まだシーズンは始まったばかり! 九州玄界灘 春のヒラマサキャスティング【SALTWORLD Field Report】
SALT WORLD 編集部
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小型ベイト対応の試作ルアーが活躍!
ヒラマサキャスティングゲームが一年のなかで数、サイズともによく釣れ、一番注目されるのが春シーズンではないだろうか。そんな春シーズンの始まりを感じる玄界灘に遠征し、『サンライズ』さんにお世話になった。しかし初日は爆弾低気圧の影響で中止、二日間での釣行となってしまい、テストするアイテムが多数あるため、時間的にも貴重な釣行となった。
今回は小型ベイトの春パターンにマッチする試作ルアーを1アイテム準備したのだが、最初のポイントでこのルアーがベストマッチ。ワンキャスト・ワンヒットの場面もあり、明らかに他のルアーよりヒット率は高かった。詳しく紹介できるのは少し先にはなるが、キハダにも有効なタイプのルアーなので期待していただきたい。
春パターンに効くクリアカラー
ここでエリアの選択を船長から問われたのだが、我々は数日前の好調なエリアをあえて避け、春の爆発を期待したエリアを選択。船長は船を走らせた。
最初のポイントが高活性だったため期待が高まったが、その後のポイントではダイビングペンシルに出てくるもののバイトが的外れな場合が多く、フッキングまで持ち込むのに苦戦するという、春によくあるパターンであった。ただそんななかでも参加者はヒラマサキャスティングに精通した方にはバイトが多く、20kgを超すサイズのバイトもあった。
春パターンではとくにクリアカラーが効くことが多い。今回感じたのはクリアカラーでもカラーリングしてあるルアーでもバイト数の違いはないのだが、フッキング率はクリアカラーのルアーのほうが高いということだ。
決めつけず色々試すことが釣果のカギ
アクションスピードはノンストップジャークの早巻きにも、少しゆっくり目な誘いにもバイトはあった。スローな動きが良いと決めつけるのではなく、色々試すことが春に釣果を伸ばすコツで、ここが前記したヒラマサキャスティングに精通した人とのバイト数の差である。
春パターン攻略の答えが見えた!
今回は10kgを超すヒラマサは出なかったが、ビッグサイズのバイトも数回あり、結果は紙一重の釣行となった。しかし難しい早春のパターンを攻略する答えが見えた釣行となり、私にとっては釣果以上に成果があった。
まだまだ始まったばかりの春のヒラマサシーズン。玄界灘、五島列島では各地の遊漁船の好調が日ムラはあるものの昨年から続いている。ぜひ春マサを狙いにいってはいかがであろうか?
タックルデータ
ロッド/エキセントリックキャスティング
EC80XH、EC87MH、EC87M、EC83ML(以上すべてプロト)、FC84M
ルアー/プロトルアー15cm、TWZ200F、TWZ185F(プロト)、
TWZ165F、フラップベイト22cm、フラップベイト25cm(春発売)、
サーチポップ
フック/アシストフックフィネス プラグシングル 1相当~5/0相当
ライン/YGK Xブレイド フルドラグ3号、4号、6号、8号、10号
リーダー/YGK Xブレイド キャストマンアブソーバー 80lb、130lb、170lb
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SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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