東京都渋谷区・ラファ トーキョー【TOUR de CAFE-サイクルカフェ物語-】
Bicycle Club編集部
- 2018年08月09日
自転車乗りのコミュニケーションベース
イギリスのサイクルウエアブランド、ラファが展開するスペースが、このラファ東京。世界に約20店舗あるラファのストアすべてにカフェが併設されている。
「ラファとしての統一の装飾とか仕様ってあんまりないんです。でも楽しい時間を提供する、という点だけは共通です」
とゼネラルマネージャーの福田さん。
「オープンな空間になるよう心がけています」と語る福田哲さん(左)と、宮崎貴之さん(右)。宮崎さんはコーヒー抽出法エアロプレスの2016年日本チャンピオン
ラファといえば独特のストイックな世界観で知られるが、店舗は逆にそういうイメージになりすぎないようにしているという。
「カッコいい、ということを勘違いしないように気を付けています。そんなことよりフレンドリーでありたい。だからラファのファンだけでなく、これから自転車を始めたい方にもぜひ訪れてほしいですね。今はラファもシティ系のウエアなど、すべてのサイクリストに向けたウエアを提案しています。カフェも同じコンセプトです。近所の方々が来てほかのサイクリストのお客さんと会話をしたり、サイクリスト同士がここで知り合ったり。そんなコミュニティの輪が広がる空間になっています」
バイクを店内に持ち込めるのも特徴だ。
「バイクを見ながら、初めてのお客さん同士で会話が始まる。この店がそのためのツールになればいいと思います。また海外にはバリスタを介して情報や文化が広がる店が多くあるのに、日本には少ない。だからそれを目指したいですね」
と、カフェマネージャーの宮崎さん。
ウエアを見に行って、ついでにカフェ。そんなふうに気楽に訪れたい店だ。
左/定番のローストポークサンドイッチは、カフェラテとのセットで平日のランチタイムなら850円 右/店内のサイクルラック。手すりに立てかけたりして、ほか数台は店内に入れられる。そのほかに席から見える裏側のスペースに10台以上とめられる
ウインドーにはイベントスケジュールが。初心者イベントも行われている。店内に自転車を持ち込むときは反対側の出入口から
ラファの新しいシティ向けラインナップがディスプレイされていた
ウエアを見に行って、ついでにカフェ。そんなふうに気楽に訪れたい店だ。
Rapha Tokyo
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-1-6
TEL.03-6434-5571
営業時間:11:00 ~ 20:30(土日祝は19:30まで)
定休日:年末年始
席数:20
サイクルラック:10 台分
www.rapha.cc/jp/ja/clubhouses/tokyo
TEXT:編集部 PHOTO:増川浩一
(出典:『BiCYCLE CLUB 2019年5月号』)
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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