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東京五輪XCO男子、山本幸平が最後のレースを29位で完走!ピドコック、史上最年少で金

7月26日、新型コロナウイルス禍に加え、台風8号の進路が気になる中、開催されたマウンテンバイク・クロスカントリー。「世界屈指の難コース」とトップライダーが声を揃える伊豆MTBコースで、トーマス・ピドコックが史上最年少で金メダルを獲得するという新たな伝説が誕生した。また、日本代表として北京、ロンドン、リオ、そして東京と4度目のオリンピックを走った山本幸平がラストラン。地元の声援を受け29位で「幸平コール」を受けながらフィニッシュした。

マチューの落車をすり抜けたピドコックが独走

朝から晴れたり曇ったりとやや不安定な空模様だったが、風も吹いてレースコンディションとしては悪くない状況の中、午後3時に38名がスタート。

オープニングラップを制したのはワールドカップでも好調のマティアス・フルキガーだが、マチュー・ファン・デル・プール、ニノ・シュルターら8名が一団となってフルコースラップに突入。

さくらドロップで落車したマチュー・ファンデルプール。肋骨とお尻の痛みに耐えられずリタイヤし、レース後に病院へ向かった

だがファン・デル・プールが、ドロップオフでまさかの失速転倒。これを間一髪で切り抜けたトーマス・ピドコックが追撃を開始。再び走り出したファン・デル・プールは、5周目にリタイヤを選択。ケガの具合が心配される。

その後、過去2大会連続王者のシュルターがレースをリードしたものの、3周目の上りでフルキガーが一気に先頭に立ち、追うピドコックと2人で後続を1分近く引き離しにかかる。

天城越えと呼ばれるセッション

4周目のシングルトラックでアウトからピドコックが仕掛けて首位に立つと、ジワジワとフルキガーとの差を広げ、21歳という若さでイギリス・マウンテンバイク界に初のメダル。それも最も価値のある色をもらたした。

シクロクロス、ロード、マウンテンバイクで活躍するピドコック

最終コーナーで受け取ったユニオンジャックをまといながらフィニッシュしたピドコックは、コーチのカート・ボガーツと涙を流しながら抱き合い勝利をかみしめていたが、レース後にメダルの感想を聞かれると「まったく信じられない。オリンピック代表になり、このスタートラインにつけただけで、ボクはなんてクレイジーで特別なんだと言い聞かせていたんだよ!」

イギリスは日本と同様出場枠1つと、出場枠を3つもつスイス、イタリアなどに比べて有利とは言えない。しかし、多彩な才能を持つピドコックはロードでは2017年にジュニアのTT世界チャンピオン、そしてシクロクロスでは2019年にはU23で世界チャンピオンとなり、2021年には世界選手権に2位を獲得。そこから金メダルを獲得するためにクロスカントリーにチャレンジした。

そしてイネオス・グレナディアーズに所属するロード選手として、アムステルゴールドレースでは2位となる活躍をしながら、ワールドカップに参戦、チェコ大会で勝利するなど今回のオリンピックに備えてきた。しかし、5月末にトレーニング中に鎖骨を骨折し、怪我を克服してから参戦となった。こうした状況で、クロスカントリー専業選手に対して圧倒的な差で勝利したピドコック、まさに超人的な強さだった。

山本幸平、プロとしてラストラン

また今レースは4大会にわたり、日本代表として出場してきた山本幸平のプロとしてのラストランだった。4列目という後方からのスタートとなり、セカンドグループでの走行を続けていた山本だが、終盤ペースを落としながらもトップと同一周回の29位でフィニッシュ。両手を合わせながらフィニッシュラインを越えると、両サイドのファンの「幸平コール」に応えていた。

2008年北京大会で46位、2012年ロンドン大会で27位、2016年リオ大会で21位と日本のトップ選手として海外でワールドカップを中心に実績を積んできた山本。レース活動をしてきた兄、山本和弘やナショナルチームの鈴木雷太コーチなどこれまで山本を支えてきたメンバーと無事レースを終えたことをたたえあった。

山本幸平コメント

東京オリンピックを29位で終えました。
なんて言って良いのか?未だに心の整理が出来ていないけど、会場をはじめ、世界中から応援してくれた方々に、ありがとうと伝えたいです。
今出せる全てをぶつけたレース。
今の力は29位。
最高の瞬間を東京オリンピックは、与えてくれた!
ありがとうございます。

山本 幸平

山本幸平のバイクはこちらから↓
東京五輪、山本幸平最後の晴れ舞台を飾る!マウンテンバイク競技機材

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2021年07月25日

リザルト 東京五輪クロスカントリー男子

1 トーマス・ピドコック(イギリス)1:25’14”
2
 マティアス・フルキガー(スイス)+0’20”
3
 ダヴィド・ヴァレロ(スペイン)+0’34”
4
 ニノ・シュルター(スイス)+0’42”
5
 ヴィクトール・コレツキー(オランダ)+0’46”
6
 アントン・クーパー(ニュージーランド)ST
29 山本幸平(日本)+721

 

東京五輪の各競技のスケジュール、配信情報はこちらから↓
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2020年07月18日

 

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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