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ルブリカントアラカワベースで開催された「輪行講座&パッキング体験会」

ロードバイク乗り専門マンション「ルブリカント アラカワベース」で、
国産の輪行袋のパイオニア「オーストリッチ」の伊美社長による輪行講座と、
各社の輪行袋を実際に試すことができるパッキング体験会が開催された。

 

当日は晴天にも恵まれ、ちょっと汗ばむくらいの絶好のサイクリング日和で、アドバイザーとしてトライアスロンショップ「アスロニア」の蒔田俊史ストアマネージャー、ソウルオリンピックのロード日本代表である、ブリヂストンサイクルの鈴木光広さんが出迎え、午後からはオーストリッチの伊美社長が輪行のノウハウを、実際にバイクをパッキングしながらのレクチャーを開催した。

会場のルブリカントアラカワベースは、荒川のサイクリングロードからすぐという立地もあり、サイクリング途中の方や、マンション自体が気になっており、施設の見学もかねて立ち寄る方などが来場し、自分のバイクを持ち込んで、パッキングのやり方をはじめ、どこまで外せば収納できるのかなど、時間を掛けて相談する方が多く見受けられた。

展示会場は普段はローラー台などが設置され、メンテナンス可能なツールなどが常備してある共有スペース。コンパクトなスペースだが、10〜20名程度のイベントには十分といえる。

気になっていた輪行バッグが試せるとあって、その収納方法や付属品などを確認する方が多く、自分の利用方法に対して、的確なアドバイスを受けることができた
実際に自分のバイクを持ち込んで、サイズや収納までの手順を試すサイクリストが多かった

実際に自分のバイクをバラして収納し、担いでみることで、重さや運ぶ際の重量やサイズ感をチェックすることができ、飛行機での遠征も敷居が低くなったはず!
サイズの大きい自身のロードバイクが収納できるのか? などの疑問も解決することができ、このあと輪行袋を買いに走る方も!

伊美さん曰く、輪行は目的でなく、サイクリングを楽しむための手段なので、電車ならコンパクトに折り畳める輪行袋、飛行機に預けたり、宅急便など自分の手を離れるときはクッション性に優れたケースがオススメで、特に収納場所に余裕があり、海外なども視野に入れるのであればイーボックやシーコンといったように、輪行スタイルによって使い分けるのが最適だという。

展示や相談は午前中から開催され、14時からは一番ベーシックといえる「オーストリッチ・SL100」と、オプショングッズの効果的な使用方法などを解説しながら、座学による30分ほどの簡単な輪行方法をレクチャーした。

輪行講座は、単に手順を追うだけでなく、所々に輪行の「コツ」や「マナー」を織り交ぜ、携帯でムービーや写真を撮る参加者も!
短い時間でいかに効率よくパッキングできるか、伊美さんのパッキングにはムダな動きがなく、話しながらでもあっという間に最終段階に
最後は輪行袋の畳み方のコツを伝授。コンパクトで邪魔にならないキレイな畳み方をレクチャー

スマートに輪行するためには、自分のバイクと、輪行袋を用意し、事前にパッキングの練習をしてみることが重要だという。パッキングに手間取ったり、慌てていい加減な収納をすると、バイクに大きなダメージを与えたり、周囲の乗降者に迷惑を掛けかねないからだ。

初めてなら20分以上、慣れれば10分もかからないバイクパッキングの手順は、とにかく慣れと手順だという。ちなみに自身も輪行でサイクリングを楽しむ伊美さんは5分あればパッキングできるという。

コンパクトに畳める収納方法を始め、周囲の乗客をケアする方法や、バイクを持っての移動時にラクな持ち方など、多くのヒントも披露され、終了後には大きな拍手が起こった。

ルブリカントまで乗ってきた自分のバイクが、どのようにパッキングできるかや、コツなどを教わりながら各社の輪行バッグを試すことができ、来場者には好評だった。

今回参加者に対応した輪行エキスパートの方々。左からトライアスロンショップ「アスロニア」の蒔田俊史ストアマネージャー、ソウルオリンピックのロード日本代表である、ブリヂストンサイクルの鈴木光広さん、オストリッチの伊美社長

ショップ経験の豊富な蒔田俊史ストアマネージャーは、使用用途に応じた的確なアドバイスを、海外レースの経験が豊富な、鈴木光広さんは、選手の目線から観た輪講袋の使い方、選び方の相談に応じ、選手時代のウラ話なども披露、伊美さんはパッキング講座と、三者とも大活躍のイベントとなった。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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