メスティンでパスタはいかが?湯切り不要の激うま簡単レシピ!
FUNQスタッフ
- 2022年07月11日
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初心者でも簡単に調理ができてしまうメスティン。
メスティンでパスタを作ってみたいけど湯切りが面倒そう、いいレシピが思い浮かばない……とお悩みではありませんか。
そこで今回は、メスティンを使った湯切り不要のパスタを作りたいという方に向けて、簡単なのにしっかり美味しいおすすめレシピをご紹介します。
パスタを茹でる際の最適な水の量や、パスタがメスティンの底にくっつかないコツなども紹介していきますので、よかったらぜひ参考にしてみてください。
メスティンパスタに必要な道具
メスティンでパスタを作る際に必要な道具をご紹介します!
メスティン
今回は1.5号用500mlのメスティンを使用しました。
こちらはだいたい1人分になりますので、2〜3人の場合は約750ml〜1000mlのメスティンがおすすめです。
バーナー&固形燃料
バーナーと固形燃料を使っての調理が簡単で楽にできておすすめです。
我が家ではバーナーと固形燃料、ガスコンロをその日の気分や用途に合わせて使い分けています。
バーナーの使用、購入を検討中の方はこちらをチェック。
風防
今回使用したイワタニのカセットコンロは横からの風に強く、火が安定しているのが特長。蓋が風防がわりにもなってくれるため、別で風防を用意する手間もなくとても便利です。
メスティンパスタをアウトドアで作るときのポイント
メスティンを使った湯切り不要のパスタのレシピでは、茹でる際の水の量が仕上がりを左右するといっても過言ではないでしょう。
難しそうだと思われがちですが、水の量と茹で時間にさえ気をつけていればアウトドアでも簡単に時短で美味しいメスティンパスタが作れますよ。
湯切り不要のレシピがおすすめ
パスタといえばたっぷりのお湯を使って、最後には湯切りをするのが当たり前というイメージですよね。
お湯を沸かすまでに時間がかかったり、キャンプ場では洗い場が遠くてお湯を流しに行くのが面倒だと感じることもあると思います。
そんな時、メスティンを使えばお湯をたくさん沸かすことも湯切りをすることもなくパスタを作ることができてしまうんです。
登山などの場面では特に水は貴重であり、大切なのであまりたくさん使いたくはありませんよね。使用する水が少量で済むというのはかなりありがたいポイントです。
さらに登山などアウトドアの場面では、自然環境破壊に繋がるため使い終わったお湯や食べ残しの汁などをそのまま流す行為はマナー違反とされています。
そのため必要最低限の水で調理ができ、無駄な手間を省きながら自然を汚すことなく美味しいパスタを作ることができる湯切り不要パスタをおすすめします。
水の量に注意しよう
湯切り不要のパスタ作りに一番大切なのは使うパスタに対しての水の量です。大体パスタ100gに対して水200ccがちょうど良いとされています。
しっかり量るのがベストですが、もし水を量れるものがない場合にはパスタの表面から約1cm程度を目安に水を入れるとちょうどいいでしょう。
少し少ないかな?と不安になるかもしれませんが、水が多いと結局水を流さなくてはならなくなってしまいます。少なめでしたら後から少し水を足して調整もできるので、少ないと感じるくらいの水の量でも大丈夫です。
太すぎないパスタ麺を選ぶ
これまでさまざまなパスタ麺を試しました。多少の差ではありますが、パスタの麺が細いほど早く茹で上がり、太いほど時間がかかる傾向があります。
なるべく細いものを選ぶと時短にはなりますが、個人的には食べ応えも考慮して太すぎない程度の中太パスタ麺をおすすめします。
よくある早茹でのパスタ麺もおすすめですよ。
簡単!おいしい!メスティンパスタのレシピ
メスティンを使った簡単レシピを2つご紹介します。
和風豚しゃぶパスタ
【材料(1人分)】
- パスタ…100g
- 水…200g
- 豚バラ薄切り…お好み
- 顆粒だし…大さじ1/2
- 大葉…2〜3枚
- 塩…少々
【作り方】
