KHODAABLOOM・STRAUSS PRO DISC【ハシケンのロードバイクエクスプローラー】
ハシケン
- 2021年11月13日
TECHNOLOGY
2014年から始まったコーダーブルームのレーシングロードへの挑戦。
歴代モデルのテクノロジーの結晶と言えるオールラウンドレーサー
「ストラウス プロ ディスク」のテクノロジーを明らかにする
T800とT700カーボンを駆使するバランス重視の実戦派レーサー
従来のファーナシリーズとはコンセプトを分け、レースマシンとしての立場を明確にして開発されたストラウス。サポート選手や販売店スタッフ、生産工場からのフィードバックも集約して理想形を追求。ゼロベースからワイヤールーティングなどの組み立てを検証し、フィールドテストも繰り返し実施した。結果、開発には2年を費やした。
フレーム素材には、高弾性カーボンの東レ製800カーボンをメインに、部分的にT700カーボンもブレンドし過度な剛性を抑える。フレーム重量は1065g、フォーク重量は435g(ともに480mmサイズ)に仕上がる。
日本ブランドならではの品質へのこだわりももつ。海外の生産拠点には、技術担当社員による工場調査および技術指導を実施。品質検査器具は国内の本社に保有し、JISおよびISOに定められた基準と同等、またはそれ以上の基準による強度試験を経て製品化される。さらに、国内入荷時には40項目の検品を行うなど、品質への万全の体制を敷く。
ジオメトリーはアジア人体型に合わせて設計され、サイズ展開は480mmと540mmの2つを用意する。また、光の当たり具合により光り方が変化する偏光色であるカメレオンカラーは、塗装工場と共同開発。奥深く、気品を感じさせ、バイク全体の印象を引き立てる。
01 T800カーボンをメイン素材にフレームのトータル性能を追求
02 空力性能を意識するブレードエアロフォーク
03 緻密なコントロール性を実現するテーパードヘッドチューブ
04 インテグレーテッドヘッド設計。機能美が光るフロントセクション
05 扁平シートステー採用で快適性も引き出すリアセクション
06 BBボリュームを生み反応性を高めるプレスフィットBB
100km IMPRESSION
勝ちを求めるレーサーをターゲットに開発したフラッグシップロード「ストラウスプロディスク」。
コーダーブルームが自信をもって送り出す最新モデルを多様なシチュエーションでインプレッション。
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