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SPECIALIZED/S-WORKS AETHOS【日本バイシクル・オブ・ ザ・イヤー2021】

「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2021」にノミネートされたSPECIALIZED/S-WORKS AETHOSの概要と、選考委員によるインプレッションをレポートする。

ロードバイクの新しい方向性を示す意欲的新コンセプトモデル

好きなように最高のライドを楽しむために開発されたスペシャライズドのニューモデル、エートス。ディスクブレーキ専用フレームながら585g(Sワークス56サイズ)、完成車重量は5.9kg(Sワークス・ファウンダーズエディション)というUCIの車重規定を優に下まわる圧倒的な軽さを実現しているのが特徴だ。

開発にはこれまでロードバイクの歴史に残る軽量フレームの設計を手がけてきたピーター・デンクが関わっている。彼の英知とスペシャライズドのスーパーコンピューターを活用する高い開発力が結集し、コンピューター上で10万通りものフレームをテスト。必要最低限の補強用レイヤーを残す形でフレーム各部の形状の最適化と軽量化を進めていった。こうしてライドクオリティ(剛性や快適性)を犠牲にすることなく、安心して下りやコーナーも走れ、上りでは圧倒的な軽快さを体感できるバイクが生まれた。最軽量のディスクロードバイクでありながら体重制限は約120kgと、多くのサイクリストがふつうに乗れるのも特徴だ。

Spec.

スペシャライズド・Sワークス エートス スラム レッドeタップAXS
●価格:145万2000円(完成車/税抜)
●フレーム:Sワークスエートスファクト12rカーボン
●フォーク:Sワークスファクトカーボン
●コンポーネント:スラム・レッドeタップAXS
●ホイール:ロヴァール・アルピニストCLX
●タイヤ:スペシャライズド・ターボコットン
●サイズ:49、52、54、56
●実測重量(ペダルなしボトルケージ付き):6.36㎏(54サイズ)
問:スペシャライズド・ジャパン www.specialized.com

IMPRESSION

リムブレーキ信奉者を黙らせるコンセプトと軽快さが高評価|安井行生

なんだかんだ言ってツールで活躍するバイクが売れる時代だ。そんななか、「ハイエンドなのに脱レース」という売り方をしてきたことに驚いた。さらに、ディスクロードなのにフレーム500g台という圧倒的な軽さ、完成された軽量リムブレーキロードに近い軽快感……価格は高いが、これはもうどう考えても高評価せざるを得なかった。「ディスクロードは重いうえにバランスが悪い」と譲らなかった世のうるさ型(私もその一人だ)を黙らせた功績は大きい。

軽さを追求しながらすべて満たし抜群のライドフィールを実現|松尾修作

今季のバイクで最も感銘を受けたバイクだ。乗った瞬間「ウソでしょ!?」と思わず声が出た。特徴を一言で表すと“ライダーズバイク” だろう。これまでは軽さを追求すると何かを犠牲にせざるを得なかった。しかしエートスはすべてを満たすどころか、抜群のライドフィーリングを実現。純粋に加速して、曲がって、止まる、のすべてが楽しいと思える。レースの速さだけならターマックSL7が上まわるだろう。だが、それが自転車のすべてではないことをエートスが証明した。

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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