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北海道・積丹半島美国沖でのスーパーライトジギングで驚異的な釣果を達成!【後編】

スーパーライトジギングの第一人者であるスミス・中村豪さんが、北海道・積丹半島美国沖へ。前編で、マゾイなどの大型根魚類をゲットした中村さんがスーパーライトジギングの流行と課題を語る。

北海道・積丹半島美国沖でのスーパーライトジギングで驚異的な釣果を達成!【前編】はこちら>>>

北海道・積丹半島美国沖でのスーパーライトジギングで驚異的な釣果を達成!【前編】

北海道・積丹半島美国沖でのスーパーライトジギングで驚異的な釣果を達成!【前編】

2021年09月16日

スーパーライトジギングの流行とその裏にある課題

積丹半島、そしてその沖合に広がる美国沖は、本当に自然が豊かである。この釣りはまだ始まったばかりであるため、阿部船長によるとポイントは開拓中であり、それこそ無数に存在するという。

だが、それでもこの釣りが流行して多くのアングラーがこの海を訪れるようになれば、「リリースをどのようにしていくか」ということが課題となるのは間違いないだろう。 いくら自然豊かな北海道・美国の海といえども、魚をたくさん獲り続ければ数は減る。 また、2018年はホッケの魚影が濃かったとのことで、実際に取材でも数多くのホッケがヒットした。

ただ、ホッケは乱獲によりサイズが小さくなり、数も少なくなったといわれている魚。そんな魚であるから、釣れるからと釣れるだけ釣るのではなく、必要な分だけキープし、後はリリースするといったようにしたい。末永くこのゲームが楽しめるようにするためにも、アングラーの協力が必要だろう。

積丹半島での根魚スーパーライトジギングは2018年にスタートしたばかりだが、北海道征海丸では今後はさらにこの釣りに力を入れていくとのこと。もちろんこのエリアはブリジギングで有名であるため、ブリのシーズンとなれば、征海丸には船が2隻あるため、一隻はブリ、もう一隻はこの根魚スーパーライトジギングで出船するという。

北海道積丹半島美国沖の根魚を対象としたスーパーライトジギング。今後さらに注目され、盛り上がることは間違いなさそうだ。この魚影の濃さと面白さは、北海道外から遠征する価値も十分にある。

▲2018年はホッケがよく釣れ、グッドサイズの個体も多かった。
▲中村さんの釣友である黒石正樹さんが釣り上げたのは一升瓶ほどもある特大ホッケ! 貴重な刺身も堪能した。
▲マダラとホッケのダブル! こんな光景はまったく珍しくなかった。
▲取材時はこのサイズ止まりだったが、いわゆるGT(ジャイアント・タラ)級もヒットする。
▲北海道でアブラコと呼ばれるアイナメは常連ゲストで良型揃い。黄色いのはオスの婚姻色だ。
▲積丹半島釣行で北海道外からのアングラーの拠点となるのが余市。“余市”といえば、そう、ニッカウヰスキーだ。ここでは工場見学が楽しめ、実際にウイスキーを作る工程を見ることができる(現在は休止中。再開についてはHPで確認のこと)。アルコール好きならずともぜひ訪れたいスポットだ。
▲工場見学の最後を締めくくるのはウイスキーの試飲! 中村さんはテンション上がりまくり!

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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