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トレイルランニングレース「Kobo Trail 2025~弘法大師の道~」エントリー開始

若き日の弘法大師が歩いたという「弘法大師の道」を走り抜けるトレイルランニングレース「Kobo Trail~弘法大師の道~」が今年も開催される。
今年は本大会の開催10回目となる記念すべき年。トレラン好きなら参加してみては?

文◉PEAKS編集部

「弘法大師の道」を駆け抜けるトレイルラン

「弘法大師の道」とは、高野山を開く前の若かりし日に弘法大師空海が修行したとされる、奈良県吉野山~洞川~高野山を結ぶ古道。空海の弟子が編纂した詩集「性霊集(しょうりょうしゅう)」のなかに、「若き日の弘法大師が吉野より南に1日、西に2日歩き、高野を発見した」との記述があり、それに基づいて現代に甦らせたものだ。

奈良県と「弘法大師の道」沿線市町村(吉野町・天川村・五條市・野迫川村・高野町)で構成された実行委員会・奈良県吉野山の金峯山寺(きんぷせんじ)・和歌山県高野山の金剛峯寺(こんごうぶじ)が連携して2010年から“道”の踏査に取り組み、2014年に「弘法大師の道」としてお披露目された。

「Kobo Trail~弘法大師の道~」は、金峯山寺、洞川温泉の2地点をスタート地点とし、ともに高野山金剛峯寺を目指す。長らく人が通らず道なき道となっている部分もあるが、世界遺産登録区域「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」の一部を走り、アップダウンが繰り返されるコースは、まるで修行を体験するような稀有なレースとなっている。

記念すべき10回目を迎える2025年の大会日程は、5月17日(土)~18日(日)。エントリーはすでに開始されており、トレイルランニング愛好家たちの間で注目を集めている。

コースディレクターは横山峰弘さん、ゲストランナーには鏑木毅さん

大会コースディレクターを務めるのは、プロトレイルランナーの横山峰弘さん。日本を代表するトレイルランナーにして日本山岳ガイド協会山岳ガイドステージ1などさまざまな資格をもつ横山さんは、その経験と知識を活かし、山に関わるアクティビティなどの普及活動を続けている。

▲プロトレイルランナー横山峰弘さん

さらに、ゲストランナーとしてプロトレイルランナーの鏑木毅さんが今年も参加することが決定。鏑木さんは2009年のウルトラトレイル・デュ・モンブランで3位入賞を果たすなど、国内外で輝かしい実績を持つトレイルランニングの第一人者だ。

▲プロトレイルランナー鏑木毅さん

世界遺産を含む古道を駆け抜けて弘法大師の足跡をたどり、トレイルランニング界のトップランナーといっしょに走れる「Kobo Trail 2025~弘法大師の道~」。決してラクなコースとはいえないだろうが、この特別な体験に挑戦する価値は十分にある。エントリーは先着順で、定員に達し次第締め切られるので、興味がある人は早めに申し込みを。

イベント概要

「Kobo Trail 2025 ~弘法大師の道~」

■開催日時
2025年5月17日(土)~18日(日)
※5月17日(土)に受付・ブリーフィング

■コース概要
※大会は下記【K to K】と【D to K】の2コースが開催される。

【K to K】吉野山「金峯山寺」~高野山「金剛峯寺」
55.7km(うち舗装路14.7km/26%)
定員150名(先着順)
参加費:
国内から入金の場合 旅館¥28,000、民宿¥25,000
海外から入金の場合 旅館¥29,500、民宿¥26,500
※宿泊費(1泊2食/男女別相部屋)、荷物輸送費、保険料等含む

【D to K】天川村「洞川温泉」~高野山「金剛峯寺」
43.2km(うち舗装路15.2km/35%)
定員100名(先着順)
参加費:
国内から入金の場合 旅館¥28,000
海外から入金の場合 旅館¥29,500
※宿泊費(1泊2食/男女別相部屋)、バス代、荷物輸送費、保険料等含む

■募集締切
2025年4月25日(金)17:00(定員に達し次第締切)

イベント詳細/エントリーはこちら

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PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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