【シクロクロスを楽しむカテゴリー制度】AJOCCが19-20シーズンの残留降格処理を発表
山口
- 2020年04月16日
日本国内のシクロクロス運営団体一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会、AJOCCが2019-2020年シーズンのカテゴリーの降格処理を行ったことをWEBサイトで発表した。AJOCCシクロクロスレースは各カテゴリーに分かれてレースが運営されており、このカテゴリーを巡ってのシリーズ戦を楽しむのが、参加者のモチベーションにもつながっている。編集部山口もそのひとりだ。
また、4月13日にシクロクロス全日本選手権が11月28〜29日に長野県飯山市 長峰運動公園にて開催される予定であることが日本自転車競技連盟JCFから発表された。エリートだけではなく、マスターズカテゴリーも設定されているので、これを目指すのもシクロクロスの魅力だったりするのだ。
カテゴリーの調べ方は AJOCC WEBサイトより転載するので参考に見ていこう。
AJOCCのWEBサイトの調べ方
(AJOCC WEbサイトより転載)
2019-2020 シーズン終了後のカテゴリー降格処理を行いました。
「AJOCC選手検索」画面からご確認頂けます。
確認方法は…
①「AJOCC選手検索」から、確認したい選手を検索。
https://data.cyclocross.jp/racers
(選手コード、選手名、カナ名、ローマ字名、チーム名で検索ができます)
②検索結果から、確認したい選手コードをクリック。
③カテゴリーの箇所に新カテゴリーが表記されています。
残留している場合「19-20残留」、降格している場合「19-20降格」のコメントがあります。
ご確認の上、疑問がございましたら info@cyclocross.jp までご連絡ください。
AJOCC WEBサイト
https://www.cyclocross.jp/
編集部山口はかろうじてカテゴリー1に残留したが大苦戦
編集部山口はこのシクロクロスカテゴリーで毎年トップカテゴリーのC1とC2を往ったり来たりして、楽しんでいる。かろうじて19-20シーズンはカテゴリー1に残留することができた。AJOCCではカテゴリーを細かく分けているので、昇格へ燃える野心や降格のプレッシャーがモチベーションにつながるのだ。
参考 AJOCCのカテゴリー分け(AJOCC WEBサイトより)
① 男子実力別カテゴリーは4区分
C1(19歳以上) 60分
C2(17歳以上) 40分
C3(15歳以上) 30分
C4(中学生以上) 30分
② 女子実力別カテゴリーは3区分
CL1(17歳以上) 40〜50分
CL2(中学生以上) 30分
CL3(中学生以上) 15分
③ 男子マスターズ(1979年以前生まれ)カテゴリーは3区分
CM1 40分
CM2 30分
CM3 30分
④ ジュニア以下のカテゴリーについては以下をAJOCC共通カテゴリーとする。
ジュニア(2002年〜2003年生まれ男子) 40分
U17(2004年〜2005年生まれ男子) 最長30分
U15(2006年生まれ~中学1年生男子) 最長30分
CK3(小学校6年生~5年生) 10分程度
CK2(小学校4年生~3年生) 10分程度
CK1(小学校2年生~1年生) 10分程度
・過度な競技負荷を避けるため、ジュニアは 40分競争まで、U17、U15 は 最長30分競争まで参加可能とする。
・地域特性に応じて主催者が競争時間を変更する場合がある。(CKの競争時間は目安とする。)
脚だけじゃなくテクニックやどんな機材で走るかも魅力、だからベテランも強い
さらにシクロクロスの魅力は、脚力だけではなく、テクニックや機材の選択など選手同士の知恵比べが楽しみだったりする。また、ケガのリスクという意味ではロードレースと比べると比較的低いというのも魅力だ。
45歳の編集部山口(2020年4月時点)よりも先輩ライダーエリートで活躍しており、小坂正則さん(スワコレーシングチーム)のように50歳オーバーで表彰台の常連選手もいるからすごい。いっぽうでは編集部山口のようにカテゴリーの残留をかけて、ギリギリの楽しみもあるんだけど。
さらにエリートだけではなく、マスターズの戦いも激しい。マスターズの日本チャンピオンは年代別に分かれており、筧五郎さん(名古屋/56サイクル)、そしてそのお兄さん筧太一はじめ、エリートとはまた違った戦いがある。
編集部山口も無事に来シーズンを迎えられるなら、マスターズへの参戦を迷っているところだ。このあたりは非常に悩ましかったりする。
筧兄弟のマスターズチャンピオンになるためのノウハウはバイシクルクラブ4月号で特集しています。
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PROFILE
バイシクルクラブ編集長。かつてはマウンテンサイクリングin乗鞍で入賞。ロード、シクロクロスで日本選手権出場経験をもつ。47歳を迎えた現在ではレースだけではなく、サイクリングを楽しむためために必要な走行環境やサイクルツーリズムなどの環境整備などにも取り組んでいる。