【TEST ME】RERIC・ダグ 防水 シューズカバー
ハマダ
- 2018年10月29日
雨と風から足を守る!伸縮するシューズカバー
肌寒い秋から凍える冬、ライダーの足元を守ってくれるシューズカバーがレリック・ダグ防水シューズカバーだ。レリックオリジナルの「無縫製」技術により編まれた靴下に、防水フィルムを貼り合わせたモデルで、防水性、防風性、そして透湿性の三つを高いレベルで実現している。
特徴は、生地自体が2方向に伸縮して高いフィット感が得られること。「伸縮するシューズカバー」は、他社モデルでもよくうたわれる文言だが、レリックのそれは頭一つ抜き出たレベルだ。
カカトとつま先に適度な大きさのホールを設けて、ロードとMTB両方のシューズ&クリートに対応するほか、足首までしっかりカバーし、密閉性も高い。
オシャレな見た目なのに高機能!
▲カバー裏側のクリート穴もちょうどいい大きさで、さまざまなクリートに対応する。わざと大
きく傾けたSPD-SLクリート(左)もこのとおり
▲世にある防水シューズカバーのなかでもそのしなやかさはトップレベル。はきやすく、ぬぎやすい。締め付けのストレスも皆無
▲1足のシューズカバーに複数の編み方を採用。生地自体が2方向に伸縮し、高いフィット感を実現。デザイン性の向上にも貢献している
INFO
RERIC・ダグ 防水 シューズカバー
6300円(税抜)
●サイズ:M、L ●カラー:ブラック、ネイビー ●重量:94g(M)
TESTER’S IMPRESSION
防水性以上によかったのは、耐久性=長く使えること!
これまで使ってきたシューズカバーは、カカト後部をファスナーやベルクロで固定するタイプだったので、そういったシステムがない「ダグ」は新鮮だった。無縫製で編まれた生地はやや厚手だが、よく伸びてフィット感も○。薄いモデルはファスナーが壊れたり、生地が破れたりするが、これならずっと使えそうだ。
肝心の防水性について。水をかけると、あまりはじかず濡れた……。「ダメじゃん!」と思ったが、シューズには水が到達していない! 防水フィルムを貼り合わせるとはこういうことで、見た目のはっ水能力だけにごまかされてはいけない。
防水性や透湿性は比較の難しい要素だが、それでも比較した結果「防水性はグッド! 透湿性はノーマル」と感じた。この冬のシューズカバーに決定!
TESTER
ハマダ
元ショップ店員の編集部員。雨でも通勤に自転車を使い、30分から1時間の雨に耐えうるシューズカバーを探している。足のサイズは27.5㎝の幅広。汗をかきやすく、シューズ内がムレやすい。これまで使ってきたシューズカバーと比較!
問:イノセントデザインワークス http://reric.jp
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