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スプリンターのコルブレッリが本格山岳の第2ステージ勝利|ツール・ド・ロマンディ

スイス西部で開催中のステージレース、ツール・ド・ロマンディ(UCIワールドツアー)は、現地429日に第2ステージを行った。カテゴリー山岳を6つ越えてのフィニッシュは、最後までメイン集団に残った選手たちによるスプリント勝負に。スプリンターながら生き残ったソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス、イタリア)が、今シーズン初勝利となるステージ優勝を果たしている。個人総合では、ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア)が首位をキープしている。

山岳を乗り切りチャンスを生かしたコルブレッリ

大会はこの日から本格的な山岳ステージへ。ラ・ヌーヴヴィルからサン=ティミエまでの165.7kmは、レース序盤から4連続の2級山岳を上り、後半も2級と1級の上りが1つずつ待ち受ける。なかでも、このステージ最後の登坂区間となる1級山岳ラ・ヴュー・デ・ザルプは、登坂距離7.8kmで平均勾配は6.7%。中腹で最大勾配9%に達する難所をいかにクリアすることがカギとなる。この頂上からフィニッシュまでの残り17.2kmは下りと平坦区間になることから、上りで仕掛けてそのまま逃げ切るのは簡単ではないが、総合成績を意識する選手にとっては脚試しに重要な機会になると見られた。

この日最初の2級山岳で6人の逃げが決まり、しばしレースを先導。メイン集団はイネオス・グレナディアーズがコントロールし、前との差を2分程度に保って進んだ。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

いくつもの上りと残り距離を減らしていくうちに、逃げグループでは脚の差が見られはじめる。その中からレイン・タラマエ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ、エストニア)が、残り50kmを迎えたタイミングでそれまで一緒に逃げ続けた選手たちを置き去りにして独走態勢に持ち込んだ。

1人粘ったタラマエだったが、イネオス・グレナディアーズが作るメイン集団のペースには太刀打ちできず、1級山岳ラ・ヴュー・デ・ザルプで吸収。この日最後の難所ではテイメン・アレンスマン(チームDSM、オランダ)やセップ・クス(ユンボ・ヴィスマ、アメリカ)らが攻撃を見せたが、リーダージャージのデニス自ら集団のペーシングを担って散発するアタックの芽を摘んでいく。36人に絞られたメイン集団は、1つのまま頂上を通過し、フィニッシュまでの下りへと移った。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

その後も集団はまとまったまま進み、この中に残った選手たちによるスプリント勝負が濃厚に。残り2kmでベン・オコーナー(AG2Rシトロエン、オーストラリア)がアタックしたが、これも決め手に欠けてすぐに捕まる。それからはバーレーン・ヴィクトリアスやイスラエル・スタートアップネイションが主導権争いに加わり、スプリント態勢を整えていった。

そして迎えた最終局面。先頭に出たのはバーレーン・ヴィクトリアス勢。ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)の牽引から、最後を託されたコルブレッリがスプリントを開始。これにパトリック・ベヴィン(イスラエル・スタートアップネイション、ニュージーランド)も続いたが、コルブレッリは前を譲ることなくフィニッシュラインを通過。ステージ優勝を決めた。

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

1級と2級合わせて6つのカテゴリー山岳を乗り切ってスプリントで勝ってみせたコルブレッリは、これでポイント賞でも首位に浮上している。

個人総合では、デニスがトップを守って引き続きリーダージャージを着用する。しかし、このステージではチームメートのゲラント・トーマス(イギリス)やリッチー・ポート(オーストラリア)を引き連れて集団のペースをコントロールする場面が目立っていたことから、残るステージでもアシストに回る公算が高いものとみられる。

30日に行う第3ステージは、エスタヴァイエを発着する168.7km。前半は大周回を1周し、中盤以降はヌシャテル湖沿いの小周回を3周。山岳ポイントはいずれも3級に設定されるが、フィニッシュ前9kmに控える最後の登坂が仕掛けどころとなる可能性も高い。気を抜くことは許されないコース設定だ。

第2ステージ優勝 ソンニ・コルブレッリ コメント

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

「本当にうれしい。今日のチームはスーパーで、ジャック(ヘイグ)とダミアーノ(カルーゾ)が最高のリードアウトをしてくれた。この勝利は大満足できるものだ」

個人総合首位 ローハン・デニス コメント

©️ KEYSTONE/Jean-Christophe Bott

「終始レースをコントロールすることになったが、われわれは完璧な仕事をしたと思う。最後の上りで攻撃があったが、それにもうまく対処できた。フィニッシュまでの下りで先行する選手が現れないよう、上りは集中してペーシングを図った。

自分を犠牲にしても納得できるチーム力がある。チームメートが今後のステージに向けてエネルギーを節約できるようにすることが最重要だった。土曜に控えるクイーンステージ(第5ステージ)が勝負どころとなるので、明日は堅実に走りたいと考えている」

ツール・ド・ロマンディ2021 第2ステージ(165.7km)リザルト

1 ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス、イタリア) 4:21’42”
2 パトリック・ベヴィン(イスラエル・スタートアップネイション、ニュージーランド) ST
3 マルク・ヒルシ(UAEチームエミレーツ、スイス) ST

個人総合時間賞
1 ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア) 8:39’48”
2 パトリック・ベヴィン(イスラエル・スタートアップネイション、ニュージーランド) +0’08”
3 ゲラント・トーマス(イネオス・グレナディアーズ、イギリス) +0’09”

各賞ライダー

個人総合時間賞 ローハン・デニス(イネオス・グレナディアーズ、オーストラリア)
ポイント賞 ソンニ・コルブレッリ(バーレーン・ヴィクトリアス、イタリア)
山岳賞 ジョエル・ズッター(スイスサイクリング、スイス)
ヤングライダー賞 マルク・ヒルシ(UAEチームエミレーツ、スイス)
チーム総合 イネオス・グレナディアーズ

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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