白浜〜上富田〜日置川|和歌山県・ジャパンバイシクルルート実走調査
Bicycle Club編集部
- 2021年06月12日
清らかな川とともに走り、海と絶景のリゾート白浜へ
白浜から上富田を経て、日置川と合流し、海へ。コバルトブルーの海と白砂が美しい白良浜や白浜を巡り、ゴール。美しい自然を愛で、歴史を感じ、白浜を満喫できる。
稲葉根王子は、上皇たちも熊野詣で歩いた重要な参詣路「熊野古道中辺路」にある。おだやかなたたずまいの王子社には、どこか霊場熊野の静かなエネルギーが漂うようだ。心が洗われるような澄んだ清流が流れる豊かな自然の中を抜け、開放感のある海岸線を爽快に走る。最後に華やかなリゾート白浜で立ち寄りを楽しみ、パワーチャージ!
白浜には観光施設やグルメスポットも多い。白浜のみをゆったり楽しむショートコースや、田辺まで足を延ばすミドルコースとするのもよいだろう。
真ん中の円月形の穴が愛らしい円月島。穴に落ちる夕日など美しい夕景を目当てに、夕刻は多くの観光客が押し寄せる
清流日置川とともに走る
大岩盤が広がる千畳敷。岩の上は歩行可だが、クリートの場合は十分な注意を
黒潮が岩肌に打ち寄せる高さ50mの断崖絶壁が2kmも続く三段壁
富田川の河川敷に咲く約2万本のヒガンバナが真紅のじゅうたんを作る
王子跡の碑。参詣者は熊野の霊域から流れ出る富田川を渡り、対岸の一ノ瀬王子に向かった
熊野古道沿いに存在した九十九王子中、重要な五体王子の一つ稲葉根王子
オススメの立ち寄りポイント
カフェプラージュ
白浜町2452-3
ビーチテイストの店舗
プレーンなパンケーキにたっぷり乗ったフルーツやアイス、ソースがよく絡み、ハワイ通も満足の味
ピッツェリアペスカトーレ白浜
石窯を使い薪で焼いた焼きたてのピッツァが楽しめる。海に面したイタリア風の店舗も魅力
南紀白浜オリーブ&ジェラート工房
ベリー、ほうじ茶、みかん、オリーブなど、素材の味が生かされている。白浜産の旬の素材と尾鷲牛乳で作ったジェラート。毎朝作り立てが並ぶ
SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE/SEAMORE RESIDENCE(シラハマ キー テラス シーモア/シーモア レジデンス)
海を望むホテルシーモアの別館はカジュアルスタイル。共有キッチン、ラウンジあり
足湯など本館の施設も利用できる
バイクは室内保管可能
ジャイアントストアも併設
白浜〜上富田〜日置川ルートマップ
大きな登坂がなく平易に見えるが、繰り返す小さなアップダウンの累計で獲得標高は2500mを超える。水辺の景観を堪能しながら、無理せず落ち着いて走りたい
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サイクルライフナビゲーター
絹代さん
イベントやレースのMCや執筆、健康/観光/町づくりなど自転車に関わる全般でマルチに活動中。茨城県内の自転車活用推進計画などの検討委員も務め、自転車環境の向上や魅力発掘・発信等の活動にも携わる。
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PROFILE
Bicycle Club編集部
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