆びにくいという特徴がありますが、強度に大きな差はありません。素材は好みで選んでOKです。

クランポンは靴との相性が大切!装着方法も確認を

クランポンの装着方法と選ぶ3大ポイントについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?クランポンを選ぶ際は、靴との相性が何よりも大切です。また、装着方法が苦手なタイプでないかも確認しましょう。

クランポンを購入するときは、店舗で靴との相性を確認しながら選ぶと失敗しませんよ!

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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