【インターハイ】正式種目になって2年めって知ってました⁉ 高校総体女子自転車競技
山口
- 2019年08月02日
男子は美甘(倉吉総産高)がスプリントで勝利! 女子は渡部(駒大高)が2連覇
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)が南部九州を舞台におこなわれている。8月2日、名護市特設ロードレースコースで開催されたロードレースでは、男子は美甘星次郎選手(倉吉総合産業高等学校)がスプリントを制して優勝。また、女子は渡部春雅選手(駒澤大学高等学校)が優勝し、インターハイでは負けなしの2連覇を飾った。
弱虫ペダルでも知られるインターハイ、2年前まで女子種目は公開種目として開催されており、正式種目ではなかったというから驚きだ!
女子ロード
49.7㎞で争われた女子ロードレースは、スタート5kmから3名(渡部春雅選手、阿南里奈選手、石田唯選手)がエスケープし、中盤で阿南選手が脱落、続き石田選手が脱落し、渡部春雅(駒澤大学高等学校)が20km近い独走を決め2分以上後方を引き離し優勝を飾り、インターハイロード2連覇を果たした。
渡部選手のコメント「ラスト1kmなるまで後ろとの差がわからず勝利を信じて踏みました」
RESULT 女子 49.7km
- 1位 渡部春雅(わたべかすが)駒澤大学高等学校
- 2位 石田唯(いしだゆい)京都北桑田高校
- 3位 阿南里奈(あなんりな)別府翔青高等学校
男子ロード
全日本TTチャンピオンの山田拓海選手(飯田風越高)が2名で抜け出しラスト15kmまでエスケープを成功させるが、30名のメイン集団に捕まり振り出しに戻った。そして最後は17名のゴールスプリントとなり、美甘星次郎(倉吉総産高)が右手から半車身抜け出し優勝を飾った。美甘選手は自身初の全国大会初制覇となった。
未甘選手のコメント「何度もちぎれそうになるぐらい速いレース展開でしたが、最後のスプリントに賭けてラスト200mに一気に捲りました」
RESULT 男子 92.5km
- 1位 美甘星次郎(みかもせいじろう) 倉吉総合産業高等学校
令和元年度全国高等学校総合体育大会 自転車ロードレース
日時:2019 年 8月 2 日
場所:名護市特設ロードレースコース
高校総体での女子選手の活躍はバイシクルクラブ10月号(8月20日発売号でお伝えする)
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PROFILE
バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。