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シクロクロスシーズンが開幕! JCX初戦・茨城シクロクロス取手は織田と渡部が制す

2021-2022シーズンの国内シクロクロスが10月3日(日)の「ルノーつくば presents 茨城シクロクロス 第2戦 取手」で開幕した。
まだまだロードシーズンが続く中ではあるが、国内シクロクロスのトップカテゴリーであるJCXシリーズの初戦に指定された同大会には、昨シーズンの全日本チャンピオンである沢田 時をはじめ、ロードではNIPPO・プロヴァンス・PTSに所属する織田 聖や、JCL山口ながとクリテリウムで優勝した小坂 光らが参戦。
男子エリートは織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が、女子エリートは渡部春雅(明治大学)が制した。

真夏のようなコンディションとなった開幕戦

笑顔でゴールするWM2位の安藤沙弥(SHIDO-WORKS)

9月に開催を予定していた北海道シクロクロス第1戦ならびに茨城シクロクロス第1戦が中止となったため、10月3日(日)に開催された「ルノーつくば presents 茨城シクロクロス 第2戦 取手」が2021-2022シーズンの国内シクロクロス開幕戦となった。
前々日には台風16号が接近し、コースが小貝川沿いにあるため雨の影響が心配されたが、この雨の影響でできた泥区間以外は特に問題がなく、むしろシクロクロスらしいそんな雰囲気のコースとなった。
さらに、台風一過の影響か、10月とは思えないほど気温が上がり、多くの選手たちがボトルの水をレース中に飲み切るようなコンディションだった。

また、会場では「あけましておめでとうございます」という挨拶があるなど、まさに開幕戦という雰囲気で、走り終わった選手たちからは笑顔が見られていた。

グリッドで笑顔を見せる安田と福田( AX cyclocross team )

男子エリートは織田 聖が制す

12月に開催される全日本選手権に向けてJCXシリーズのポイントを獲得しようと80名の選手が出走。
昨年の全日本選手権で優勝を飾った沢田 時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)や、織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、小坂 光(宇都宮ブリッツェン)といった国内トップ選手たちが参戦。

今月末にはロードの全日本選手権が開催されるため、まだまだロードシーズン真っ盛りな選手もおり、むしろかなりコンディションが上がっている状態でのレースとなったのではないだろうか。
スタートでは若干遅れるような格好となった織田と沢田だが、2周目には後続の選手たちを引き離し、力を見せつける。
後続では3-6位グループから小坂が抜け出し、先頭の2名にジョインしてトップは3名に。

しかし、小坂は中盤で織田、沢田から遅れてしまう。
さらに、トップ2名が後続との差を広げていくなか、6周目に冒険ランド区間のアップダウンで沢田が落車してしまう。このトラブルで織田が単独トップに立つと、少しずつ沢田との差を広げていく。
織田は、終盤に気が緩んでしまったと言うように終盤に落車してしまうものの、慌てることなく復帰して独走での優勝を飾った。
2位には落車で遅れた沢田が、3位には最後まで前を追い続けた小坂が入った。

優勝した織田のコメント

織田は「沢田選手が自分の目の前で落車したので、自分は落ち着いてペースを保ち、リードを保つように意識して走りました。今日は気温も高ったので自分もあまりペースをあげることができず、一気に差を広げるというよりは徐々にという感じでした。でも理想よりもいい走りができたと思います。今月後半にあるロードの全日本選手権をしっかりと走って、その後は12月のシクロクロスの全日本選手権に向けてコンディションを上げていきたいと思います」とコメント。

女子エリートは渡部春雅が制す

女子エリートには今シーズンからU-23にカテゴリーが上がった渡部春雅(明治大学)らが出走。
昨年の同大会を制した唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)は女子マスターズでの出走となったため、今シーズンから弱虫ペダルサイクリングチームで走る中島 瞳やMTBで実績のある矢吹優夏(B•B•Q)、そして渡部がどのようなレースを組み立てるのかが注目となった。

