JCL初!観客を迎えて開催の広島ロードレース、全チーム選手リスト&監督コメント
Bicycle Club編集部
- 2021年07月10日
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国内ロードレースのプロリーグ、三菱地所JCLプロロードレースツアーの第3戦、第4戦が7月10日、11日の2日間、広島県を舞台に開催される。今回、JCLとしては初の観客を迎えての開催、さらに2戦ともライブ放送を行う。その前日9日には全チームの監督が集う監督会議が行われた。ここではそのとき発表された全チームの選手リスト、そして、全チームの監督にレースに向けてのコメントを聞いた。
ライブスケジュール
7月10日 10:50~配信開始予定 広島トヨタ 広島ロードレース
7月11日 12:30~配信開始予定 広島トヨタ広島クリテリウム
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前日の監督会議で全チームの選手リスを公開
9日はロードレースの会場となる広島県立中央森林公園で、監督会議などが実施された。出場選手は各チーム最大6人で、さいたまディレーブのみ5人となったため、53人が出走する。一部のチームはロードレースとクリテリウムで出場選手を入れ替える。
各チームの監督にはセレクションの意図やレースの狙い、また3カ月のシリーズ中断時のチーム活動などについて聞いた。
宇都宮ブリッツェン
出場選手
22 阿部嵩之
23 小坂光
26 小野寺玲
27 中村魁斗
28 小嶋渓円
29 貝原涼太(クリテリウムのみ出場)
30 及川一総(ロードレースのみ出場)
清水裕輔監督コメント
レースの中断期間はファンの方と接する機会が少なかったので、メディア露出ですとか、公開トレーニングというのを初めてやってみたりとか、そういったところで自分たちの活動の意義を持たせながら、各選手トレーニングに励んでこれたかなと思っています。
リーダージャージを着ている増田(成幸)がオリンピックに向けての調整ということで、残念ながら連れてくることができなかったんですけど、あと西村(大輝)もちょっとコンディションが悪かったので、その中で調子の良いメンバーを揃えて来ました。ロードは昨年このコースで優勝している阿部と、クリテリウムは小野寺、この2人を中心にやっていきたいと思います。
若い選手も及川や中村はよく走れているとは思いますし、中村はしばらく増田のトレーニングパートナーとして頑張っていたので、疲れが抜けていれば結構いいんじゃないかなと思います。勝てる選手となると阿部、小野寺ですが、若手も可能性があれば展開次第でチャンスを与えていきたいと思っています。
スパークルおおいたレーシングチーム
出場選手
131 黒枝士揮
132 黒枝咲哉
133 孫崎大樹
134 沢田桂太郎
135 小野寛斗
136 宮崎泰史
黒枝美樹監督コメント
選手は皆気合が入っていますし、コンディションも悪くないです。ロードは、ここのコースではスプリンターも残れる可能性もありますし、相性は良いと思っています。黒枝士揮や孫崎大樹ら4人は当然上位で入ってくるよう頑張るし、スプリンターの2人、黒枝咲哉と沢田桂太郎は、次の日のクリテリウムを狙いますが、ロードも集団スプリントになれば当然2人でも狙っていきたいです。初勝利は、ずっと今惜しいところに来ているので、JCLもそうですけどTOJも惜しいところで勝利を逃していますから、当然欲しいですね。
リーグ中断中の活動としては、今地元でスパークルリーグというイベントを立ち上げています。自動車学校でクリテリウムのようなものをやったり、選手が作り上げていく自転車の入り口のイベントです。先月テストイベントを行い、現在7月25日の募集をしているところです。他にもスパークルルールと言ってルールやマナーの啓発をしたり、クラブハウスでカフェとショップを経営して、地域密着とファンコミュニティを形成していくような取組みも行なっています。
キナンサイクリングチーム
出場選手
81 中島康晴
82 畑中勇介
83 山本元喜
84 新城雄大
85 山本大喜
90 トマ・ルバ
石田哲也監督コメント
今回は、調子のいいメンバー6人ですね。若手も連れて来たかったんですけど、今回はベテランでまとめて、今年はレースが少ないので、確実に勝っていきたいなというのがあります。誰で行っても(勝利が)狙えるメンバーなので、数で勝負したいかなと思います。勝負所でちゃんと数を残すというのが、僕らのポイントになるかなと。
