
登山雑誌編集部員が街でも愛用する山アイテム神7!【春の陣】

宮上 晃一
- 2025年02月27日
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アウトドアメディアの編集をしていると、意識しないうちに日常でもチョイスしがちなのがアウトドアのアイテム。機能的なアウトドアのアイテムはスポーティな見た目のものもが多いが、使い方次第では普段使いにもマッチします。今回はフィールドでの取材時だけでなく、普段の生活でも活用しているもので「春先〜初夏」にマッチするものをご紹介します!
文◉宮上晃一(PEAKS編集部)
高機能なコーチジャケット「ザ・ノース・フェイス/ベントリックスシャツ」
背中には起毛したフリース状の素材(エクスペディショングリッドフリース)が配置され、それ以外のところにはスリットの入った薄い板綿(ベントリックス)を封入したジャケット。
朝晩はまだまだ肌寒い春先では大変重宝していて、1週間のローテでは頻繁に着用してしまうため、山に持っていったらすぐ洗濯するほど愛用しています。
表地は多少の雨なら弾いてくれる撥水加工済みなので、春の日帰り登山でも大活躍。
秋冬のアイテムなので現在公式サイトでは取扱なし。気になる人は今シーズンの販売をお見逃しなく!
ベントリックスシャツ
・サイズ:S〜XXL
・カラー:ニュートープ、ほか
・重量:約255g(L)
週末の外出や旅先でのハイクにマッチ「ジマービルト/パイカパック」
昔、ロングトレイルの取材の際、ライターの根津貴央さんが背負っていたのが気になって自分も購入。
シンプルなパックでフレームレスのため丸めて収納も可能。幅広のショルダーストラップはそこそこ重いものを入れても肩が痛くなりにくいところが秀逸です。大きなメッシュポケットは飲み物やグローブなど気軽に放り込め、オフィス勤務時のカバンを持ち歩かない週末などは、だいたいこのパックの出番。
フレームがないおかげで旅行カバンにも突っ込みやすく、旅先での行動時に使うパックとしても愛用しています。
国内のいろんなショップで販売していますが、初期から扱っているハイカーズデポでも在庫しているので、ぜひ店頭にて確認を!
ジマービルト/パイカパック
・容量:20L(最大30L)
・サイズ:ワンサイズ
・カラー:シルバーグレイ、他
・重量:340g
山でも街でも愛用する「アークテリクス/トラッカーカーブドキャップ」
みんな大好きトラッカーハット(キャップ)。アメリカのワーカーがかぶっているイメージが強いですが、アークテリクスが手掛けるとなるとなんだか洗練された印象に。
素材全体が高機能な化繊で作られており、ムレ感がほとんどありません。また、メッシュ部分も疎水性の高いポリエステル製なので、湿気を蓄えることもなく快適!
ウイークデイの勤務時はもちろん、山でも後ろかぶり(通称:エロかぶり)にしているのですが、束ねた長髪をキャップのツバで紫外線から守っていることをだれにも理解されず、「キャップ後ろかぶりの人」と認識されているのはここだけの話。
「A」ロゴモデルの生産は終わっているようで、現在はバードロゴのモデルが販売されています。
バードワードトラッカーカーブドキャップ
・サイズ:ワンサイズ
・重量:60g
山を走れて疲れないスニーカー「メレル/アジリティーピーク5」
気がつくといつも選んでしまうトレイルランニングシューズがこちら。
ソールはヴィブラムメガグリップ、アッパーは通気性高い軽量なメッシュで、荷物が軽い登山から日常使いで多用しています。
ミッドソールはメレル独自のEVAフォームで、厚めのためクッション性はかなり高いながら、ていねいな設計のおかげでカカトのブレを感じさせません。アウトソールのラグも5mmと薄めなので、スポーティになりすぎず普段使いしやすいデザインも気に入っています。ゴアテックス搭載モデルもありますよ。
しかしなんといっても一番のポイントは製品名のロゴ(内側部にあり)。パッと見ると「PEAKS」と書いてあるように見えるんです!