1.パスタを半分に折り、茹でる。
この時お湯が沸いてからパスタを入れるのではなく水から茹でていくことで、もっちりとしたパスタ麺に仕上がるので水から茹でていくことをおすすめします。
豚肉も水から一緒に茹でてしまうことで時短にも繋がりますし、他の調理器具を使わずに済むので一緒に入れて火にかけます。
火加減は中火で、蓋はしっかり閉めましょう。
2.蓋の隙間から少しずつ泡が吹きこぼれてきたらいったん弱火にして蓋を開けます。
豚肉にしっかり火が通っているのも確認してくださいね。
メスティンの底にパスタ麺がくっついてしまわないように、少しかき混ぜるのがポイントです。
煮詰まってしまったり、麺が硬いと感じたらお湯を足してもOK。
まだ水分が多い場合や麺が硬いときは、再び蓋をして2〜3分弱火にかけます。
もう一度蓋を開けて、様子を見ながらかき混ぜて残った水分を飛ばしていきます。
後からだしを入れるので、少し茹で汁が残っているくらいがちょうどいいです。
3.ちょうどいい水分量になったら塩を少々振りかけます。
だしを入れ全体的によくかき混ぜて、あらかじめ切っておいた大葉をトッピング。
お好みで炒りごまをかけて完成です!
やみつき!ベーコンチリトマトソースパスタ
【材料(1人分)】
- パスタ…100g
- 牛乳…250cc
- ベーコン…2枚
- 卵…1個
- ピザ用トマトソース…1/3本
- 輪切り唐辛子…少々
- 塩胡椒…少々
- オリーブオイル…少々
【作り方】
1.湯切り不要パスタの茹で方と手順は同じですが、今回は水ではなく牛乳を使用していきます。
ソースとパスタ麺をよく絡ませるために茹で汁を少し多めに残すのですが、牛乳を使用するとソースにコクが出るのでおすすめです。
もちろん、お湯でもOK。
2.お湯での調理と同様にパスタ麺と牛乳を中火にかけます。
蓋の隙間から少しずつ泡が吹きこぼれてきたらいったん弱火にして蓋を開けます。
4.水分が飛んできたらメスティンの底にパスタ麺がくっつかないようによくかき混ぜます。
5.少しだけ牛乳が残っている状態で火を止め、ピザ用トマトソース、ベーコン、輪切り唐辛子を入れよく混ぜていきます。お湯を使っての調理よりも少し麺同士がくっつきやすいので、オリーブオイルで麺をほぐすと食べやすいです。
塩胡椒を少々振りかけ、お好みで卵黄を乗せたら完成!
アウトドアで作るときのおすすめパスタ麺
アウトドアの場面で重宝するおすすめのパスタ麺はこちらです。
ディ・チェコ/No11スパゲッティーニ
もちもち食感で歯応えもしっかり。
細すぎず太すぎず程よい太さで、どんなソースとも相性抜群です。
日清製粉ウェルナ/早ゆで3分スパゲティ 1.6mm チャック付結束タイプ
麺が素早く柔らかくなる早ゆでタイプ。
アウトドアの場面に最適な定番スパゲッティです。
- 内容量 500g
ラ・モリサーナ/フリッジ・ブロンズ
ショートタイプで食べやすく、どんなソースとも相性抜群。
すぐに柔らかくなるので時短にもなっておすすめです。
- 内容量 500g
メスティンパスタはおいしくて簡単!
調理の際のポイントさえ押さえていれば、メスティンを使ったパスタは湯切りなしでもおいしくて簡単に作れちゃうんです。
難しい工程も特にないので初心者でも挑戦しやすく、短時間で調理が完了します。メスティンはパスタもおいしく作れますが、炊飯も燻製も手軽にできて、本当に万能で優秀なアイテムです。
よろしければぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
レシピ考案:葉山ゆな
webライター、主婦
夫婦でキャンプ歴7年。アウトドア雑誌掲載経験あり。
スキレットやストゥブ、メスティンを使った彩り豊かなキャンプ飯を楽しんでいます。
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- ランドネ
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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。