BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

インカレが2年ぶりに開催!男子4kmチームパシュートでは上位3チームが学連新記録

8月13日から8月22日にかけて日本学生自転車競技連盟主催で文部科学大臣杯第76回全日本大学対抗選手権自転車競技大会(以下、インカレ)が開催。
8月13日から8月15日まではトラック競技が長野県の松本市美鈴湖自転車競技場(以下、美鈴湖自転車競技場)で、8月21日から8月22日まではロード競技が群馬県の群馬サイクルスポーツセンターで開催される。
昨年は新型コロナウィルスの影響でインカレの開催が見送られたため、インカレとしては2年ぶりの開催となった今大会。本レポートではトラック競技の初日に開催された競技の模様をお届けする。

悪天候の中での開催となったトラック初日

大会初日の8月13日は以下の3種目の決勝および4種目の予選が開催された。

決勝種目

・男子4kmインディヴィデュアルパシュート
・女子3kmインディヴィデュアルパシュート
・男子4kmチームパシュート

予選種目

・男子スプリント予選
・女子スプリント予選
・タンデムスプリント予選
・男子オムニアム予選

西日本地域を中心とした豪雨が発生しており、会場となった美鈴湖自転車競技場でも大会前日から雨が降り始めた。大会初日となった8月13日になっても天候は回復することなく、むしろ悪化するばかり。
また8月とは思えないほど気温が下がり、競技場のある松本市では最高気温18.6℃を記録。市内よりも高地にある競技場ではおそらくさらに気温が下がっていたものと思われる。
気温が低い中で雨が降り続けるというかなり過酷なコンディションの中での大会初日となった。
さらに、美鈴湖自転車競技場は標高約1000mと高地に所在するため、雨が降ると霧が発生しやすい。
大会初日も男子オムニアム予選の1組目あたりから霧が濃くなりはじめ、男子オムニアム予選の2組目では霧の中での競争となった。

男子4kmチームパシュートでは3チームが学連新記録を樹立

男子チームパーシュート1位の日本大学

大会初日の最終種目として開催された男子4kmチームパシュートでは1位から3位までが大会新記録・学連新記録を樹立するなど、好記録が連発された。
6組目に出走した京都産業大学が、昨年開催された2020全日本大学自転車競技大会(以下、インカレ代替大会)での優勝タイムを上回る好タイムを記録。
さらには7組目に出走した日本大学が4分6秒655の大会新記録・学連新記録をマークする。

チームパシュート3位の朝日大学

11組目に出走した朝日大学、12組目に出走した中央大学も4分8秒台のタイムを出して大会新記録・学連新記録をマークするものの、日本大学のタイムには及ばない。

チームロードで優勝した中央大学だが、チームパシュートでは2位となった

インカレ代替大会同種目優勝チームで最終出走となった法政大学もタイムを伸ばすことができず、今大会は予選なしの一発決勝方式のため、日本大学が大会新記録・学連新記録で同種目の優勝を決めた。
昨年開催されたインカレ代替大会と比較すると6チームが昨年の優勝タイムを上回っており、なかなか調整が難しかった昨年に比べて今年は各チームがしっかりと準備してきたことがうかがえる。

男子4kmインディヴィデュアルパシュートでは山本哲央が大会2連覇を達成

インディヴィデュアルパシュート1位山本哲央(中央大学)

男子4kmインディヴィデュアルパシュートもチームパーシュート同様予選なしの一発決勝方式。
2019年のインカレ同種目で優勝した山本哲央(中央大学)が3組目で出走すると、同組出走となった選手を追い抜きながら2019年に自身が出した4分28秒617を上回る4分28秒286でトップタイムをマーク。

インディヴィデュアルパシュート2位河野翔輝(早稲田大学)
インディヴィデュアルパシュート3位の安達光伸(朝日大学)

最終組で出走した安達光伸(朝日大学)、 兒島直樹(日本大学)も山本の記録を上回ることはできず、山本が優勝を決めた。

女子3kmインディヴィデュアルパシュートでは太郎田水桜がインカレ初制覇

女子3kmインディヴィデュアルパシュートも男子同様予選なしの一発決勝方式。
5組目に出走した太郎田水桜(法政大学)が3分51秒382を記録し、第61回全日本学生選手権トラック自転車競技大会(以下、個人トラック)で自身が記録したタイムから14秒程記録を伸ばす。

個人トラック同種目2位であり最終組で出走した石田唯(早稲田大学)も太郎田のタイムを上回ることはできず、太郎田がインカレでロード・トラック通じて初優勝を決めた。

リザルト

■男子 4km インディヴィデュアルパシュート決勝

1位:山本哲央(中央大学) 4分28秒286
2位:河野翔輝(早稲田大学) 4分28秒859
3位:安達光伸(朝日大学) 4分30秒526

女子 3km インディヴィデュアルパシュート決勝

1位:太郎田水桜(法政大学) 3分51秒382
2位:石田唯(早稲田大学) 3分51秒621
3位:川口うらら(日本体育大学) 3分52秒186

男子4kmチームパシュート決勝

1位:日本大学(佐藤健/兒島直樹/生野優翔/岡本勝哉) 4分6秒655※
2位:中央大学(青木瑞樹/馬越裕之/中村龍吉/山本哲央) 4分8秒454※
3位:朝日大学(棚瀬義大/山本大智/日比野丈/安達光伸) 4分8秒734※
※学連新記録・大会新記録

男子スプリント予選

1位:黒瀬浩太郎(鹿屋体育大学) 10秒290
2位:梶原海斗(中央大学) 10秒312
3位:山根慶太(鹿屋体育大学) 10秒338

女子スプリント予選

1位:小原乃亜(八戸学院大学) 12秒061
2位:中西美央(鹿屋体育大学) 12秒094
3位:松井優佳(同志社大学) 12秒165

タンデムスプリント予選

1位:中央大学(青木瑞樹/保田浩輔) 16秒952
2位:日本大学(角宗哉/邊見竜馬) 17秒230
3位:朝日大学(山元大夢/吉野太晟) 17秒343

大会2日目の模様はこちらでライブ配信している

レースに関する問い合わせ:日本学生自転車競技連盟
https://jicf.info/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load