低酸素の環境で効率よくトレーニングする!【団長安田の自転車大サーカス】
団長安田
- 2020年03月25日
アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイに行ってみた!
低酸素の環境で効率よくトレーニングする!
効率よく、科学的に練習を行っていく団長さん。
東京・豊洲に新しくできた「低酸素トレーニング」ができるジムで
さらに効率よくトレーニングをして、エイジ別日本代表を目指す!!
呼吸とフォーム、めっちゃいい練習や!
初めての低酸素トレーニングは「こんなパワーで、もう息上がるやん!」って感じでした。徐々に慣れていく感じもしたのですが、もう少しパワーを出そうとすると、もうこれ以上パワーが上げれないー!!って感じでした!
安藤コーチがとなりで呼吸のリズムとしっかり吐くことを意識するように指導をしてくれたら、血中酸素濃度が上がり、呼吸もラクになりました。さらに胸が膨らむくらいの呼吸を意識すると血中酸素濃度は常酸素のときに運動するときと同じくらいになりました!!
ふだん呼吸を意識することがないので、意識することで肺のトレーニングになると思いました!!呼吸に関係する筋肉は筋肉全体の20%もあるらしいので、この20%の筋肉のパフォーマンスが上がれば、全体的な底上げにもつながると思います!!
そして、あんまり呼吸を意識しすぎて、ペダリングがガチャ踏みになってました(汗)。またやってもうたー!何かを気をつけると何かを忘れる……。「血中酸素濃度があがったときの呼吸」と「きれいなペダリング」、しばらくはこの2つをしっかりとやっていきます。
しっかり強度はあるので時短で効率よくトレーニングできると思います!!
高地トレーニングから生まれた「低酸素トレーニング」
いつもならなんともない強度でも、酸素が少ない状態(低酸素環境)だと乳酸が発生しやすい。それに耐えることで耐乳酸能力や最大酸素摂取量の向上が期待できる。気圧は通常のままなのでキツすぎたらすぐに外に出ればいいので安全性も高いそう
呼吸をコントロールして身体を動かす
身体の中の酸素状況をパルスオキシメーターでモニタリングしながらトレーニングする。「数値が下がりすぎる人は呼吸がうまくできていないという評価もできるので、数値を見ながら運動と呼吸をコントロールするんです」と安藤さん
フォームを維持したうえで呼吸をして血中酸素濃度を上げる
フォームが崩れるとペダルへのパワー伝達効率が悪くなる。パワーを維持しようとするとさらに酸素が必要になり、呼吸も増やさなくてはならない。「呼吸のリズムと身体の動きのリズムが同じになるとベストです」と安藤さん
自宅でできる低酸素トレーニング!
呼吸を制限することで擬似低酸素トレーニングも可能だ。スイマーにおなじみの呼吸制限メニュー「ハイポ」を応用する。90回転のリズムでこいでいるときに、ペダリングリズムにあわせながら、「吸う、吸う、止める、止める、吐く、吐く」と6拍子でこいでみよう
ASICS Sports Complex TOKYO BAY
アシックス スポーツコンプレックス 東京ベイ
昨年秋にオープンした世界最大級の都市型低酸素環境下トレーニング施設(2019年8月時点、アシックス調べ)。常酸素から標高4000m級の間で酸素濃度を調整可能。立命館大学と共同研究を行っていて、個人に合わせた運動強度に従ったトレーニングメニューを提供してくれる。トレーニングルームにはワットバイクのほかルームランナーや筋トレマシンがある。低酸素環境下ヨガも人気上昇中! プールもある。
●東京都江東区豊洲6-4-20 Dタワー2階・3階
●入会金3万3000円(税込)/月額2万2000円(税込)
●https://sports-complex.asics.com
団長安田の自転車大サーカスの記事はコチラから。
SHARE