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BMC/TEAMMACHINE SLR01【日本バイシクル・オブ・ ザ・イヤー2021】

「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021」にノミネートされたBMC/TEAMMACHINE SLR01。
その概要と、選考委員によるインプレッションをレポートする。

空力をプラスして総合力を高めた史上最強のチームマシーン

軽量オールラウンダーのチームマシーンSLR01が2021年モデルでフルモデルチェンジを果たした。直線基調のモダンなフレームデザインと機能性を両立させた独特の存在感が特徴だ。開発のキーコンセプトは軽さ、剛性、快適性を高い次元で両立しながら空力性能を高めること。これを具現化したのがACE+テクノロジーで、CFD解析によるフレーム形状最適化は空力を加味したのものになり、ヘッドチューブやフロントフォークなどフレーム各部がエアロ形状にアップデートされた。

そしてダウンチューブ付近の整流効果を高めるため、専用のボトルケージ・エアロコアを開発。重量を一般的な製品と同等に抑えながら高いボトルの保持力を誇り、ダブルボトルにしたほうが空力性能が高まるという。さらにハンドルまわりのケーブル内装化、リアトライアングルのコンパクト化によって旧モデルと比べ9%の軽量化と20%の剛性アップを実現している。4世代めにして史上最強のチームマシーンの誕生だ。

Spec.

BMC・チームマシーンSLR01 スリー
●価格:94万円(完成車/税抜)
●フレーム:チームマシーンSLR01プレミアムカーボン
●フォーク:チームマシーンSLR01プレミアムカーボン
●コンポーネント:スラム・フォースeタップAXS
●ホイール:DTスイス・PRC1650DBスプライン
●タイヤ:ヴィットリア・コルサ
●サイズ:47、51、54
●実測重量(ペダルなしボトルケージ付き):7.67kg(54サイズ)
問:フタバ商店 https://e-ftb.co.jp/bmc

IMPRESSION

剛性と重量の優れたバランスで安定感を感じさせる|鈴木雷太

軽い、快適、速い!の現在求められている3拍子がそろったバイク。ダンシングは切り返しでも軽さもあって素早くラクにふれる。ハンドルとヘッド部分の剛性が高く、ブレないフィーリングもシャキシャキ感につながっているだろう。BB位置が少し低めの感覚もあり、コーナリングで安定している感じもあって走りやすかった。しかしジオメトリーを確認するとBBドロップは69mmで低いわけではなく、再度乗ってみると剛性と重量バランスの影響でもあるように感じられた。

理想的な剛性感を持ちバランスが際立つ一流のロードバイク|安井行生

スーパーシックスエボを筆頭に、2020 〜 2012年は軽さ、剛性感、空力、快適性をすべて兼ね備えた新世代万能ロードが乱立した。ビッグメーカーに限ればどれもよくまとまっているが、SLR01はそのなかでもバランスが際立つ。ペダリングしやすいが加速は鋭いという理想的な剛性感を持ち、挙動もきわめて洗練されている。今回自分が試乗したのは上から4番めの完成車パッケージ。ハイエンドフレームながら価格は抑えめのモデルだが、間違いなく一流のロードバイクだ。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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