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CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた!」#6 暮らしになじむ消火器の大切さ/混ぜるだけ!袋ごとタコチップスライス

キャンプの道具や知識には、防災に役立つものがたくさんあります。でも、いくら優れた道具を揃えても、電源や水道のないストイックなキャンプ経験があっても、災害時には全く経験したことのない様々な問題が襲いかかってくるでしょう。予期せぬ事態を目の前にした時、道具や知識がいつものように使えないかもしれません。

そんな悔しい思いをしないために、災害時に役立つ情報やすぐに使える収納方法など、ちょっとしたヒントを知っておくとあなたの知識や道具がもしもの時にぐっと頼もしいものになってくれるはずです。

この連載では、無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱するCAMMOCの防災士資格を持つメンバーから、アウトドア好きの皆さんへ、もしもの時に役立つ情報とレシピをお届けします。

秋冬は火の元に注意

木々が色づき始め、華やかな景色が広がるこの季節。アウトドアシーンでは焚き火やストーブなど、暖をとるアイテムが欠かせなくなってきました。同時に、ちょっとした気の緩みで大惨事を招いてしまうのが“火災”です。

空気が乾燥すると起きやすくなる火災。風が強いと一気に燃え広がり、大事故に繋がる恐れがあります。消防庁も毎年春と秋(今年は11月9日〜15日)を火災予防週間として、消防訓練や防火イベントなど全国で一斉に実施しています。

そこで今回は、火災から身を守るために必要となる【消火器】について、正しい知識と使い方をアップデートしていきましょう。

大事なのは初期消火!

万が一火災が起きてしまった時に、私たちができることは、“初期消火”と呼ばれる3つのアクション。

第1に「火事の発生を伝える」。屋内であれば非常ベルを鳴らし、屋外であれば大声で周囲に知らせる。そしてすぐに119番(消防署)に連絡をしましょう。

次に「できる範囲で消火活動を行う」。あわてずに消火器を正しく使えるように、事前に消火器本体に貼られている説明をよく読んでおきましょう。ちなみに、水をかけるという消火方法は基本NG!電化製品の場合は感電する恐れがあり、調理油や石油は沸騰する可能性があることを覚えておいてください。

最後に重要なのは「避難する」こと。出火から3分以上経つと火は高く燃え広がり、私たちにはなす術もありません。あわてずに煙を吸わないよう注意しながら、タオルなどで鼻と口を塞ぎすぐに避難しましょう。

消火器の使い方と3つのポイント

《消火器の使用方法》火元から7〜8m離れたところに構え、黄色い安全栓を引き抜きます。ホースを火元へ向けて先端をしっかりと持ち、レバーを強く握ると約15秒程放射します。
※本体に説明が記載されているので、必ず確認しておきましょう。

《知っておくべき3つのポイント》

ポイント① 消火器の目盛り

消火器についている目盛りが何を指しているかわかりますか?実はこれ、自分で消火器の状態をチェックできる“圧力ゲージ”と呼ばれるもの。赤色の指針が7〜9.8の緑ゾーンにあれば正常。それ以外の黄色ゾーンにあれば不良なので処分または交換が必要です。

※消火器を廃棄する場合は、メーカーまたは消火器リサイクル推進センターにお問い合わせください。

ポイント② 消火器の寿命

消火器の使用期限は標準で約10年、住宅用消火器は約5年です。本体に記載があることを確認しておきましょう。ただし、期限前でもサビや変形などで老朽化した消火器は大変危険なので、処分または交換が必要です。

ポイント③ 消火器の置き場所

火災が発生した際に、すぐ取りに行ける場所がベスト。とはいえ、コンロや焚き火のすぐそばにおいた状態で火災が発生すると近づけないため、火を扱う場所からは少し離しておきましょう。湿気の多い水場や雨ざらしになる屋外などは劣化してしまう恐れがあるため避けましょう。

キャンプ場や旅行先など、どこに消火器が置いてあるかチェックしておくことも、火災から身を守るうえで非常に重要です。

備えておきたくなる、暮らしに馴染む消火器を

これまで「消火器は赤じゃないとダメ」と勝手に思い込んでいましたが、住宅用消火器には色の決まりはありません。そこで私たちが出会ったのが、+maffsの消火器。

ホワイトとブラックの2色展開で、部屋のインテリアを邪魔することなく、高級感を漂わせるマットな質感がお洒落な1台。あえて目につく場所に置いておきたくなる消火器なら、万が一の時もすぐに取り出せて、命を守る心強い存在となることでしょう。

おうちだけでなく、ガスコンロやストーブなど火気を扱うアウトドアにも消火器は必要不可欠。普段は家の中で常備し、キャンプやバーベキューの時に他の道具と共に消火器も持って行く。そんなスタイルを叶えてくれるお気に入りの消火器を備えましょう。

 

今月のレシピ/混ぜるだけ!「袋ごとタコチップスライス」

炊いてあるご飯やおにぎりと、タコスチップスを混ぜるだけ!極力火を使わず、あっという間に子どものテンション爆アゲなレシピをご紹介します。

材料(1人前)

炊いたご飯またはおにぎり…お好みの量
タコスチップス…1袋
コンビーフ(ツナ缶やソーセージ、ベーコンなどでもOK)…1缶
チーズ…適宜
生野菜…お好みで
タバスコやサルサ…お好みで

作り方

①タコスチップスを袋のまま軽く叩き、チップスを砕く。

②袋を開けて、ご飯、コンビーフ、チーズ、生野菜を入れてよく混ぜ合わせたら出来上がり。

お好みでタバスコやサルサをかける。

袋を開いてそのまま食べれば、洗い物いらずで食後も楽ちん。
野菜やコンビーフ、チーズなどはあれば嬉しいけれど、なくてもOK!
お好みで、タバスコやサルサなどの調味料を加えると、より本格的なタコライスの味に近付くのでおすすめです。

 

クリエイターズユニット
CAMMOC(キャンモック)

左から、三沢真実、三宅香菜子、内舘綾子
「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。アウトドア・フードロス・防災などの観点からドライフードに注目し、初著書「うまみがギュッ!干すだけ簡単 はじめてのドライフード(山と溪谷社)」全国書店にて絶賛発売中。

HP:https://cammoc.com
Instagram:www.instagram.com/cammoc

 

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PROFILE

キャンモック

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「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。無理なく無駄なく楽しくできる「SDGs防災キャンプ」を提唱。 https://cammoc.com/

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