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熊野古道・大辺路を歩く旅におすすめ!南紀エリアの立ち寄りスポット

モデルの菖蒲理乃さんが歩いた、世界遺産登録20周年の熊野古道・大辺路。街と町をつなぎながら自然や人との出合いを楽しむ旅の途中に、立ち寄りたいおすすめのカフェや老舗菓子店、歴史を体感するスポットなどを紹介します。

創業100年、町の和菓子屋でデラックスケーキを|鈴屋(田辺市)

栗まんじゅうや最中などを販売する町の和菓子屋として、地元の人に愛されるお店。「田辺のお土産といえば」のデラックスケーキは、カステラ生地に自家製ジャムを挟み、ホワイトチョコでコーティング。その作り方や大きさは、いまも昔も変わらず、1日5,000個も売れる日があるほど人気。デラックスケーキをモチーフにしたマグネットはお土産に。

DATA
鈴屋
和歌山県田辺市湊15-11
TEL.0739-22-0436
営業時間:8:00~18:00(元旦10:00~15:00)
定休日:なし
https://www.dxcake.jp/

江戸時代末期から続く銘菓でひと休み|辻の餅(田辺市)

熊野古道の大辺路と中辺路の分岐点(道標)のすぐそばにある和菓子店。ここでいただけるのは、江戸時代末期から続く伝統の餅菓子「おけし餅」(1個120円)。粒餡を付けた丸いお餅が、頭頂部だけ毛を残した子どもの「芥子坊主」に見えることから、その名が付けられたという。ほどよい甘さの餡と柔らかい餅は、町歩きの途中の休息にいただきたい。

DATA
辻の餅
和歌山県田辺市北新町1
TEL.0739-22-1665
営業時間:8:00~18:00
定休日:火曜(大安、祝日の場合は営業)

朝のゆったりとした時間をすごせる場所|cafe cocon(すさみ町)

5年前に京都から移住したオーナー夫婦が営む、古民家を改装したカフェ。朝8時からオープンしていただけるモーニングメニュー(パンとサラダ、ドリンク付きで700円)は、地元の方のリクエストで始めたという。柔らかな照明が灯る店内にはこだわりの古道具が並び、つい長居をしたくなる居心地のよさだ。自家製コーヒーゼリー(500円)やプリン(限定6個、400円)もおすすめ。

DATA
cafe cocon
和歌山県西牟婁郡すさみ町江住481-2
TEL.090-1243-7275
営業時間:8:00~11:00(モーニング)、14:00~20:00(カフェ&バー)
営業日:金土日、祝日

電車の待ち時間も楽しめる、無人駅の周参見駅|すさみ町観光協会 観光案内所(すさみ町)

特急電車が停車する無人駅だった周参見駅を、2019年にリニューアルし観光案内所としてオープン。併設するコーヒースタンド「ヤップ!」では、オリジナルの「いなづみコーヒー(350円)」や、クリームソーダ(すさみブルー/500円)など人気メニューをラインナップ。レンタサイクルのほか、南紀エリア観光にはトゥクトゥクのレンタルもおすすめ(4,000円/日)。

DATA
すさみ町観光協会周参見駅案内所
和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4298 周参見駅内
営業時間:9:00~17:00(観光案内・レンタサイクル)、10:00~16:00(ヤップ!)
定休日:月、木
https://www.instagram.com/yup_susami/

手作りの店内でパスタやピザをランチに|ペスカトーレ白浜(白浜町)

イタリアの雰囲気を感じさせる手作りの店内では、エビやホタテ、イカなどがたっぷりと入ったペスカトーレ(1,400円)をはじめとするパスタや、手作りの石窯で焼き上げるサイズ28cmのピッツァ(マルゲリータ/1890円)などをラインナップ。海を眺められるテラス席もあり、愛犬との利用もOK。人気店のため、平日、休日問わず事前予約がおすすめ。

DATA
和歌山県牟婁郡白浜町300-4
TEL.0739-43-7580
営業時間:11:30~16:00(最終入店14:30、L.O.15:00)
定休日:水曜日(臨時休業あり)
https://pizzeria-pescatore.jimdofree.com/

プレートの沈み込みから生まれる独特な景観を楽しむ|南紀熊野ジオパーク(南紀エリア)

白浜を代表する景観のひとつである「三段壁」は、展望台から眺める、高さおよそ50mの岩壁(海食崖)が見どころ。地底36mの洞窟を散策することもできる。

およそ1.800~1,500万年前に浅い海で堆積した砂岩泥岩互層から成る、平らで黒い石が見られる志原海岸。とくに厚い泥岩層でできている「村島(むらしま)」は、まるで熊の横顔のようにも見える。昨今は「ベアーズロック」の愛称で呼ばれることが多く、人気の観光スポットに。

沖の黒島と、陸の黒島と岩礁から成る「黒島」。島があることで沖合からやってくる波は左右に回り込み、沿岸でぶつかる場所に砂礫の堆積するトンボロを形成。山のミネラルも豊富で魚が集まる場所でもある。

波の浸食によってできた平らな海底が、隆起した海岸段丘地形「千畳敷」。真っ白な砂浜が固まったような砂岩層には、浅海でできた地形特有の堆積構造のほか、生物の生活跡の証拠が残る生痕化石なども観察できる。

南北130m、東西35m、高さ25mの小さな島「円月島」。比較的新しい礫岩でできたこの島は、真ん中には波の浸食により穴(海食洞門)が空き、これと重なるように沈む夕日が見どころに。

深い海の中で積もった砂岩泥岩互層がプレートの沈み込みにともない、岩としてカチカチに固まる前に大きく折りたたまれながら陸側に押し付けられ、くねくねと曲がる不思議な光景が広がる「フェニックス褶曲」。大地のパワーを目で見て感じられる場所。環境保全・保護・安全管理への配慮が必要なため、見学にはヘルメットの着用とガイドの同行が必須(要事前予約)。

田辺市在住の南紀熊野ジオパークガイドの会・濱田千佐子さんが案内してくれた「江須崎」は、波食棚が隆起し海岸段丘になった地形が特徴であり、島全体が春日神社の社叢になっている神聖な場所。太い気根がほかの木に絡まるあこうの木や、暖地性植物のかずらの木など、この土地ならではの植生も見どころのひとつ。鳥居をくぐり、島をぐるりと一周しながら散策を楽しめる。

南紀熊野ジオパーク
https://nankikumanogeo.jp/

熊野古道・大辺路の仏坂ルートを、船でつなぐ|安居(あご)の渡し(白浜町)

大辺路の中で唯一、川を船で渡る「安居の渡し」。流れる日置川は、アユやアマゴなどの川魚が泳ぐ清流。かつて大辺路が生活道路だったころには、郵便配達員さんは毎日この川を船で渡りその先の集落に届けていたという。平成16年、熊野古道が世界遺産登録されて以降、大辺路を歩くハイカーも増えた現在。地元の船頭さんは7名。運航日は土日祝日のみ。完全予約制1人500円で利用できる。

▲川を渡った先には、再び大辺路の道が続いていく。ここから周参見駅までは、約3時間45分の道のり。
▲「安居の渡し」を利用すると、シリアルナンバー入りヒノキの証明板をもらうことができる。

問い合わせ:安居の渡し保存会
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/kanko/taiken/1452760025050.html

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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