MAGPED・スポーツ【TEST ME】
もち
- 2019年09月26日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回はマグネットで固定・着脱できるペダル「MAGPED・スポーツ」を、編集部・もちがテスト。その使い心地を検証する!
マグネットで固定するペダル
クリートがペダルにカチッとはまるビンディングシューズ。慣れてしまえばなんてことはないけれど、慣れないうちは「外れなかったら……」「大ケガをするんじゃないかな? ケガってどのレベル? もしもこけて後ろからクルマが来たらひかれてしまう?」といらぬ想像をしてしまう。だから実際立ちごけする瞬間はちょっとした恐怖を感じるというわけ。
そんな恐怖を一切排除するためにと作り出されたのが、このマグペド。マグネット式で、シューズに装着した金属プレートとペダルに装着しているマグネットがくっつくことで、ビンディングのような働きをする。でもマグネットなので、強く脚を動かせば簡単に離れてくれるというものだ。
マグネットのサイズによってくっつきの強さが違う。メーカーが推奨するペダルのマグネット強度は100N=体重65㎏未満、150N=体重65㎏~90㎏、200N=体重75㎏以上と競技で使用となっている。
万が一!のときに、外れないことはないペダル
MAGPED・スポーツ
1万600円(100N)/1万1200円(150N)/1万2200円(200N)※税抜
●種類:100N、150N、200N ●付属品:マグネット、SPDシューズ用プレート、クリート取付用ネジ(2種類)、レンチ●対応シューズ:SPD(2穴)用でソールの厚さが薄手~中厚程度 ●重量:466g(100N)、490g(150N)、500g(200N) ※左右セット
ビンディングのメリットに足つきのよさがプラスされた感じ!
7歳の子どもと自転車に乗りに行くときはビンディングは使わない。子どもと乗るときは上り待ちや信号待ち、休憩が多いなど、けっこう脚をつく回数が多いから!で、フラットペダルにスニーカーで行くことが多くなるのだけれどもともと、ビンディングを使って乗っていた私はやっぱりちょっとペダルがシューズにくっついていてほしいと思う。
このマグペドはそんな私にぴったりのアイテム。上りのときはしっかりと足についてきてくれ、巡行中も引き足を意識しやすい。
100Nはマグネット力が弱いのでビンディングが怖いと思うビギナー向け。150Nはそこそこのマグネット力があるので、子どもと走るときやパンプトラックで走るとき、ツーリングのときにいい!
150Nで白馬岩岳のコースを走ったら、さすがに外れることが多かったので、しっかり乗るなら200Nがオススメ。ちなみに、この外れないことはないペダルは世界的にも需要が多く、ロード用もリリースされた。この9月に日本上陸している!
TESTER
もち
なかなかコンスタントにMTBを乗りに行けないけど、夏はキャンプやイベントを組み合わせて、子どもを連れて何度か山を走りに行った。タイヤが土や石に接地する感じやそれに合わせて身体を動かすことなど、やっぱりMTBは最高に楽しい
問:ゼータドレーディング www.zetatrading.jp
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