ALTERLOCK・サイクル ガードサービス【TEST ME】
ハマダ
- 2019年07月18日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回は車体の揺れを感知して、スマホに通知を発信する盗難防止サービス、ALTERLOCK・サイクルガードサービスを編集部ハマダが徹底調査!
目立つことなくしっかり盗難対策!アプリ設定もラクチン!
自転車の盗難。サイクリストがもっとも恐れる事態だ。これを未然に防ぐ、あるいは発生時に追跡可能となるデバイス&サービスが「オルターロック サイクルガード」だ。薄型の本体をボトルケージ裏に固定し、月額料金込みのアプリ登録で利用できる。
喫茶店などで自転車を自分から離すと、自動でオートガード機能が働く。車体の振動を感知した場合、スマホへのアラーム通知を開始、すぐに気づける。また万が一遠く離れてしまった場合にはGPSと通信機能によって、その位置を追跡可能。アラームは長さ、電波強度なども設定可能だ。
さらに単なる防犯・盗難対策だけでなく、アプリ内でサイクリングコースが検索でき、最新の自転車ニュースも手に入る。SNSによる情報拡散を含め、最先端の防犯装置であるとともに、コミュニティデバイスのひとつともいえる。
愛車へのイタズラや盗難を防ぐ最先端デバイス&アプリ
防犯装置として最先端のデバイス&サービス「サイクルガード」。物理的なワイヤーロックとはまったく別のアプローチで、愛車を守れる。別途USB充電ケーブルと、サービス利用料が必要。
車体の揺れを感知して、スマホに通知を発信する。検知感度は「中」が一番バランスがいいと感じた。サイクルラックにひっかけても、やたらに鳴ることはない。
アプリで車体ナンバーや防犯登録ナンバーを登録。通信強度やアラームの設定もカスタマイズできる。防犯性能だけでなく、ガジェットしての完成度も高い。
INFO
ALTERLOCK・サイクル ガードサービス
8900円(デバイス価格/税込)
※サービス利用料 390円(月額)、3900円(年額)クレジットカードが必要
●サイズ:長さ150㎜×幅47㎜×厚さ8㎜ ●バッテリー :リチウムポリマー ●充電端子:USB(マイクロB) ●稼働時間:1.5カ月(利用状況により異なる) ●重量:約60g ●付属品:取り付け用ボルト2本 ●防水/防塵:IP66
愛車を守る安心サービス!目立たないのもよし
本体重量は約60g。手に持っても薄さと軽さを感じ、装着してもまったく目立たない。硬く太いワイヤーロックと比較すると、かなり効率的に思える。使うとしても小さいロックとの併用で十分だ。ボトルケージに装着したのち、簡単操作でアプリ登録を行う。
肝心のオートガードとアラーム&スマホ通知機能だが、その調整具合がよくできている。バイクから離れたときに自動的に作動するオートガードは、気持ちのうえで慣れが必要だが、きちんと稼働するガードアラーム機能が安心感をもたらす。3段階ある検知感度では中がオススメ。軽く揺れた程度では鳴らず、「動かされる」くらいだと鳴る。アラームをオフにしておけば、輪行時や輸送時も対応可能で、サイクリストのことをよくわかってくれている。
盗難時もブルートゥースの通信圏内だけでなくGPS対応範囲での追跡が可能。高い確率で犯人を追えると予想する。サービス利用料の月額390円は「コーヒー1杯分」と感じるが、みなさんはどうだろうか?
TESTER
ハマダ
元ショップ店員の編集部員。シリンダー式ワイヤー錠やナンバー式タイプ、指紋認証タイプの鍵も使ったことがある。じつは最新ガジェットや複雑なアプリ操作は本来苦手なほうだが、このモデルのアプリはすぐに設定できた!
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