前半はイベントはなかなか無かったのですが、今後キナンのサイクリングターミナルを設置するので、どうやって運営していくかなどを考えたり、今後ファンの方に楽しんでいただける場を準備する期間を作ることができました。また、トレーニングの中でアイテムのテストをする時間に費やせたので、そういったフィードバックに充実した時間をあてることができました。
レバンテフジ静岡
出場選手
71 佐野淳哉
72 鈴木龍
73 野宮一朗
74 西村基
77 海野晋作
78 高梨万里王
二戸康寛監督コメント
メンバーは今調子の良い順で決めました。レースは今のところ、鈴木龍が最後スプリントを狙っていくのが一番可能性が高いので、どうやって最後絞られた集団に乗せていくかというのを、全体で考えていきたいです。佐野は今回JCL初参戦になり、直前までほとんどレースを走っていないので、レース勘をまず取り戻せるような感じで走ってもらおうかと。チーム全体では、ここに来て今まで結構伸び悩んでいた選手とかが、トレーニングを積んで結構いい感じに仕上がってきているので、そういう選手には逃げに乗ったりとか積極的に動いてもらいたいですね。
チーム立ち上げ2年目になり、今年からレース以外の地域活動として、小さいところからですが交通安全の啓発活動に参加してみたり、そういう地域のイベントに少しずつ参加しています。またチームとしてのオフィシャルライドイベントを年間で計画しています。あとは静岡ということでオリンピックがもう1ヶ月後ですが、そこに向けてのいろいろな動きに参加したりしています。
チーム右京相模原
出場選手
51 小石祐馬
52 吉岡直哉
54 横塚浩平
55 宇賀隆貴
56 小山智也
57 石原悠希
大西恵太監督コメント
基本的にJCLの全てのレースで共通して言えるのは、目立って自分たちのレースを組み上げていきたいです。最後まで集団にいて最後の勝負だけ持っていくのではなくて、最初からバッチリ、チーム右京がすごい頑張っていると目に映るレース運びをして、もちろん結果も狙っていきます。今回のメンバーでは、今年加入した石原選手が、去年成績を出しているコースでもあるので、最近の広島の展開だと彼が一番乗れるのではと思っています。
レース中断中はコロナの情勢なので、イベントもあまり積極的に参加することができませんでしたが、ズイフトを使ったオンラインイベントにライドリーダーとして参加したりしていました。今年はチーム合宿をこれまでになくやっているので、選手同士のコミュニケーションの向上を図りつつ、お互いの脚がどういう状況かを把握していると思うので、よりチームワーク重視でレースを組み立てていきたいです。
VC福岡
出場選手
121 向川尚樹
123 檜室建斗
124 武井裕
125 持留叶汰郎
126 本多晴飛
127 東優仁
佐藤信哉監督コメント
今回はU23のホワイトジャージをキープするということを、まず最優先にしています。ですから初日は本多をエースとする方向ですね。その次に優先するのはチームランキングで、本多を大崩れしないところに立てつつ、その後にチャンスがあればチームランキングを狙っていくという風に考えています。サブ的には、ロードでは持留、クリテリウムはスプリント力がある東ですね。東もU23ランキングで3番手につけていますので、チーム内でしっかり争ってもらえるように、そのあたりは彼にもチャンスを与えたいと思っています。
コロナ禍でレースの間が空いていますが、このご時世でレースを開催できるだけでもうれしいと、感謝の気持ちでレースに皆向かっているところで、比較的我々のメンバーは前向きなメンバーが多いというのが実感です。チームとしては社会貢献活動も柱にしていて、子供の補助輪外しを開始することになったりとか、いまはなかなか実現できていないものもありますが、仕込みの時期というか、そういった準備ができつつあります。
那須ブラーゼン
出場選手
1 新開隆人
2 谷順成
3 西尾憲人(ロードレースのみ出場)
4 西尾勇人
5 柴田雅之(ロードレースのみ出場)
6 渡邊翔太郎
8 島野翔太(クリテリウムのみ出場)
9 金子大介(クリテリウムのみ出場)
樋口峻明マーケティングマネージャーコメント
