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ギヤの多段化は退化?【革命を起こしたいと君は言う……】

スチールバイクの限界に挑む今野製作所「CHERUBIM(ケルビム)」のマスタービルダー、今野真一の手稿。今回は最近のコンポーネントやフレームの規格変更が、果たして進化なのか!?を検証する。

多段化の波

ここ10年、いや自転車という乗り物が世のなかに認知されてからギヤの多段化に各社は凌ぎを削り新商品開発に勤しんできた。

なにを隠そう私もつねにギヤの多段化には賛成派で、ユーザー(とくに初心者)には推したい。理想は無段階のギヤでは?と諭したりもしている。結果ギヤの枚数という話ではなく、脚や体の状態に無段階に対応してくれるギヤが必要だと信じている。

しかし、最新の12速に乗ると、なにかが違うという気がしてしかたない。それは多段化と引き換えに捨ててしまった機能が多いからでは?と考えている。問題と思われる項目をあげてみよう。

リアエンド幅

これは120mmから始まり、現在ディスクフレームでは142mmとなっており、カカトがリアの車軸やディレイラー、ディスクブレーキと当たるという現象が起きてくる。

また自転車のバランスとしてシャープな走りの印象は薄くなり、空気抵抗にも影響を及ぼす。

この解決策としてQファクターを広げることまで行われている。これでほんとうにライダーの脚を考えているのか謎だ。

ピスト競技者の間では、エンド幅120mm幅より110mm幅の方がダッシュの掛かりがいいという選手もけっこういる。

チェーンの薄さ

これは致命的な変更と思われる。チェーン厚は7.5mm前後あった物が今では5mmを切る物まであり、それに伴いギヤ板の厚さは2.5mm前後から1.7mmくらいになっており、6割前後薄くなっていることになる。これではまったくと言っていいほど別物になる。伝達効率、伸びは驚くほど変化する。

登坂でダッシュしたときにはおそらくどのライダーも感じていると思う。私に言わせれば今のチェーンはゴムのような物だ。

たすき掛けのロス

多段化により必然的にたすき掛けの角度がきつくなる。薄いチェーンにしたことにより、きついたすき掛けが可能となったが、これもまたいい結果にはなっていないはず。そのあたりのパワーロスのデータも開示してもらいところだ。

出典

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BiCYCLE CLUB 編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

BiCYCLE CLUB 編集部の記事一覧

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