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四角友里のにっぽん“食”名山#20「和歌山県田辺市・みかん」

アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里さんが、山やふもとの町を旅するなかで出合った「食」にまつわるエピソードを綴る連載『にっぽん食名山』。今回は、和歌山県田辺市の高尾山でいただいたみかんを紹介します。

みかんの里で、おいしさの理由を感じる山歩き

▲みかん色の看板のベンチでみかん休憩。季節の深まりとともに変わる品種の味の違いを探求するのも田辺の山に通う楽しみのひとつ。

みかんの収穫量全国トップを誇る和歌山県の南部に位置する田辺市。温州みかんをはじめ、ポンカン、はっさく、清見など、ほぼ一年を通じて豊富な品種の柑橘類が作られています。さらに田辺市は、知る人ぞ知る低山の宝庫。おすすめの山は高尾山やひき岩群なのですが、見どころはなんといっても海と“みかんview”!急斜面を開墾した段々畑にみかんが実る姿を眺められるんです。黒潮から吹くミネラルを含んだ潮風や、降り注ぐ暖かな光を感じ、みかん栽培に適した気候を山でより体感できます。

▲田辺は梅の栽培も盛ん。春には梅林と併せたハイキングも◎

田辺産の「ゆら早生」や「日南」という品種は甘さがぎゅっと濃縮され、一度に3つくらい食べられるほど。私の好きな果物ランキングが変動しました。

さて、山でみかんを食べるならば、ぜひ「和歌山剥き」(※別称、有田剥き)にトライ。一般的には、ヘタや底から皮を花びらを開くように剝きますが、和歌山では底に親指をグッと差し込み、皮ごと4つに割って食べるのが主流。実際にこの方法で剝いてみると、とにかく早くて簡単!海、山、太陽と水が育んだみかんを、山でパクッといただきましょう。

▲左が一般的なみかんの剥き方。右が「和歌山剥き」。

これまでの連載はこちらから

 

四角友里さん

「山スカート」を日本に広めた女子登山ブームの火付け役。講演や執筆、山ウエア・ギアの企画開発に携わる。日本全国の山を旅しながら、土地の食や文化を味わうのがライフワーク。
Instagram:@yuri_yosumi

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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