今回のセレクションは、過去のレース成績と直前のチームトレーニングのコンディションやコースの適性から、8名連れてきて、ロードとクリテリウムで2名入れ替えて出走させるという形のメンバーになりました。ロードレースは谷を中心にして、谷は実力があり優勝を狙える選手ですので、その他の選手も逃げに乗ったりとか、谷をサポートして、より上位に進出できるようにして戦おうと思っています。クリテリウムは金子がスプリント力があるので、金子を中心にして、他の選手もスピードのある選手が多いので、しっかりとチームで機能させて金子が上位進出できるようにしたいと思っています。
前回のレースが5月のTOJだったんですけども、逆に空いたことでちゃんとトレーニングを重ねられたと思いますので、しっかりこのレースに合わせてコンディションを整えられたと思っています。コロナ期間中のチーム活動としては、noteで対談記事や選手のインタビュー記事を作成して配信するということを始めました。
さいたまディレーブ
出場選手
41 高木三千成
45 藤田涼平
46 半田子竜
47 永塩幸之介
48 吉岡秀祐
鈴木卓史監督コメント
今回はいろいろコンディションが整わなくて5名という形ですが、少ない人数なのでどちらかというと自分たちが動くよりは、周りの状況を判断しながらやっていこうと思っています。メンバーの中ではやはり高木選手が安定した強さを持っていて、あとはお父さんがオリンピック選手の藤田選手を今回は監督として注目していて、彼を何とかいいところまで持って行くような動きをしたいというのが、今回の広島大会全体での考えです。
レース中断時期は、実戦感覚に近いものを磨きたいということで、那須ブラーゼンと合宿を行いました。他のチームと一緒にやることで、ちょっと刺激を貰いながらとか、あとはイベントやホビーレース的なものに参加して、実戦感覚をなるべく途切れないようにしていました。
ヴィクトワール広島
出場選手
101 桂慶浩
102 阿曽圭佑
104 中村圭佑
105 渡邊諒馬(クリテリウムのみ出場)
106 平林楓輝
108 内田宇海(ロードレースのみ出場)
109 吉岡拓也
中山卓士監督コメント
最近はチームのエースでもある阿曽が全体の練習メニューも考えているので、その中で数字のいい選手、データを見ながら選手たちと対話して、向き不向きも含めてメンバー編成をしています。ロードレースでは阿曽が優勝することも不可能ではない力を持っているので、やはり彼で勝ちたいというのがあります。クリテリウムの方は、優勝については展開を作っていかなければ基本的には難しいと思うので、その展開ができれば狙っていきたいなというところです。
今年の前半は選手のデータ管理を強くやって、選手たちのFTP値的にもなかなか伸びたりしていますので、そうして作り上げたところが明日と明後日、阿曽をどれくらいアシストできるかが、うちのチームの決め手じゃないかと思っています。やはり地元レースということで、これはもう私たちの全日本選手権というか、それくらい狙っているレースとして、選手たちにはモチベーションを保ってもらうように働きかけてきました。
主催者サイドとしては、去年はコロナで中止になり悔しい思い出がありますので、なんとしても今年は絶対に開催するぞというところから、有観客にできるほどの対策を立ててきました。リストバンドを用いて検温した人にはつけてもらうとか、プロチームの選手たちと一般の方々、観戦する人たちが触れ合わないような動線を作ったりとか、さまざまな対応を考えていきました。
JCLとしては初めての有観客レース。いやもう応援の力って底力が出てくるので、地元で走ることによって次のレースも調子が上がってきたりするので、明日と明後日、いろんな人たちに応援されるいい大会ができるように、選手たちにも頑張ってほしいです。我々のチームが優勝することが一番なんですけど、実行委員会として立ち上げてきている側としては、大会自体がちゃんと開催できて、来てくださる方々が楽しかったと言ってもらえるよう、主催者サイドとしては、そのように考えています。
三菱地所JCLプロロードレースツアー 公式ウェブサイト
https://jcleague.jp/
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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