スタートでは主にロードで使用されるペダルで出走した渡部が出遅れ、中島を先頭に第一コーナーへと入っていく。
しかし渡部は1周目の冒険ランドのアップダウン区間で先頭に立つと、2周目以降中島と2名で先頭パックを形成。
一方矢吹もスタートで出遅れ、1周目完了時点では3位までに上がってくるものの、トップ2名とは若干の差が開いてしまう。

3周目から4周目にかけて渡部が中島を突き放すと、そのままリードを保って渡部が単独でゴールラインを駆け抜け、優勝を飾った。
2位には後半まで先頭争いを繰り広げた中島が、3位には矢吹が入った。

リザルト

男子エリート(10Laps)

1位:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 1時間3分39秒
2位:沢田 時(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +25秒
3位:小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +2分17秒

女子エリート(5Laps)

1位:渡部春雅(明治大学) 36分43秒
2位:中島 瞳(弱虫ペダルサイクリングチーム) +17秒
3位:矢吹優夏(B•B•Q) +1分1秒

CM1(6Laps)

1位:石川正道(Champion System Japan Test Team) 43分43秒
2位:田崎友康(Toyo Frame) +15秒
3位:太田好政(Rapha Cycling Club) +47秒

WM(3Laps)

1位:唐見実世子(弱虫ペダル サイクリングチーム) 24分25秒
2位:安藤沙弥(SHIDO-WORKS) +54秒
3位:青木寿美恵(AX cyclocross team) +2分32秒

C2(6Laps)

1位:後藤 啓(スゴイカッコイイシクロクロスチーム東北) 45分31秒
2位:中曽佑一(shido-works) +16秒
3位:矢野大介(Rapha Cycling Club) +32秒

C3(3Laps)

1位:香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム) 22分38秒
2位:山本真也(TRC PANAMAREDS) +44秒
3位:氏原真之介(臼杵レーシング) +48秒

C4(4Laps)

1位:秋元 碧(ブラウ・ブリッツェン) 28分32秒
2位:木村将行(グロータック シングルスピード部)+10秒
3位:宮崎 晃 +32秒

CM2(3Laps)

1位:川崎隼輔(ウィンディー筑波シクロクロスチーム) 24分20秒
2位:塩見 学(BBQ Masters) +5秒
3位:小坂部恵一(FAST LANE Racing) +8秒

CM3(3Laps)

1位:臼井康二 24分49秒
2位:大関 拓(AIBE) +40秒
3位:高山秀樹(SNEL) +47秒

CL2+3(3Laps)

1位:石川七海(Champion System Japan Test Team) 23分59秒
2位:佐藤依子(SNEL) +1分33秒
3位:森田由美子(Gufo Cycle Works) +3分9秒

男子ジュニア(6Laps)

1位:高橋 翔(cycleclub 3UP.) 43分41秒
2位:永野昇海(イナーメ信濃山形) +2分37秒
3位:大関 宙(会津学鳳高校) +3分7秒

男子U-17(3Laps)

1位:澤井千洋(SNEL) 22分20秒
2位:野嵜然新(RACING TORQUE) +1分13秒
3位:室伏碧透(AVENTURA VICTORIA RACING) +2分50秒

男子U-15(4Laps)

1位:松村拓弥 28分28秒
2位:佐竹清亮(アラスカワークス) +32秒
3位:山田駿太郎(Team GRM)+1分0秒

CK3(4Laps ※ショートコース)

1位:三上将醐(アスリチューン・コラッジョU-19) 15分14秒
2位:野嵜一晴(RACING TORQUE) +30秒
3位:横田壮一郎(イオンバイクJr.レーシング) +37秒

CK2(4Laps ※ショートコース)

1位:吉川世名(イオンバイクJr.レーシング) 17分36秒
2位:富樫悠太郎 +30秒
3位:成瀬奏音 +35秒

・CK1(3Laps ※ショートコース)

1位:宮崎暖大(イオンバイクJr.アカデミー ) 15分34秒
2位:村田心泰 +23秒
3位:野嵜日貴(RACING TORQUE) +49秒

 

大会公式サイト:茨城シクロクロス
http://ibarakicx.com/

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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