S1NEO(エスワンネオ)・490ヒダ|ニューモデルインプレッション
管洋介
- 2021年03月22日
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3 / 3マイルドながら反応に優れエントリーから上級者まで満足できる
管洋介がインプレッション
大径のダウンチューブとチェーンステーから硬そうな印象を受けたが、ひと踏みすれば驚くほど走行トーンが滑らかなバイクだ。マイルドなトルクタッチは長時間のペダリングでも快適性を維持している。下部にオフセットされたリア三角によって後輪の追従性が高く、急にトルクをかけてもリニアに反応して加速する。ステアリングはフォークの性能が効いていて高速でも安心できる接地感を残しつつ、クセのない軽やかなコントロールが可能だ。
トータルバランスに優れたフレームで、入門用に組み上げても後でホイールやパーツをカスタマイズする遊び心がうずくだろう。スピードの変化が大きいアップダウンやワインディングコーナーなど、身体のリズムと一体化した走りが可能なバイク。レースで実戦投入してみたい一台だ。
インプレッションライダー
管洋介
競技歴25年のベテランライダーで自身のチーム、アヴェントゥーラサイクリングの代表も務める。最新のカーボンロードからスチールバイクまで、長年の経験を生かした的確なインプレッションが持ち味。身長168cm。
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問:S1ネオジャパン
https://s1neo-japan.com
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