登山にもっていきたいファーストエイドポーチ!揃えておきたい中身も紹介
FUNQスタッフ
- 2023年01月25日
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登山は、素晴らしい景色が堪能できる人気のアクティビティです。
しかし登山には、ケガや遭難の危険があることも忘れてはいけません。応急処置に使うファーストエイドキットは、ザックの中でバラバラだと取り出しにくいので、事前にポーチにまとめておく必要があります。
でも「たくさん種類があって、どのファーストエイドポーチを選べばいいか、わからない…」「どんなファーストエイドポーチが、登山に向いているの?」と思う方もいますよね。
そんなお悩みや疑問を解決するために、本記事では以下のことを解説します!
- おすすめの登山用ファーストエイドポーチ
- 登山用のファーストエイドポーチの選び方
- 揃えておくべきファーストエイドキット
ファーストエイドキットが入れば、ポーチはどれでもいい訳ではありません。この記事を読めば、登山中に起こりうる「もしもの事態」に、さっと取り出せるファーストエイドポーチが見つかります。ぜひ最後までお読みください。
「もしも」のときのファーストエイドキットはポーチにまとめよう
応急処置グッズである「ファーストエイドキット」は、必ずポーチにまとめましょう。なぜなら登山中のケガや体調不良に対応するためには、スピードが大事だからです。
例えば登山では、外傷や出血の応急処置に備え、以下のグッズを準備する人が多くいます。
- 絆創膏
- ガーゼ
- 包帯
- ハサミ
もしザックの中で、これらが点在しているなら、処置に必要なものを探すのに時間がかかりますよね。一方でポーチにまとめていれば、スムーズに処置ができます。
そもそも登山中に、もしもの事態に陥らないことが大事ですが、一刻を争う状況への備えとして、ファーストエイドポーチを使って、必要なものを1箇所にまとめておきましょう。
定番のファーストエイドキットが知りたい方はこちらをチェック!
登山用ファーストエイドポーチ4選
ここでは、登山用のファーストエイドポーチを4つに厳選してご紹介します。どれも即戦力になるアイテムですので、ぜひお気に入りのポーチを見つけてください。
deuter(ドイター) ファーストエイドキット アクティブ
コンパクトですが、内側には中身が小分けできるポケットや仕切りがあるので、常備薬や絆創膏なら問題なく持ち歩くことが可能。丈夫な生地には撥水性もあり、内面がPUコーティングされているため、高い防水性を備えています。
- メーカー参考価格:2,420円
- サイズ:12×9×5(厚さ)cm
- 重量:60g
- 防水性:◯
TATONKA(タトンカ)ファーストエイドS
ザックに収納できるコンパクトさがあり、ベルトに取り付けることも可能。仕切りがあって収納のしやすさも抜群です。高密度のナイロン生地は、丈夫なだけでなく、3重のPUコーティングによって防水性にも長けています。
- メーカー参考価格:3,300円
- サイズ:18×12.5×5.5(厚さ)cm
- 重量:140g
- 防水性:◯
Tasmanian Tiger(タスマニアンタイガー) ファーストエイド TQ
ドイツ発祥のブランド「タスマニアンタイガー」の製品は、ドイツ軍やフランス軍でも採用される品質。ポーチを大きく広げられるので、中身が取り出しやすくなっています。強度の高いコーデュラ700Dの生地は、ナイロンより耐水性がありますが、完全防水ではありません。
- サイズ:16×12×4(厚さ)cm
- 重量:130g
- 防水性:△
OHKEY ファーストエイド キット
ケースはハードタイプで少し大きめですが、ザックには問題なく収納が可能。防水性もあり、しっかりと中身を守ってくれます。中身がすでに揃っている商品のため、コスパの高さも魅力的です。180日間の保証があり、無償で交換対応してくれる安心感もありますよ。
- サイズ:20.5×13×6(厚さ)cm
- 重量:367g
- 防水性:◯
登山用ファーストエイドポーチの選び方
ファーストエイドポーチは、中身に必要なものが揃っていれば、なんでもいい訳ではありません。ここでは、登山用ファーストエイドポーチの選び方を解説します。
カラーは見つけやすい赤がおすすめ
ファーストエイドのポーチは、赤色がおすすめ。理由は、ザックの中に他にものが入っていても見つけやすいからです。
緊急の場合はスピードが大事なので、他の荷物に紛れない明るい色であれば、すぐに見つけられます。信号の「止まれ」が、万国共通で「赤」であるように、注意を引くのに最適な色は赤です。
また登山中のケガは、自分で対応できない場合もあります。人に処置を頼むときは、誰が見ても一目でファーストエイドキットがあると判断できることが大事です。ポーチは、赤色に白十字が書いてあるベーシックなデザインを選びましょう。
防水性のあるポーチは安心
ファーストエイドポーチは、防水性があるものを選びましょう。キットが濡れると、応急処置に使えなくなったり、品質を下げてしまったりする可能性があります。
登山中に雨が降るときは、ザックをカバーで覆うなど対策はできます。しかし強風で長時間の雨にさらされると、浸水する可能性も…。肝心なときに、中身が役に立たない状態になったら困りますよね。
身の安全を守る大事なアイテムを守るために、念には念を入れ、防水性の高いファーストエイドポーチを選びましょう。
邪魔にならないサイズ感
ファーストエイドポーチは、ほどよいサイズ感も大事です。
あまりに大きすぎても、ザックのスペースをとって邪魔になりますし、小さすぎても必要なグッズが入らなくて困ります。また登山では荷物を減らし、ザックを軽くすることも、無駄な体力の消耗を防ぐために重要です。
登山の日数などにもよりますが、日帰りや1泊2日なら、
- 縦:9〜13cm
- 横:12〜20cm
- 奥行き:5〜6cm
ほどのサイズ感がいいでしょう。
軽さや強度にも留意すれば、さらにベストなファーストエイドポーチが見つかります。
揃えておきたいファーストエイドキットの中身
ファーストエイドポーチ選びで大事なポイントは理解したけれど、肝心な中身をどうするか迷う方もいるでしょう。
必要なものがないと、もしもの状況に対応できません。
「日ごろから揃えておきたいファーストエイドキット」について、以下の記事で解説していますので、ぜひポーチの中身もチェックしておきましょう。
またファーストエイドキットの中身やポーチは、いろいろなシーンに合わせて、選ぶことも大事です。
例えば登山やトレイルランの場合でも中身は微妙に変わりますし、行程の長さや登山の険しさでも、中身を変えたほうがいいケースがあります。上級者の方が、どのようにファーストエイドポーチの中身を決めているか、気になりますよね。
経験豊富なベテラン登山家たちがこだわる、ファーストエイドポーチの実例を学びたい方は、以下の記事をぜひご覧ください。
登山のファーストエイドキッドはまとめてポーチに収納しよう
登山用品の中では決して派手な存在ではないので、気を抜けば後回しになりがちなファーストエイドポーチ。しかし、その存在はとても重要です。
危険な事態に遭遇しないことが大事ですが、登山には100%の安全はありません。不慮のケガや急な体調の変化から、自分や周囲の人を守るために、ファーストエイドポーチとその中身はしっかり備えておきましょう。
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