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MTB世界選手権XCO、日本代表女子U23は川口34位、小林40位、男子U23は北林71位

8月25日から29日までイタリア北部イタリア・バルディソーレで開催のMTB世界選手権。

クロスカントリー(XCO)ではエリート男子ではニノ・シュルター(スイス)、エリート女子はエビー・リチャーズ(イギリス)。また、U23男子ではマルティン・ヴィダウレ、U23女子ではモナ・ミッターウォールナー(オーストリア)が勝利し、世界チャンピオンに輝いた。

いっぽう日本代表チームはクロスカントリー(XCO)U23に出場した。女子は川口うらら選手(日本体育大学)が34位、小林あか里選手(信州大学)が40位。男子では北林力選手(ドリームシーカーMTBレーシングチーム)が71位でレースを終えた。

このレースは東京オリンピックの後に開催された、パリオリンピックへ向けた大切な第1戦となる大切な第一歩だ。現地で取材した武井きょうすけレポーターが、レースを終えたばかりの選手たちのコメントをお届けする。

川口うらら U23女子XCO34位

トップから12分48秒差でフィニッシュした川口うらら

今日のレースを自分で採点するとしたら何点ですか?

自分の中ではベストをつくすことができました。プッシュを続けることができ、集中力も切らさずよいレースができました。

日本のレースのように一人でよいペースをつかめたら「自分のペースで走る」ではなく、きつくてもとにかく前に、抜いて抜いて、そんなレースができました。

後半につれて少し脚が疲れてきてプッシュできない場面もありましたが、よくできたと思います。順位は自分の目標には届きませんでしたが、前に前にの意識を切らさずレースができました。

パリの枠を獲得できた場合、ライバルになる小林選手についてどう思いますか?

意識しないといえば嘘になりますが、その前に今は日本の選手が少なすぎると思っています。現状ではレース経験はあか里さんのほうが上なので、今回の世界選手権に向けて不安はありました。もっともっと世界の選手に挑む、挑戦する自分でいたいと思っています。

日本でやれることはやってこられ、この順位を取ることができたので今は納得しています。来週のワールドカップ、スイスラウンドは今回の34位以上を獲得できるよう、同一周回でしっかり完走して気持ちよく日本へ帰国したいです。

小林あか里 U23女子XCO40位

トップから14分42秒差でフィニッシュした小林あか里

自分の目標と今日のレースの結果について

自分の目標は30位でした。

スタートはうまくいき、よいパックに入れたんですが一周目の後半から一気に身体のきつさが出てきてしまい、後ろのパックに埋もれてしまいました。そのパックから前のパックにジャンプアップすることができず、ズルズルと下がってしまいました。

トレーニングは7月初旬のワールドカップを終えた後、コンディションを崩してしまいました。その後、初めてステージレースに出てレースの楽しさを再認識して、またよいトレーニングを行えたので納得しています。

来週のワールドカップは多くの選手が参戦するため(国別枠のリミットがないため)大きなパックができると思いますが、とにかく前のパックでレースをする、その意識を強く持ちたいです。

パリオリンピックに向けてどう考えていますか?

パリオリンピックではよりよい結果にむけての提案ですが、レースのときだけナショナルのコーチがいたとしても、その時だけになってしまいます。なので、普段から見てもらっているパーソナルコーチの帯同を希望します。ただし、いつもナショナルチームで一緒の活動ができるなら、ナショナルチームとしての活動することもメリットがあると思っています。

まずは自分自身、来年の体制がまだ決まっていないので早めに決めたいと思います。

北林力 U23男子XCO71位

トップから-1Lapで71位となった北林力

スタートループはとてもよかったように見えましたが、レースとしてはいかがでしたか?

スタートループは集中できて、よく走れました。ただその後オールアウトしてしまい、自分がきついゾーンまでプッシュが入らなかったので、自分では一番よくないレースをしてしまったと思っています。

一周目をかなり無理してしまったようで、オールアウト後にパフォーマンスが戻せませんでした。そこから立て直そうと必死にやりましたが、思っていたこととはかけ離れてしまいました。

うまく走りをまとめられなかった最大の要因は

自分の考えていた順位とパックに入ることができたので、そこで粘ろうとしたけど、耐えられなった。その原因としては自分のトレーニングの調整がうまく行かず、ここ1カ月は迷いながらトレーニングを行った。それがよい方向に出ず、集中力が切れてしまったからだと思います。

ただ、あのパックでレースをしない限り20位以内には入れないので、あのパックのなかでプッシュし続けないとならないので、とても残念です。

このあとのレースはどういう予定ですか?

9月4日には UCI クラス1のレースがベルギーであります。ベルギーのカテゴリーはエリートと混走となり、とても厳しいレースが想定されますがしっかりリカバリーをして修正して絶対に完走したいと思っています。

武井きょうすけがレポート「MTB日本代表チーム」

このあと、引き続き武井きょうすけレポーターによる世界で戦う日本のMTB選手についてお届けする。

まずは世界選手権の現場で選手サポートに奮闘した日本自転車競技連盟 (JCF)黒江祐平理事へインタビューをお届けする予定です。

内容は「パリオリンピックに向けたロードマップ、世界選手権選手派遣について」。現在置かれた状況、そして率直な意見を頂くことができたのでご期待ください。

引き続き、日本人で唯一「ワールドカップ・プロUCIチーム」に所属するDHアスリート九島勇気選手が現在置かれた状況についてアップする予定です。

https://www.instagram.com/yukikushima/

武井きょうすけ

 

大会ホームページ
https://www.valdisolebikeland.com/en/uci-mountain-bike-world-champs-2021/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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