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SPECIALIZED・TARMAC SERIES【ハシケンのロードバイクエクスプローラー】

ターマックが誕生して16年の月日が経つ。時代を彩ってきたスーパースターたちが操ってきて
ピュアレーシングマシンの進化の過程を、直近の新旧3モデルを比較しながら振り返る。

OLD VS NEW 新旧比較

ヴェンジの空力性能を取り込み、ターマックはさらなる高みへ

世界のロードレースシーンを席巻するターマック。その歴史はマリオ・チポッリーニを世界選手権制覇へと導いた2004年モデルのターマックE5に始まる。

その後、SL2、SL3とモデルナンバーを重ねレーシング性能の指標となる重量剛性比を引き上げ、高性能化を果たしてきた。

そして、通算5回めのモデルチェンジとなった2 015モデルで、初めてサイズ間の性能差を均一化するデザインアプローチである「ライダーファースト・エンジニアード」を導入。

その3年後、フレーム工法を独自のファクト11からファクト12へとアップデート。チューブのスリム化やシートステー位置を下げるなどの変更を施し空力性能を向上。重量は塗装重料わずか10gに抑えた最軽量モデルのウルトラライトモデルで733g(56サイズ)の軽さを実現した。

そして2021モデルとして登場したターマックSL7は、前作同様にファクト12カーボンを採用しフレーム重量は800g以下を実現。エアロロードの絶対王者であるヴェンジの空力性能を融合し、1台ですべてを制するマシンとして生まれ変わり、ターマックの系譜は次世代へ引き継がれていく。

S-WORKS TARMAC

通称SL5である2015モデルは、コンタドール、ニーバリ、アルをはじめとする総合系選手たちのグランツールでの勝利を支えた。一方で、ラファウ・マイカの2度のツール・ド・フランス山岳賞獲得もSL5であった。2011年に誕生したヴェンジの空力技術を融合したセミエアロフォルムを特徴とした

S-WORKS TARMAC ULTRA LIGHT

前作から3年後に登場した通称SL6は、カーボン工法をFACT12へと刷新し、前作比で200gものフレームの軽量化を達成。形状もスリムでより空力を追求した形状へと変化。サガンの世界選手権3連覇、アラフィリップのツールでの快進撃は、SL6によって成しとげられた

2018モデルではBB30系統の独自規格OSBBを採用していた。2021モデルではネジ切り式へと変更された。新型に通じる比較的スマートなチューブ設計が印象的だ。また、ライダーファースト・エンジニアードにより、剛性を最適化した3種類のフロントフォークと7種類のフレームが用意された

S-WORKS TARMAC SL7

2020年夏に発表されたSL7は、SL6比で距離40km走行時に45秒の短縮を実現するヴェンジに迫る空力性能を獲得。ターマック初のフル内装化も実現。さっそく、9月末のロード世界選手権は男女ともSL7で勝利し、延期された2020ツール・ド・フランスでもサム・ベネットがマイヨヴェールを獲得

OTHER MODEL
SPECIALIZED/S-WORK AETHOS ETAP

量産型ディスクブレーキロードで史上最軽量のフレーム重量を誇るエートス。
エアロロードであふれる時代に異彩を放つ超軽量バイクは、新たなトレンドセッターになり得るか。

常識にとらわれず驚異の軽さを追求した究極形

近年のエアロロードの潮流に真っ向から逆らうような型破りなバイクだ。空力性能と軽さを融合した新型ターマックを誕生させたとき以上のインパクトだ。

過去に名車と呼ばれる多くの軽量バイクを手掛けてきたピーター・デンクによって生まれたエートスはその思想と最先端の技術を融合した常識を打ち破る一台だ。

わずか585g(56サイズ)、フォークはコラムカットして260g 台という驚異の軽さを実現。丸型チューブを基本とするクラシカルな構造と控えめな塗装が、今の時代に強烈な個性を放つ。

走らせれば、俊敏でありながらシルクのような上質なライドフィールが全身を駆け抜け生かす強烈な軽快感は踏み抜きやすく魅力的だ。下りも6.1kg(試乗車)の超軽量モデルであることを感じさせず高速でコーナーを処理できる。

トレンドセッターとして、今後しばらく最軽量ディスクブレーキモデルのマイルストーンとして君臨するだろう。山岳を好むひとりのライダーとして、こんなフィーリングを求めていたと、うなずきたくなるバイクだった。

メーカーのうたい文句はレースよりも純粋にライドを楽しむために生まれたバイクらしいが、ヒルクライムレースを本気で楽しんでいるホビーレーサーにとっても最良の選択なのは明白だ

左/ケーブルは外装とし内装化による構造上の重量増を解消する
右/汎用性の高い27.2mm径のシートポストを採用している点も魅力

左/ペイントやロゴデザインも昨今のトレンドと一線を画す
右/ネジ切りタイプのスレッド式BBを採用し、驚くほどボリュームを抑えたBBまわりが特徴だ

SPECIFICATION

スペシャライズド・エスワークス エートス Eタップ
完成車価格:132万円(税抜)
■フレーム:Sワークス・エートス ファクト12rカーボン
■フォーク:Sワークス・ファクトカーボン
■ハンドルバー:Sワークス・ショート&シャロー
■コンポーネント:スラム・レッドEタップAXS
■ブレーキ:スラム・レッドEタップAXS油圧式ディスクブレーキ
■ホイール:ロヴァール・アルピニストCLX(リムハイト33mm)
■タイヤ:スペシャライズド・ターボコットン(700×26C)
■サイズ:49、52、54、56
■カラー:サテンフレークシルバー/レッドゴールドカメレオンティント/ブラッシュドクローム
■試乗車実測重量:6.1kg(52サイズ・ペダルなし)

問:スペシャライズド・ジャパン  www.specialized.com
ハシケンのロードバイクエクスプローラーの記事はコチラから。

「ハシケンのロードバイクエクスプローラー」一覧

出典

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PROFILE

ハシケン

BiCYCLE CLUB / スポーツジャーナリスト

ハシケン

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

ハシケンの記事一覧

ロードバイクに造詣が深いスポーツジャーナリスト。国内外のレースやロングライドイベントを数多く経験。Mt.富士ヒルクライムの一般クラス優勝、ツールド宮古島優勝。UCIグランフォンド世界大会への出場経験あり。

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