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ヒルクライマーが冬季閉鎖を前に峠で清掃活動、300㎏ものゴミを回収|岐阜県海津市

11月29日、名古屋近郊、二之瀬峠で自転車愛好家が集まり、普段走っている道の清掃活動をおこなった。これはヒルクライマーとして知られる筧五郎さんが中心となってSNSで呼び掛けたもので、約30名ほどのメンバーが集まった。

二ノ瀬峠を愛してやまないライダーが集合

清掃が行われたのは、岐阜県海津市の二之瀬峠周辺、県道南濃北勢線で、愛知県名古屋市でショップ56サイクルを運営する五郎さんが普段から個人的に行っている道路の清掃活動だが、「冬季閉鎖で走れなく前に、ゴミ拾いをしよう」と今回初めてまわりに声をかけて行われた。

 

参加者が軽トラックを提供することで、より多くのゴミを集めることができた。

「開催する前は何人が集まるのかを心配していましたが、そんな心配は無用でした」と五郎さんがいうように、二之瀬峠を愛して止まない市民レーサーや二之瀬ヒルクライマー達、総数30人ほどが集まった。さらにこの活動に対して、「軽トラックでゴミを回収しますよ」という協力者や、お茶やおしぼり、軍手、ゴミを入れるビニール袋を提供してくれる人、なかには参加できないからとお茶代を出してくれる人もあらわれるほどだった。

集合時間は11時だったが30分前にはほとんどの参加者が集合し、軍手とゴミを拾うトング、ゴミ袋を手に峠へ向けて自転車で走っていった。「いつもは自転車で通るだけの道だが、実際歩いてみると、思っている以上にゴミが落ちている落ちていました。でも、みんなで作業すると楽しいですね」という五郎さん。

 

1時間半ほど活動を続けると、満杯になったゴミ袋を持った参加者が、新しいゴミ袋を取りに来ては「驚くほどゴミがあります!」と楽しそうに笑いながら再び回収しに向かっていく。
参加者は意外なゴミの発見に驚きつつ。楽しみながら清掃活動を行った。
仕事や、遠くて参加できないという有志から「気持ちだけでも」という寄付金もあった。参加者へのおにぎりとお茶がふるまわれた。

集めたゴミの量は300㎏という多さに驚く

「まさか、軽トラックが一杯になるとは思っていませんでした」いう予想外のゴミの多さに驚いたという五郎さん。

ここで回収したゴミは海津市役所に持ち込まれ、そこで分別作業をおこなった。イベントとしては峠での回収までだったが、ほとんどの参加者が市役所での仕分けまで手伝った。後日重さを集計したところ、可燃物が100㎏、不燃物200㎏にもなったという。

「4年前のごみ拾いではカゴが箱10箱で足りたが、今回はこの2倍はあったと思いますほんとにゴミが多いですね(笑)。いままで個人でやっていた活動ですが、みんなでやるとさすがに成果は大きいですね。はじめてみんなに声をかけて清掃活動をしましたが、『地元に貢献したいけど、きっかけがなかった』という声をいただきました。こうしたイベントがあると参加しやすいみたいです。さらにみんなで集まって清掃できたので、イベントとしても楽しめたみたいでよかったです」と五郎さん。今後も定期的にこうした活動を続けていき、地域とつながっていきたいという。

 

今回は海津市役所勤務の神田さんが市との連絡役を務めた。市役所ではゴミを不燃と可燃に分け、市役所が用意していたカゴに収めた
タイヤやテレビなどは後日、市役所で回収することになった
参加者のみなさん。「ゴミ拾いに参加してくれたみなさま、ありがとうございました」と五郎さん。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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