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JCL山口ラウンド、9月11日ながとクリテリウム、12日秋吉台カルストロードレースが開催

サイクルロードレースの国内プロリーグ、ジャパンサイクルリーグ(JCL)による「三菱地所 JCLプロロードレースツアー」の今季第6戦、第7戦が9月11日(土)、12日(日)の2日間、山口県で行われる。第6戦は長門市でクリテリウム、第7戦は美祢市でロードレースを実施。緊急事態宣言発令の影響で無観客開催となるが、両日ともYouTubeにてライブ配信を実施する。

新コースでクリテリウム

9月11日(土)の第6戦「山口ながとクリテリウム」は、日本海側に位置する長門市で、複合文化施設「山口県立劇場 ルネッサながと」の外周路を使った、1周800mのコースが設定。レースは50周回、40kmで行われる。

初開催となる会場だが、道幅がそれほど広くなくコーナーも多いため、厳しいレース展開も予想される。約300mのホームストレートのほぼ中央がスタート・フィニッシュラインとなるが、この手前に4つのコーナーが連続するので、ゴール前は位置取りとコーナーリングのテクニックも含めた、緊張感のある攻防となりそうだ。

ライブ配信は11時30分より開始。レーススタートは12時となる。

ライブ配信ページ

 

フィニッシュ前の急勾配を制するのは?

翌12日(日)の第7戦「秋吉台カルストロードレース」は、日本最大のカルスト台地、秋吉台を縦断するカルストロードを舞台にした公道ロードレース。カルストロードの往復と両端に折り返しの周回路を設定し、トータル29.5kmの周回を4周する、118kmでレースが行われる。2011年の山口国体でも使われたカルストロードは、「サイクル県やまぐち」における推奨サイクルルートにも選ばれている。

コースのポイントはフィニッシュライン直前、ラスト1km付近から一気に標高差150mを駆け上がる、通称「カルストベルグ」の急坂。平均勾配でも約15%になるが、前半部分が特に急峻で最大勾配は22%に及ぶという。カルストロードは登りきれば下りが長くなるため、上りでバラけた集団が合流しながら、徐々に人数を減らすサバイバルな展開が予想される。最後は生き残った選手らによるカルストベルグでの力勝負で決着する。

ライブ配信は9時30分に開始。レースは10時にスタートする。

ライブ配信ページ

キナンの独走を止められるか?

記事を執筆している9月10日時点では、個人・チームランキングで首位に立つキナンサイクリングチームのみが出場選手を発表している。キナンは前節大分ラウンド・前々節広島ラウンドで圧倒的強さを発揮した、畑中勇介、新城雄大、山本元喜、山本大喜、トマ・ルバ、中島康晴の6人が変わらず参戦。カルストロードレースでは得意のサバイバル展開に持ち込んで、三たびレースを支配するか。

対するライバル勢は、個人ランキングで3位に付ける増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が、どれだけキナンの攻撃に対抗できるか。個々の力では決して負けていないので、キナンのチーム力を分断する展開が作れるか。また宇都宮ブリッツェンとしては、シーズン中盤欠場が続いた西村大輝が戦線に復帰できるかもカギになるだろう。他のチームでは今季上りで力を見せる谷順成(那須ブラーゼン)がチームに今季初勝利をもたらせるかに注目したい。

クリテリウムは、スピードスターを揃えるスパークルおおいたレーシングチームがやはり注目。7月の広島クリテリウムで初勝利を挙げると、勢いに乗って8月に行われたバンクリーグでは負けなしの総合優勝を飾り、勢いそのままにクリテリウムを連覇できるか。あるいは他チームが待ったをかけるか。新コースでの展開攻防から目が離せない。

 

JCL公式YouTubeはこちら

JCL公式サイト
https://jcleague.jp/

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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