新城幸也、チームメイトのカルーゾがステージ優勝|TEAM ユキヤ通信
Bicycle Club編集部
- 2021年05月30日
現在イタリアで開催中のジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。
第20ステージは1級山岳が3回連続する最後の山岳ステージ。新城のチームメイトで見事現在総合2位のダミアーノ・カルーゾ(イタリア)が独走で優勝した
最後の上りまでペイヨ・ビルバオ(スペイン)がカルーゾを引き上げ、そこからは今大会絶好調のカルーゾが自力で他の選手を上りで引き離し、総合1位とのタイム差を詰めての区間優勝を飾った。
新城は喜びを噛みしめながら82位で無事に最後の山岳を走りきり、14回目のグランツール完走まで、残り1ステージ、30kmの個人タイムトライアルを残すのみとなっている。
新城幸也のコメント
『ジロは明日までだが、僕のジロ今日が最終日みたいなもので、明日の個人タイムトライアルは楽しんで走るだけだから。
だから、今日はダミアーノの(チームの)為に出来るだけのことをしたかった。
しかし、スイスの山で頂上まで残り4km位で集団から脱落してしまった。
ダミアーノはずっと調子良かったらしく、その登りでペースを上げようと提案してきたぐらい。
その場に留まるだけでギリギリの僕には500mしか引けないだろうけど、それまでは遅れることはできないとモチベーションにもなったが、たまたま同じポイントでDSMがペースアップを先にして、うちからアクションを起こすことはなかった。
その後はテレビを見てた皆さんが良く知っているでしょう(笑)
ダミアーノはステージ優勝をし、ライバルに差を着けたんだから、脱帽。
皆がしたかったことを、最終日にダミアーノが全部やってくれたのだから、こんな感動的な事はない!
チーム皆が苦しんだり、喜んだり、の3週間だった。タラレバを言ってもしょうがないが、ミカエルがいれば、マテイやジーノがいたら、もっと素晴らしジロだったと思う。
チームメイトグランツール初の表彰台の手助けを無事に出来てホッとしている。
明日はダミアーノに頑張ってもらって、是非とも表彰台を確実の物にして欲しい。
もちろん、優勝まで2分差は大きいけど、何があるかわからない!』
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