プレゼントにおすすめのTTバイクのピンブローチ!自転車好き必見の手作りアクセサリー
Bicycle Club編集部
- 2021年04月22日
フランスと日本両国で活躍する、現役若手ロードレース選手の小笠原匠海さんが作るARTISANのTTバイクピンブローチ。選手を目指すキッカケとなったタイムトライアルへの思いが落とし込まれた精巧なディテールは、自転車好きへのプレゼントやギフトにおすすめだ。
INDEX
ディテールにこだわった特製ピンブローチ
ARTISAN(アルチザン)のピンブローチは、これまでロードバイクモデルが販売され、サイクリストのSNSで一時話題となっていた。今回手掛ける第2弾は、匠海さんが思い入れのあるTTバイクバージョン。
「前輪はディープホイール、後輪はディスクホイールを表現しています。できればTTバーにブレーキレバーなど、もっと細かく作り込むことも考えましたが、製品化したときに壊れてしまう可能性もあり断念しました」
と匠海さんがいうように、選手としてのこだわりの部分と、仕上げを担当する職人との相談のなかで、今回の形が決められていった。
クランクにはアクアマリンを
クランクは4アームをイメージして、その中心にはアクアマリンを配置した。ダウンチューブにはARTISANの文字が刻印され、職人による仕上げを経て完成する。
現役ロード選手が作るハンドメイドジュエリー
ARTISAN(アルチザン)は、匠海さんの父、政晃さんが手掛けるジュエリーブランド。匠海さんのまわりにはジュエリーを自分で作る環境が整っていて、そんななかで育った匠海さんが昨年、コロナ禍でできた時間を利用してロードバイクピンブローチ(写真下)を作ったのがはじまりだった。
ワックス型から手作業で作る
今回作ったTTバイクピンブローチのサイズは、約13.6×24.8×10.9mmという小さいもの。手先の器用さとセンスが要求される作業だが、あえてレーザー加工機などの機械に頼ることなく、手作業でワックスで原型を作り、それをもとに鋳造する「ロストワックス製法」で作られている。
ピンブローチの制作工程
ワックスで原型を作る
初めの工程ではワックスでTTバイクの形を作る。ワックスは熱線入りのコテとカッター、そして歯科で使う工具により成型されていく。
原型から型を作り、ベースとなる金属モデルを作る
第2段階で作る、元になる金属モデル。この金属モデルからさらにゴム型を作り、その型から製品のもとを作る。こだわりの精巧なディテールは、制作過程においてときに「細か過ぎて無理じゃない?」と思われるほどだったが、デザイナーが現実的な形状に修正し、職人の手によって製品化された。
ARTISAN(アルチザン)
TTバイクピンブローチ
ピンブローチを固定するキャッチは薄型タイプを採用する。厚手のジャケットだけではなく、薄手のシャツにも対応するので、自身へのプレゼントにも大切な人へのギフトにもよろこばれるだろう。
スペック
16,500円(税抜)
素材:シルバー925(本体)、洋白(針)、ニッケルメッキ(キャッチ) / サイズ:約13.6mm×約24.8mm×約10.9mm(キャッチ含む) / 重量:約3g(キャッチ含む)
※2021年4月30日まで受付の受注生産。納期はご注文後2~3週間。
いまだけもらえる限定特典も
いまARTISANのTTバイクピンブローチを購入すると、限定で小笠原匠海さんのサイン入りポストカードが付く。2021年4月30日まで受け付けなので、お見逃しなく!
小笠原匠海
2000年東京生まれ。八王子桑志高校自転車競技部出身。2016年、東京・大島で開催された全日本選手権ロードのタイムトライアルでジュニアで2位となり、そこから自転車選手への道を選んだ。昨年から、フランスヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ドルドーニュ県に拠点をもつTeam Cycliste Perigord 24に所属し、レースを走っている。国内ではEQADS(エカーズ)準所属となる。フィジークブランドアンバサダーも務める。
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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