CATEYE・クイック【TEST ME】
ハマダ
- 2019年01月24日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は初心者でも簡単に扱えるサイクルコンピューター、CATEYE・クイックをテストしてみた。
丸いディスプレイが可愛いシンプルなサイコン!
高品質なライトやサイクルコンピューターを生み出す日本ブランド、キャットアイ。そのなかでもとくに高い人気を誇るのがこの「クイック」だ。その特徴を改めて紹介したい。
円形のディスプレイに映し出されるのは全7機能。走行速度、走行時間、走行距離、平均速度、最高速度、積算距離、時計となっている。速度は上段、それ以外6機能は下段に表示される。
またクイックの最大の特徴が、ディスプレイに反転液晶を採用していること。「黒地に白文字」という組み合わせは強い日差しのなかでも非常に見やすい組み合わせだ。高額なサイコンの一部では採用されつつあるものの、この価格帯では他に類を見ない。
反転液晶が見やすさを実現。だれでも使えるカンタン操作
反転液晶で、黒い地に白い文字が映し出される。日差しの強い日中でも視認しやすい配色だ。サイコン自体の大きさは控えめなのに、文字は大きく表示してくれる
モード操作はワンボタンで行える。ほどよい大きさのボタンは冬用グローブでも押しやすく、クリック感も明瞭。画面下表示の機能が変わっていく
ディスプレイ部分は、ハンドルに固定したアウトフロントタイプブラケットから取り外せる。こちらもワンタッチで作業可能。盗難防止に役立つ
本体電池はCR1616、センサー電池はCR2032(各1個ずつ)。交換時期を知らせるバッテリーアラーム機能も付く。一般的には約1年間使える
横から見るとその薄さ(36㎜)も際立つ! 本体重量24g(センサーは15g)という軽さもうれしい。シンプル・イズ・ベストだ!
INFO
CATEYE・クイック
5500円(税抜)
●機能数:7 ●最大表示項目数:2 ●駆動時間:約1年間(1日1時間使用時、使用環境による) ●サイズ:93.5×54×36㎜ ●本体重量:24g ●電池:リチウム電池 CR1616(コンピューター本体)、リチウム電池 CR2032(センサー本体)
TESTER’S IMPRESSION
見やすさ◎ 円形デザイン○ シンプルイズベスト!
初めて買ったクロスバイクにもキャットアイのサイコンを付けていたはずだから、同社のサイコンにはもう10年間はお世話になっている。とりわけデイリーな用途、通勤や休日ちょい乗り用バイクにはいつも「黒猫」を付けてきた気がする。このクリックもそんなアーバンライドに最適なモデルだ。
まず、センサーの反応のよさや、ボタン動作、ディスプレイ表示速度に関しては文句のつけようがない。説明書を詳細に読まなくても、サイコン自体の機能や操作方法が直感的に理解できるシンプルさがいい。反転液晶ディスプレイの見やすさもありがたい。
そしてなによりデザインがいい! 黒の画面もあいまって、カッコよさと可愛さがちょうどいいバランスだと思う。世の中のサイコンが四角ばかりなので、よけいオシャレに感じる。一点だけ希望があるとすればフォークに取り付けるセンサー部分。ストラーダシリーズと同様の「薄型ラバー固定タイプ」が望ましいが、5500円(税抜)という手頃な価格なら、なんの問題もなく許せる。
TESTER
ハマダ
元ショップ店員の編集部員。現在乗っているバイクのうち、半数にキャットアイのサイコンを使用中。それらのバイクに乗るときは数値にとらわれることなく走っているので、心拍センサーやケイデンスセンサーは付けていない
問:キャットアイ www.cateye.com
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