
ナショナルサイクルルート巡るスタンプラリー開催へ 自転車NAVITIME活用、3ルート制覇目指す

Bicycle Club編集部
- 2025年04月18日
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サイクリングによる観光振興を目指し、ナビタイムジャパンは、茨城県、滋賀県、広島県・愛媛県の関係団体と連携し、2025年4月18日から「ナショナルサイクルルートスタンプラリー ~第1次ナショナルサイクルルート3本を制覇せよ~」を開催すると発表した。同社の自転車ナビゲーションアプリ『自転車 NAVITIME』を活用し、国の認定するナショナルサイクルルートの認知度向上と利用促進を図る。
低迷する認知度向上へ、4団体が連携
ナショナルサイクルルートは、日本を代表し世界に誇りうるサイクリングルートとして国が認定するもの。2019年の制度開始以降、6ルートが認定されているが、ナビタイムジャパンが2024年10月に行ったユーザーアンケートでは、ルートを知っているとの回答は21.7%、走ったことがあるとの回答は15.8%にとどまり、認知度拡大が課題となっていた。
今回のスタンプラリーは、この課題解決に向け、ナビタイムジャパンと、第1次認定ルートである「つくば霞ヶ浦りんりんロード」(茨城県)、「ビワイチ」(滋賀県)、「しまなみ海道サイクリングロード」(広島県・愛媛県)の各推進団体(つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会、滋賀プラス・サイクル推進協議会、一般社団法人しまなみジャパン)が連携して実施する。
アプリで手軽に、3ルート・41スポット巡る
参加者は『自転車 NAVITIME』アプリをスマートフォンにダウンロードし、スタンプラリーページから参加登録。GPSをオンにして、3ルート上に設定された全41箇所のスタンプスポットを自転車で訪れると、デジタルスタンプを獲得できる。実施期間は2025年4月18日(金)から8月31日(日)まで。広域的な周遊観光を促進する狙いだ。
完走・制覇でオリジナルグッズも
集めたスタンプ数に応じて、抽選でナビタイムジャパンのオリジナルグッズなどが当たる。さらに、各ルートの指定スポットを全て巡るともらえる「完走賞」(つくば霞ヶ浦:14箇所、ビワイチ:15箇所、しまなみ海道:12箇所)や、規定数のスポットを巡る「半走賞」、そして全41スポットを制覇した参加者向けの「第1次ナショナルサイクルルート制覇賞」も用意される。サイクリングを楽しみながら、各地域の魅力を発見できるイベントとなっている。
各地域トップも期待「魅力あるルートへぜひ」
各ルートの関係団体代表からも期待の声が寄せられている。つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会の会長を務める大井川和彦・茨城県知事は「認知度向上や誘客促進に向け大変喜ばしい」とコメント。滋賀プラス・サイクル推進協議会会長の三日月大造・滋賀県知事は「五感で魅力を感じられるビワイチにぜひお越しを」と呼びかけた。しまなみジャパン代表理事の平谷祐宏・尾道市長も「島々の多島美と橋の造形美が織りなす絶景を楽しんで」と魅力をアピールした。
ナビタイム、サイクルツーリズム推進へ
ナビタイムジャパンにとっては、同社主催によるスタンプラリーは初の試みとなる。同社は「今後は第2次ナショナルサイクルルートでの展開も視野に入れ、地域の皆様と連携しながら、サイクルツーリズムの普及・促進および地域活性化に貢献していく」としている。
ナショナルサイクルルートスタンプラリー ~第1次ナショナルサイクルルート3本を制覇せよ~
- 期間:2025年4月18日(金)~2025年8月31日(日)
- 実施場所:茨城県(つくば霞ヶ浦りんりんロード)、滋賀県(ビワイチ)、広島県・愛媛県(しまなみ海道サイクリングロード)
- 参加方法:『自転車 NAVITIME』アプリをダウンロードし、アプリ内から参加。GPSをオンにして対象スポットを巡る。
問:ナビタイムジャパン https://corporate.navitime.co.jp/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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