パワーがあってもタイムに反映できない!?【団長安田の自転車大サーカス】

パワーがあってもタイムに反映できない!?
“走りの組み立て”を変えて実力を発揮させる

開幕戦を終えて、ねらいどおりのパワーで走れた団長。
でも、タイムにはつながらず、本気で意気消沈していた!

スマートコーチング代表 安藤隼人さん(左)
通称アンディ。新宿区四谷のスタジオにて、トップアスリートからホビーサイクリスト、トライアスリートまで、クライアントの幅広い目的に応じてコーチングを行うプロコーチ。スタジオプログラムだけでなく、自転車事故に特化したファーストエイドイベントや自動車学校を使ったサイクルスクールも主宰。安全を最優先に楽しい自転車指導が人気。サイクルツーリズム、サイクリングイベントゲストなど多岐に渡り活躍中

今シーズンの開幕戦、寒河江ライアスロン。パワーの数値的には出ているのにタイムが出ませんでした……。

──自信喪失──

今シーズンに向けてがんばってきたつもりやった僕は何をしてたんやっ!! 心をバッキバキに打ち砕かれました!! 今シーズン絶望感で次のレース出るべきかも悩みました。

そこで安藤さんが「まずは何も考えずに気持ちいい速度で走ってみましょう!」と。僕は何も考えず、パワーメーターも見ずに走りました。

次にアドバイスどおりに走りました。なんや!? アドバイスどおりに地形や風、太モモの感覚に合わせて走るだけで、タイムは上がった! しかも脚や身体はラクなのに、パワーも上がってる!こんなに変わるとは! よっしゃー!!

練習は嘘つかない! 希望の光が見えた! 次のレースは過去ベストを出してやる!!

まだまだ課題はありますが、日本代表の夢は消えていません!!  次のレースは結果出てくれー!!

足裏の筋肉が固いと踏み心地が鈍くなる。踏みすぎに気がつかなくなる

走りの組み立てを変える=パワーの使い方を変える!

安藤さんのアドバイスは、上りを抑え気味に走って平地に入った直後は軽いギヤにして落ち着く。自分の感覚では太ももの筋肉が落ち着いてきたらギヤチェンジ。リズムを崩さないようにリラックスして座る位置を意識する。向かい風のときは前乗り気味でTTポジションでしっかり身体を低くする。

下りは少しがんばってスピードに乗る。下りから平地に入り、ケイデンスが保てる限りギヤはそのまま。そして徐々にケイデンスが保てなくなると、ギヤを上げてちょうどいい重さで踏む。あとはリズム。肩や上半身リラックスさせる。

「ビフォアは一度乳酸のたまる強度に入るため、そのあとイーブンペースになる負荷にしても、乳酸を再利用しにくい。アフターは乳酸がたまらない強度でイーブンペースになる負荷に徐々に上げているので、維持がしやすいです」と安藤さん。

 

(出典:『BiCYCLE CLUB 2019年8月号』

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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