アジリティーピーク5
・サイズ:25.0〜30.0cm
・カラー:オイスター/オリーブ、他
・重量:約290g(27.0cm片足)
雨が降らないときはコレ!「キーン/ユニークシリーズ」
履物続きになってしまいますが、毎年リピート買いしているのがキーンのユニークシリーズ。
アッパーがバンジーコードで編まれており、全体で足にフィットしてくれ、通気性も抜群。ソールも柔らかくて雨が降っていないとすぐ履いてしまいます。そのためソールの減りが個人的にとても早く、1足履き潰すのに2年かかりません。
移動の少ないキャンプロケなどではずっとコレ。今年はどのモデルを買おうか、いまから思案しているところです。
ユニークキャンバス(左)&ユニークⅡ OT(右)
・サイズ:25.0〜32.0cm
・カラー:ナチュラルキャンバス/バーチ(ユニーク)、ブラウン(ユニークⅡ OT)、他
ランも登山も普段でも選ぶ楽ちんパンツ「パタゴニア/テルボンヌジョガーズ」
街なかでのランや登山でも穿いていますが、普段穿きでも選んでしまうのがこのパンツ。こちらは女性モデルですが、もちろん男性モデルもあります。
なぜ女性モデルか。それは生地が違うから。男性モデルはもう少ししっかりとした生地なのですが、女性モデルのこちらはサラリとした生地感がなんとも言えない穿き心地なのです。
スリムフィットなので私はLサイズを穿いています。今年はXLも買ってみようかと考えているところ。ストレッチ性に優れ、薄い生地のためムレ感も少ない。暑がりな自分としては指名買いの一本です。
テルボンヌジョガーズ(※ウィメンズ)
・サイズ:XS〜XL
・カラー:ヌーヴォーグリーン、他
・重量:139g(S)
本当は教えたくない神コスパ品「アークテリクス/スコーミッシュフーディ」
登山はもちろん、ファッションでも人気のアークテリクスのアイテムのなかで指折りの高コスパアイテムがウインドシェルのスコーミッシュフーディ。
アークテリクスというと防水ジャケット(レインウエア)や化繊綿ジャケットがタウンでは人気ですが、登山で必須アイテムのレインウエアはじつはなかなか出番がない。それもそのはず、メインの用途は雨天時なので。レインウエアを着てまで行動しなければならないとき、アナタは高価なジャケットを躊躇なく羽織ることができますか?
このウインドシェル、登山をしない人にはピンとこないかもしれませんが、かんたに言ってしまうと超薄手のジャケット=ウインドブレーカーです。雨は防げず(撥水加工はかかってますよ!)、ただ風を防ぐためのものなのですが、この薄さが街では重宝します。
山ではもちろん日よけや風に吹かれて肌寒いときに着用するのですが、街でも同様の使い方が可能。さらに、薄いためカバンにもしまいやすく、春〜秋まで長期間活躍するため、お気に入りを見つけておくことをおすすめします。
絶妙なパターンを生み出すアークテリクスならではのクオリティを長い季節使用できて、高額な防水ジャケットよりも買い求めやすいスコーミッシュ。色使いも秀逸なアークテリクスなので、気になる色が発売された年は必ずおかわりしている一着です。
アークテリクス/スコーミッシュフーディ
・サイズ:XS〜XL
・カラー:デイブレイク(青)、エジザ(黃)、他(今季は3色展開)
・重量:140g(M)
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PROFILE

PEAKS / PEAKS編集長
宮上 晃一
山中では「食」の軽量化をいっさい考慮しないスタイルを好み、アルファ化米では肌が荒れがちなお年頃男子。下山後の食事は約7割が焼き肉になってしまうため、家に戻ると出発前より体重が増えていることも……(登山口近辺の焼き肉店情報求む!)。カブトムシすら触れない大の虫嫌い。
山中では「食」の軽量化をいっさい考慮しないスタイルを好み、アルファ化米では肌が荒れがちなお年頃男子。下山後の食事は約7割が焼き肉になってしまうため、家に戻ると出発前より体重が増えていることも……(登山口近辺の焼き肉店情報求む!)。カブトムシすら触れない大の虫嫌い。