タンゲとロンシェンが業務統合。スチール&ハンドメイドバイク業界に動き
Bicycle Club編集部
- 2019年11月06日
スチールパイプメーカー「TANGE(タンゲ)」の日本代理店(株)エンマバイシクルワークスより、 TANGE INTERNATIONAL CO.,LTD(TANGE)が LONG SHEN CO., LTD. (LONG SHEN)を傘下に入れたことが発表された。
以下、エンマバイシクルワークスのリリースより(一部抜粋)。
フレーム部材メーカー「ロンシェン」がタンゲに統合
本年 10 月 31 日付をもちまして、弊社 TANGE INTERNATIONAL CO.,LTD(TANGE)は LONG SHEN CO., LTD. (LONG SHEN)を傘下に入れました事をお知らせ致します。
以後、LONG SHEN 製品の販売、製造、開発、販売、商標などは弊社 TANGE で一括管理し、LONG SHEN は生産のみを担当する事となりました。チューブメーカーの弊社 TANGE とフレーム部材メーカーの LONG SHEN 2社の統合は、自転車スチールフレームの総合的な開発力を得た事となり、皆様方へ更なる高付加価値製品をお届けできる事になるかと存じます。今後は速やかに開発、販売業務の統合を進め、皆様のご意見、ご要望を製品、販売に反映できる体制を構築してまいります。
なお、LONG SHEN 製品のお取引に関しては弊社 TANGE 日本代理店の(株)エンマバイシクルワークスより追ってご連絡をさせていただきます。
これを機に、私どもは TANGE グループとして更に一層の努力を重ねて参りますので、倍旧のお引き立てを賜りたく、宜しくお願い申し上げます。
「ロンシェン」とは?
台湾・台中に拠点を置くフレーム部材メーカーで、ラグやクラウン、小物など、多くのスチールバイク部材を生産。「隆紳(リューシン)」と書き、英語で「ロンシェン」という。数々のOEM生産も行い、日本のフレームビルダーたちにとってもおなじみのメーカー。
ロンシェンのラグはラインナップが豊富で、見たことがある人も多いはず、写真は独特な意匠が特徴の名門・3RENSHO風ラグ。これまでどおりロンシェンラグが引き続き供給されるのはスチールバイクファンにとってよろこばしいことであると同時に、タンゲの開発によって新しいフレーム部材が誕生する可能性にも期待したい。
なお、代理店のエンマバイシクルワークスは、プロビルダーへの販売はもちろん、一般人にもパイプやラグなどのフレーム部材を販売している。
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問:エンマバイシクルワークス
http://www.enma-bicycle.co.jp/
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